ストレス解消のカギは「肩甲骨」にあった!?
毎日の長時間労働や、通勤による仕事疲れ。
上司や近所のあの人との関係がうまくいっていない。
家に帰ってきてもイライライライラ。。
現代人は何かとストレス過多だといわれていますよね。
時間に追われ、慌ただしくタスクをこなし、情報を脳で処理しているうちに蓄積しているストレス。
もちろんストレスが無い人なんていませんし、不満や不安など、適度なストレスがあるからこそ、人は努力するといわれています。
ですが、、過度なストレスは非常に問題です。
適度な運動や、好きな趣味に没頭するなど、ストレス解消方法がいくつも紹介されていますが、ストレス解消には「肩甲骨」が重要って知っていますか?
今日は、ストレス解消のポイントになる「肩甲骨」についてお伝えしますね。
ストレスが溜まると肩に力が・・
今、この文章をどこで読んでいますか?
自宅のパソコン?会社?移動中の電車の中かもしれませんね。
何気なく読まれているかと思いますが、今ご自身の肩に意識を持っていってみてください。
そして、意識的に息を吐きながら、肩の力を抜いてみてください。
どうですか?
無意識のうちに肩に力が入っていた事に、気が付く人も多いのではないでしょうか?
身体は外部からの刺激に対して、何かしらの反応をします。
遠くからボールが飛んできたら、反射的に身をかがめますよね?
それと同じように、精神的刺激(ストレス)にも身体は反応し、緊張状態を作っています。
つまりは、知らず知らずに肩などに力が入り、全身がガチガチの状態になっているのです。
ガチガチの身体では、当然血行が悪くなり酸素や栄養素の運搬がスムーズではなくなります。
それが原因でどんどんと体の回復力は低下していき、体調不調やけだるさ、節々の痛みなどを発症させていきます。
肩甲骨がストレス解消のポイント
ガチガチに固まった身体では、邪気にも似たストレスはなかなか外に出ていかず解消されません。
そして、ストレス過多で身体が硬くなっている方は、肩甲骨周りがガチガチになっているケースが多く、身体の動きが鈍いため、ストレスが逃げにくい体質になっているのです。
肩甲骨には肩と腕をつなぐ役割があり、多くの筋肉が集中しています。
ここの筋肉が固まっていると、ストレスを感じやすく余計に溜まる傾向にあります。
肩甲骨周りの筋肉を、動かし柔らかくしてあげることで、多くのストレスが発散されていきますし、肩こりも解消されるので、一石二鳥です。
肩甲骨ストレッチを実践しよう!
肩甲骨を柔らかくするには、動かしてストレッチ効果を高める方法が一番です。
肩甲骨は、意識しないと普段はほとんど動いていない場合が多く、そのためにガチガチになっているからです。
◆肩甲骨ストレッチ
さて、実際に肩甲骨を効率良く動かすには、どのようなストレッチ法が効果的なのでしょうか。
自宅で簡単にできる方法として次の動画をご紹介します。
◆両手振り運動
もっと簡単で、どこでも出来る方法としては「両手振り運動」があります。
船井総研会長の故・船井幸雄さんが毎日実践していたことで、有名になりましたが、中国では〝万病を治す秘法”とまでいわれている運動です。
やり方はいたってシンプルです。
2.手のひらは内側に向けて、両腕を水平に上げます。
3.そのまま下がる所まで。両腕を振り下ろします。
4.その反動でまた両腕を水平に上げ、再び振り下ろします。
5.この運動を1~3分程度繰り返して行います。
どうですか?すごく簡単ですよね?
ものすごく単純な動きですが、肩甲骨が効率よく動かされて柔らかくなります。
筆者自身も毎朝両手振り運動を行っているのですが、肩甲骨の可動域が上がってとても気持ち良いですよ。
またもう一つおすすめなのが、メジャーリーガーである前田健太投手で有名なマエケン体操です。
肩甲骨をぐにゃぐにゃと回す体操ですが、こちらも肩甲骨の可動域があがりとても効果的です。
肩甲骨ヨガのすすめ
また肩甲骨を動かすには「ヨガ」がとても効果的です。
ヨガは何気ない動きの中に内臓の位置を調整したり、普段伸ばせない筋肉を伸ばしたりと全ての動きに意味があります。
そして肩甲骨の動きも重要視しているため、ゆったりと気持ち良く肩甲骨を動かすことができます。
そもそもヨガ自体に高いストレス解消効果がありますので、一石二鳥な方法といえるのではないでしょうか?
呼吸を整え、瞑想効果も高いヨガは、今実践人口が爆発的に増えていますが、その多くが健康と共に心を整えたいと始める人が多いため、ストレスを抱えている現代人にはおすすめの方法といえますね。
普段定期的な運動が出来ていなかったり、ストレス発散が上手くないと思っている方は、ぜひこの肩甲骨ストレッチを実践してみてください。
特に簡単な両手振り運動は1分だけですので、毎朝の習慣にするなど、長く続けてみることをおススメします♪