目の疲れは温める?冷やす?眼精疲労の効果的な解消法
日がな一日パソコンの画面を見つめる「デスクワークと眼精疲労」は、切っても切り離せない関係にあります。
目を疲れさせない方法があれば画期的ですが、今のところ100%の解決には繋がっていません。
まずは今日の疲れを明日に持ち越さぬよう、つらい眼精疲労を少しでも解消する方法があればいいと思いませんか?
そんな眼精疲労回復で有名なのが、温めたり冷やしたりという方法です。
全く真逆なことを言う人がいるのではなぜなのでしょうか?
さて「温める?」or「冷やす?」さて、あなたならどちらを選びますか?
眼精疲労の症状
気がついていないけれど、実はそれ毎日眼精疲労が蓄積しているかもしれません。
・目が疲れてつらい
・目が痛い
・視界がぼやける
・しょぼしょぼする
・涙目になる
・見えにくい
これらに加え、首こり、肩こり、頭痛、吐き気、めまいも眼精疲労の一つです。
眼精疲労の原因
温める、冷やすの前に根本的な眼精疲労の原因を把握しておきましょう。
- 目の使いすぎによるもの
- ドライアイである
- 視力矯正が合っていない
現代の眼精疲労の原因は「ほぼ目の使いすぎによるもの」とみられます。
その最たることが「パソコン作業」「スマホの使いすぎ」です。
同じ姿勢で長時間画面を見続けることで、誰でも容易に眼精疲労が起きてしまいます。
眼球の表面や結膜が異常に乾燥することによって起きる疾患が「ドライアイ」です。
その多くは体質的なことが原因とみられますが、目の使いすぎも原因となることが多いようです。
近視や遠視、老眼でメガネやコンタクトレンズが必要な場合、視力矯正が正しく行われていないと物が見えずらかったり頭痛が起きるなど、眼精疲労の原因になってしまいます。
眼精疲労を解消する方法
「忙しかった一日が終わったとき」それが眼精疲労を癒すときです。
それでは前置きが長かったですが、どのようにすれば効果的か、みていきましょう。
- 1.まずはお風呂に入る
- 2.目を温める
- 3.目を冷やす
- 4.さらにもう一度温める
どんなに疲れていてもシャワーだけで済ませず、必ずバスタブに入りからだを温めましょう。
全身を温めることで血流が活発になり、眼精疲労の原因の一つである血行不良が解消されます。
お風呂でからだを温めたあとは、直接目を温めましょう。
フェイスタオルを水で濡らし固く絞ったあと、レンジで一分温めます。
熱々のタオルを適温に冷ましたら畳んで目の上に乗せます。
仰向けに寝てしばしリラックス。。思わず寝てしまう気持ち良さです。
次にタオルを冷水で濡らし、固く絞って目の上に乗せます。
ひんやりと気持ち良さを感じながら、ここで一分ほどリラックス。
温めた目を今度はギュッと冷やすのは、実に気持ちが良いものです。
冷やしたあとにもう一度レンチンし温めたタオルを目に乗せます。
じんわりと目の奥まで温まるのを感じながらリラックスしましょう。
仕事中に簡単に眼精疲労を取るには?
上記の方法は1日の終わりにゆっくりと疲れを癒す方法ですが、仕事中にも疲労を感じた時サッと取りたいですよね?
仕事のパフォーマンスを落とさないためにも、即効性のある応急処置をお伝えしますね。
- 手のひらで癒す
- 濡れタオルで冷やす
仕事中に目の疲れを感じても、すぐにそれを解消することはなかなかできませんよね。
しかしなにもツールが無くても、すぐに解消できる方法があります。
それは「両手を使う」こと。
両方の手のひらをこすり合わせ、ポカポカと温まり始めたら手のひらをそっとまぶたにあてがいます。
ほんのりとした温かさで、ジーンと目の疲れが取れるのを感じることができます。
昔から「お手当て」という言葉があるように、人の手を当てると痛みや疲れが取れる不思議な力が本当にあるのです。
仕事中にトイレに立ったときなどに、ハンドタオルを水で濡らし目に当てます。
一分ほどそのままリラックスすれば、使い過ぎた目の疲れが癒されていくのを感じます。
アイメークが気になるときはティッシュペーパーでカバーした上にタオルを乗せればOKです。
ポイントは「気持ち良さ」を感じること
「温める」「冷やす」実はどちらも有効なのが眼精疲労を癒す方法です。
酷使して疲れた状態のところに、心地良さや気持ち良さを与えてあげることは目にとって最高のご褒美です。
もし時間があれば「温め&冷やす」を繰り返してみるのも効果的です。
目に何らかの疾患が無い限り、気持ちの良い眼精疲労解消法をぜひ試してみてくださいね。