【睡眠の質は骨盤で決まる?】自律神経コントロール法
良質な睡眠は美容と健康にとって必要不可欠ですよね。
ぐっすりと深~い眠りに付いて、翌朝は気持ちよく目覚める。
この〝質の高い睡眠”をしっかりと取ってあげるというのが、人間の心身バランスを整えるのにとても有効です。
私自身、良質な睡眠をとろう!と意識してから、健康面ももちろんですが、
生活のメリハリや気持ちが前向きになるなど、あらゆることが上質になる側面があることに身をもって体感してきました。
で、本題。 この良質な睡眠を確保するためには、骨盤が重要って知っていましたか?
今回は「良質な睡眠」のための、骨盤運動による自律神経コントロールについて解説したいと思います。
骨盤と自律神経の関係性
骨盤は温度によって変化するのですが、暖かい季節や南国では骨盤が開きやすくなるといわれていて、逆に、寒い季節や北の国では骨盤が閉じやすくなります。
イメージして頂くとわかりやすいのですが、南国の人ってなんだかゆったり、のんびりした印象。
逆にロシアなど北の国の人は、厳格でキチッと緊張感のある印象ってないですか?
これって実は、
暖かい季節(骨盤が開きやすい)=副交感神経が働きやすい
寒い季節(骨盤が閉じやすい)=交感神経が働きやすい
という骨盤の動きと、自律神経が関係しているんです。
交感神経と副交感神経は自律神経と呼ばれるもので、自律神経が私たちの意志に関係なく、
呼吸や体温調整を行ってくれています。
また自律神経は交換神経と、副交感神経の2つが入れ替わることでバランスを保っていて、
交感神経は身体を活発に動かす神経(興奮状態)で、副交感神経は逆にゆったりとしているとき(リラックス状態)に働く神経です。
つまりは、骨盤の動きを変えることで、自律神経がコントロールできるんです。
これはいいかえると、身体の動きと脳はとても密接に繋がっているため、身体を変えれば脳(自律神経)も変わるということです。
自律神経と睡眠の関係性
これは改めてお伝えする必要もないかな?と思うのですが、念のため。
睡眠中は一日の中で、もっともリラックスした状態です。
ですが、現代人は昼間にパソコンやテレビから大量の情報を無意識に詰め込んでいたり、
仕事や人間関係でストレスを溜めているため、睡眠中も副交感神経(リラックス状態)が働きにくくなっています。
いかにスムーズに副交感神経に移行して、深~い眠りにつけるかが、良質な睡眠を目指すにはとても重要なんですね。
リラックス状態を作る骨盤運動
骨盤を変えるポイントは、
※※仙骨を前に押し出し、座骨を少し開くことです。
具体的は方法は動画でみるのが一番わかりやすいかと思います。
骨盤の動かし方
朝起きた時けだるかったり、あまり寝た感じがしない方は、交感神経が優位に働き神経過敏な場合が多いです。
リラックスするために脳やココロを落ち着かせようと、ついついメンタル方面を気にしがちですが、脳や神経をコントロールするには、頭やココロではなく、実は身体を変える事が一番早い方法なんです。
運動を全くしていない方は軽いジョギングやウォーキングを始めて継続するだけで、体調に大きな変化が起こり始め睡眠の質もぐっと上がりますよ。
今回はより簡単に行える骨盤にフィーチャーしてみましたので良質な睡眠を取るために、ぜひ寝る前にベッドの上などで試してみてはいかがでしょうか?