カロリー制限は危険?痩せすぎ体型のデメリット

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友人から「太った?」と言われ、落ち込んだことはありますか?
いつでもダイエットを心がけて小食にしているのに、友人の何気ないひと言は、私たちの気分をどん底にさせてくれます。
 
ところで「なぜ痩せていることがいい」のでしょう?
スタイルがよく見えるから?思いどおりのファッションを楽しみたいから?
 
しかしそこには大きなトラップが待ち受けています。
ひょっとして栄養失調の疑いさえある「痩せすぎのデメリット」について検証してみましょう。

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自己流カロリー制限で栄養は摂れてる?

 
カロリー制限
 
スリムなスタイルを保持するために、一般的には「カロリーを制限すること」が大切といわれています。
しかし実は、何でもかんでも食べるものを制限すればいいというものではなく、場合によってはカロリー制限がデメリットになることもあります。
 
成人女性の場合、一般的に一日あたりの必要摂取カロリーは約1,800〜2,000キロカロリーなのに対し、低カロリー食は一日約1,000〜1,200カロリーと大幅にその熱量を減らした食事となっています。
 
スリムなスタイル=「低カロリー食」というイメージは広く定着していますし、生活習慣病によりカロリー制限せざるを得ない人たちのためにはカロリー制限は無くてはならないものです。
 
人が健康で生きていくために、最低限の栄養は必ず必要なのですが、低カロリー食を実践している場合、果たしてきちんと必要栄養素が摂れているかは大きな疑問です。
 
 
 

痩せすぎ体型のデメリット

 
痩せすぎ体型
 
カロリーの低い食事を心がけていても、そのコンテンツが間違っていると「栄養失調状態」となります。
 
特に10代から20代にかけて極端な低カロリー食を続けていた場合、その後の体調に大きな影響を与えてしまいます。
栄養分が飢餓状態になると体内ではどのような変化が起きるのか、みてみましょう。
 


1.カロリーの消費を抑えようと筋肉を減らす。
 
2.代謝をうながす甲状腺の分泌が減るため、全身の代謝が落ちる。
 
3.食欲が落ちる。
 
4.活動量と運動量が激減する。
 
5.免疫力と抵抗力が落ちる。
 
6.疲れやすく病気になりやすい体質になる

 
 
特に自己流で極端にカロリー制限を行う間違ったダイエットは慢性疲労、冷え性、内臓機能の低下を生み出します。
 
さらに女性には将来的に妊娠出産の可能性がありますが、間違ったダイエットにより以下の問題が考えられます。
 
1.妊娠中に貧血を起こしやすい。
 
2.生まれた子どもが理想的な体重に満たない「低体重児」になる可能性がある。
 
3.栄養分が足りていない状態で生まれることから、体質的に成人病になるリスクが高い。

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健康的なボディを目指す

 
健康ボディ
 
「痩せたい」「スリムなからだをキープしたい」など、女性たちの欲望はとどまることを知りません。
ダイエットをする目的のベースは「美しくなりたい」からです。
 
しかし食事制限だけではウエイトコントロールは難しいのです。
必ずウォーキングやヨガなど、まずは軽い運動から始めるようにしましょう。
特に運動をまったくしてこなかった方はこれだけでも綺麗に痩せることができます。
 
そして同時に新鮮で豊富な種類の食材を取り入れたバランスの良い食事を摂るように心がければ、体質がポジティブに変化します。
またモデルに似せた体型にするのではなく、健康な「自分のからだをまず好きになる」ことが大切です。
 
人間の身体は入力(カロリー・食事)よりも出力(燃焼)が多ければ必ず痩せるようになっています。
ですが、ほとんどの人は入力を無理やり減らすことで痩せようとするため、例え痩せたとしても内臓や肌質などが見えないところでボロボロになっていた、、というパターンが本当に多いです。
 
特に最近では痩せすぎた身体を目指すのではなく、より自然体で健康的なボディこそ美しいとされる時代になっています。
 
 
 

スペインの痩せすぎ対策とは

 
スペイン対策
 
美容や健康に対する意識がより高く先を行っているのが欧州です。
中でもスペインでは「国民は健康を保護される権利を持つ」憲法で定められていることから、国で痩せすぎによるリスク対策が行われています。
 
その基準は健康的にスリムであっても、決してガリガリではないというもの。
 
まずはファッションショーのモデルやマネキンを実際の体型に合わせるというのもその一つの対策。
モデルの体型は誰でも憧れますが「モデルそのままの体型に変えること」そのものが、もはや身体にとってリスキーということです。
 
どうしても芸能人やモデルさんに憧れてそこに基準を合わせようとしがちですが、より健康的なボディスタイルこそ美しい女性の象徴です。
痩せすぎは女性らしさを半減してしまいますので、あくまで健康ボディを基準にしてくださいね。
 
 
 

まとめ

 
1.低カロリー食は栄養失調を招きやすい。
2.栄養分の飢餓状態を続けると自分だけでなく、生まれる子どもにも悪影響が出やすい。
3.痩せすぎは健康体ではない。
4.モデルの体型になろうとしない。
5.理想的な体型を求めるのであればバランスの良い食事と運動が一番。
6.自分のからだを好きになろう。
 
痩せすぎはからだに良くないばかりか、わたしたちの子孫にも重大な問題を残すかもしれないことがよく分かりました。
健康体に痩せすぎの人はいません。
肌ツヤがよくイキイキとした女性になるために、まずは好き嫌いせず何でもよく食べ、適度に運動しましょうね。


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36歳で第一子、39歳で不妊治療で第二子を授かった経験あり。 子育ては大変ですが、女性として美容や健康への努力を忘れない努力は大切にしています。 皆さんのお悩みに寄り添いをサポートさせていただきますね♫

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