【年だけじゃない】物忘れの原因と解消法

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何かをしようと2階に上がった瞬間、「あれ?何しに来たんだっけ?」といった経験はありませんか?
そして一生懸命思い出そうとしても、たったの数十秒前に考えた事が思い出せない。。
 
物忘れは加齢によるものと、病気が原因で引き起こされるものとの2つに大別されます。
今回は主に加齢による物忘れについて、その原因と回復させる解消法などをご紹介していきます。

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加齢と病気の場合の症状の違い

 
加齢
 
簡単な見分け方は全部忘れているか、一部忘れているかです。
例えば冒頭の2階に上がった時の事で説明すると、加齢による物忘れの場合は今さっき2階に上がった事は憶えているのですが、何をしようと思ったのかを思い出せないという症状。
 
それに対して病気とうたがわしい場合は2階に上がったことすら忘れていて「ここはどこ?ここで何してるんだろう」という感じです。
 
さらに例をあげると、加齢の場合は昨日の夜食事をしたことは覚えているけど何を食べたか思い出せないという単なる物忘れですが、病気の場合は食事をした事自体を憶えていないのです。
後者の場合はアルツハイマー型認知症の疑いがありますので、早い段階で一度専門医で検査を受けられる事をお勧めします。
 
 
 

物忘れをする原因

 
原因
 
物忘れがひどくなる原因は主に以下の要因が考えられます。
 

  • 睡眠不足
  • 仕事が忙しいなど睡眠不足が続くと、脳にある情報を一時保管する「海馬(かいば)」の働きが著しく低下しついさっきあった出来事でも忘れてしまうようになります。
     

  • ストレス
  • 海馬に一旦保存された必要な情報は、電気信号により記憶として脳内に蓄積されます。
    ですがストレスが溜まっていると、脳内に送られてくる記憶の電気信号がエラーを起こします。
     

  • 情報過多
  • テスト勉強や、仕事などに加え、TVやSNSからの情報など、現代人は情報過多になっています。
    必要な情報と必要でない情報が脳内で分けられ、キャパオーバーした不必要な情報はどんどん消されてい生きます。
    ですので、「昨日の夜何食べたの?」と聞かれても「さあ、何食べたっけ・・」となるわけです。
     

  • 脈とび
  • 脈とびとは、正常な脈拍が途中で一時的に止まってしまう事で、2秒以内の脈とびなら特に問題はないのですが、3秒以上の脈とびが頻繁に発生すると
    新鮮な安定した血液を必要とする脳に悪影響を与えます。
    症状は物忘れに加え疲労感、息切れ、めまいなどです。
     

  • 脳の老化
  • 脳は20代をピークに老化が始まり、年齢とともに細胞の数も減少して記憶力が低下します。
    さらに50代を過ぎる頃から判断力や適応力の低下も加わり、ますます物忘れが激しくなります。

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自宅で出来る物忘れ解消法

 

  • 日記を書く
  •  
    日記
     
    日記を書くためには今日起こった出来事を思い出しながら書かなくてはいけません。
    とても効果的な記憶力トレーニングで、脳を活性化させ、脳の中のメモリーユニット海馬の若返りが図れます。
     

  • 簡単な計算を習慣付ける
  •  
    ドリル
     
    小学校の算数のドリルや、外に出た時に目に付いた数字の単純な足し算などを意識的に行うことで、日々脳内トレーニングが可能になります。
     

  • 新聞や雑誌を声を出して読む
  •  
    音読
     
    普段友達と雑談をする際、脳はあまり使っていません。
    しかし新聞や雑誌など普段使い慣れない文章を声を出して間違えないように読むと言う行為は
    脳をフル回転させます。音読は脳に刺激を与え記憶力を鍛え直すことができる有効なトレーニングです。
     

  • 適度な運動をする
  •  
    運動
     
    ラジオ体操やウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動は、脳のコンディションを整える方法お勧めです。
    また、運動は物忘れの原因であるストレスの解消にもなり一石二鳥です。

 
 
 

スマホ依存症にならない

 
スマホ依存
 
「現代人は江戸時代の人間が1年で得る情報を1日で得ている」といわれている程、ワイドショーやニュースなどから意味のない情報を何も考えずに得ている情報過多に陥っています。
 
インプットしているようで、実は眺めたり流し聞きしているだけですので脳の活性化というよりは、無駄なノイズが多く脳に入り込み生理ができなくなっている状態といえるのです。
 
また「あれなんだったっけ」と思った数秒後にはスマホで調べるというのが当たり前になっていませんが?
 
自身で考えたり思い出したりする回数が減れば減るほど脳は退化し、本来もっている力を失っていきます。
情報というノイズを意識して脳に入れない時間を作ることも、物忘れ予防や自分で考えたり思い出す力を鍛えることに繋がるのです。
 
 
 

物忘れ解消に有効な食べ物

 
物忘れを解消する栄養素を摂取することも非常に効果的です。
 

  • ココア
  • 亜鉛は海馬に有効な栄養素です。牡蠣(かき)やレバーにも亜鉛は含まれていますが、身近な食品で一番効率よく摂取できるのはココアです。
    1日約400ml、朝と夜にコップ1杯のココアが効果的とされています。
     

  • 枝豆
  • 脳の神経細胞に含まれる成分「レシチン」。
    枝豆にはこのレシチンが含まれていて脳の活性化ばかりでなく、物忘れ防止や認知症予防の効果があります。
     

  • 青魚(さんま、さば、いわし等)
  • 脳に良いとされるビタミンB群を沢山含んだ食品です。
    青魚は加齢による物忘れ防止や記憶力アップにもっとも適した一押しの食品です。

 
加齢と共に物忘れがひどくなるのは当たり前、、一般的にはそうされていますが、
仕方ないか、、と流していると脳の情報活動はそこでストップし、物忘れは益々進行してしまいます。
アルツハイマー予防の意味でも、今から脳を活性化させ、ぜひ心身共に元気な状態を維持していってくださいね。


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京都出身。オーガニック子供服を販売するネットサイトを運営しながら、現在はアロマトリートメントについても独学で勉強中。女性らしく、ココロもカラダも美しいライフスタイルを目指しています。

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