靴や化粧品などスーツケースの中身を減らす収納方法
ここ数年、旅先で活躍するスーツケースはゴロゴロと転がせるタイプが主流となり、中身をぎっちりと詰めても楽に移動できるようになりました。
重いものを入れたり、おみやげをたくさん詰めてもまったく問題なしですが、ちょっとした工夫でその重さをグンと軽減できるのを知っていましたか?
今回はスーツケースの中身を減らす方法に加え、目からウロコな情報にフォーカスしてみました。
化粧品を小分けするコツ
旅支度を始めると意外に多いことに気づかされるのが「普段使いの化粧品たち」です。
シャンプー、リンス、トリートメントを始め、化粧水などの基礎化粧品やメイク道具、ヘアアイロンまで入れたらそれだけでスーツケースが一杯になりそう。
旅先とはいえ、いつも使っている基礎化粧品をそのままのケースで持っていく」という人はも多いと思います。
しかし中身を使い切るわけでもないのに、そのままの形で持っていくのは荷物と苦労を増やすだけ。
こんなとき省スペース&コンパクトな収納方法を知っていると役に立ちます。
- ソフトコンタクトレンズが使える
- 「ストロー」で驚きの「液体収納」
- 小型ジッパータイプの袋でもOK
ソフトコンタクトレンズを保存する容器はレンズの保管だけでなく、クリーム状の化粧品を入れるのにも便利です。
密閉式なので漏れてくる心配がありません。
ただし一度クリームを入れた容器はコンタクト用にはしないようにしてください。
クリームを入れ替える容器専用にして使ってださいね。
1泊や2泊程度の小旅行ならシャンプーを使う頻度も数回程度で済みますが、そんなとき「ストロー」が便利です。
対応するシャンプーやリンス、トリートメント類はポンプタイプがベストです。
100均で手に入る「太めのストロー」を化粧水やシャンプー1回分の量が入る程度の長さにカットします。
同じく100均で手に入る「シーラー」(食品の袋の口を熱して密封するもの)で温め、片方のストローの先端をつぶします。
反対側からポンプの口を射して数回プッシュし、中身をストローの中に流し込みます。
適量を流し込んだあとの注ぎ口を、先ほどと同じようにシーラーでつぶせば一回分の小分けができあがります。
ポンプタイプのボトルであれば液体系の化粧水や乳液でも大丈夫。
注入したあと漏れないか必ず確認してくださいね。
使うときはハサミで先端を切り、ストローを傾けて中身を取り出します。
100均には様々なサイズのジッパータイプの袋が販売されています。
その中でも特に小さいジッパーは旅行用の各種液体の持ち運びに最適です。
化粧品やシャンプーを入れても意外に漏れません。
しかしいくら漏れないかもしれない、とはいえ完全防水ではないため、さらに大きなジッパーに入れて漏れを防止することをおすすめします。
靴やソックスの収納にひと工夫
「スーツケースのどこに入れようか」といつも考えてしまうのが、足元のファッション「靴たち」です。
汚れやすいのでできれば単独で収納したいもの。
ここでは靴とソックスのワンポイントアイディアをご紹介します。
- 探さずに使えるソックスの収納法
- 靴は使い捨てのシャワーキャップを使う
「ソックス」はアンダーウエアとともに収納することが多いはず。
しかし、いざ使うときアンダーウエアとソックスは同時には使わないことの方が多いのでは?
そんなとき「靴の中に丸めて入れる」という方法が理にかなってます。
靴の中には空きスペースがありますが、ここは普通何も入れませんよね。
しかしソックスであれば「足元」という同じカテゴリーですからそれほど抵抗ありません。
詰めれば靴一足に3日分以上のソックスが入り、省スペースにつながります。
靴収納に「シューズ専用の布袋」を使う人が多いかもしれません。
しかし汚れた袋にまた靴を入れるのはちょっと考えもの。
そんなときホテルに用意されている使い捨てのシャワーキャップが便利です。
シャワーキャップを広げるとちょうど靴がすっぽり入るサイズです。
周囲のゴムにより適度にくるまれた状態になり、収納しやすくなります。
汚れたら「ポイッ!」と処分できるのも魅力です。
ネックレスの収納方法
旅行中だからこそ、いつもよりおしゃれに過ごしたいですよね。
襟元にも1本のネックレスがあればさらに華やかさを演出してくれます。
さてそのネックレス、今までどんな風に持ち運んでいましたか?
そのままポーチに入れ、からんだものをほどくのに四苦八苦、なんてことは「ネックレスあるある」ですよね。
こんなときやはり「ストロー」が便利です。
ネックレスの長さに合わせてストローをカット。
留め金を外したネックレスの片側をストローの筒に通し、反対側の留め金に止めます。
これだけでネックレスがからみにくなり傷みも防ぎます。
海外でスマホ充電できない!を解決
「スマホ充電」は毎日のルーティンワーク。
でも海外に渡ったとき、ケーブルを持っていてもプラグが合わなくて困った経験はありませんか?
とはいえ各国で電圧が違うガジェットを全部揃えるなんて面倒だし大変です。
そんなとき、ホテルの客室内で簡単に充電できる機能を見つけることができます。
備え付けのテレビの裏側を見てみてください。
最近のテレビであればたいていUSBスロットが付いています。
スマホのケーブルをそこへ差し込めば、なんとそのまま充電できてしまいます。
これは目からウロコ!
荷物を減らすだけで快適な旅
旅先で快適に過ごすために日常生活のケア用品をそのまま持っていくのがベストです。
しかしもし荷造りの際、もし大荷物になるのであればそのコンテンツを見直す必要があります。
「旅の達人の定義」は「荷物が少ないこと」。
ちょっとした工夫があれば荷物を減らすことはできます。
ぜひ参考になさってみてくださいね。