口癖や遅刻癖など悪習慣なくせを治す改善法
「無くて七癖あって四十八癖」ということわざがあるように、人には必ず「良いくせ」「悪いくせ」を合わせ持っています。
気づかずについやってしまうくせから、気づいているのにどうしてもやめられないくせまでさまざまですが、悪いくせを良いくせにシフトチェンジできれば生活の質が上がり、生活そのものが楽になります。
さてその方法とは?
「くせ」と「依存症」の違いとは?
よく似ているようにみえる「くせ」と「依存症」ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
- 依存症
- くせ
依存症には「薬物」「アルコール」「ギャンブル」「ニコチン」などの物質的依存と「過食」「拒食」「買い物」「インターネット」「仕事」「運動」「恋愛」など非物質的依存があります。
そのままに放っておくと厄介な状態に進んでしまうことが多く、治療が必要な場合もあります。
小さい頃からの「大人の模倣」がその根源の一つ。
いいことも悪いこともその判断がつかないまま、大人のまねをすることで「くせ」として身に付きます。
また「くせ」により、潜在的な寂しさや不安を解消するとも考えられています。
「くせ」は大きな問題になりにくいため「悪いくせを直せない」と悩んでいる人が多いのも事実です。
「くせ」の種類
くせにはさまざまな種類があります。しかしいずれのくせも「家族にこういう人がいる」とか「職場にいる」「自分にこのくせがある」など、決して珍しいことではありません。代表的なくせをみていきましょう。
遅刻ぐせ
感情のくせ
髪を触る
爪を噛む
貧乏ゆすり
こんなくせは悪癖!
「髪を触るくせ」を持つ女性、多いですよね。
中には暇さえあれば枝毛を探すくせのある人もいます。
自分のヘアスタイルが気になることから起きるこのくせはある程度仕方がないものと思われています。
しかし周囲の人を不快にさせたり、巻き込んだりするようなくせは、いくらくせとはいえそのボーダーラインをはるかに越えています。
悪習慣な癖を改善する方法とは
- 口癖
- 遅刻ぐせ
- 感情のくせ
ついネガティブなことを言って相手に気まずい顔をされたことはありますか?
ネガティブな発想を変えるのはなかなか難しいものですが、これも親の影響が強く現れていると考えられます。
自分を守る防衛本能でもあるためつい口をついて出てしまいますが、言ったあとに「あ、やっちゃった!」と気づければすぐに「訂正」すればいいのです。
またネガティブなことを言い続けているとさらに加速し、ますます悪癖から抜けられなくなります。
早く気づけばそれだけ軌道修正は簡単です。
遅刻するは「朝の準備時間が足りていない」という現象から起きてしまいます。
このくせから抜けるのは意外に簡単です。
まず、部屋や洗面所に置く時計を10分間進ませておきます。
また「遅刻しないで済む電車の1本前の電車に必ず乗る」ようにします。
もし朝、つい二度寝するくせがあれば睡眠の質を向上させる工夫も必要です。
夜は眠るための時間です。
前の晩、せめて1:00amを越えないようベッドに入りましょう。
「すぐに怒る」「すぐに泣く」「すぐに心を閉ざす」いずれも感情のくせです。
特に「すぐ怒る」人は自分で怒っているのに気づいていません。
怒りと悲しみは表裏一体ですが、そんなマイナスの感情に潜むのは「寂しさ」や「不安」とみて間違いありません。
自分を抑え我慢を重ねたとき、思わず感情が爆発してしまいます。
特に疲れたときに出やすい感情のくせです。
そんなときこそ自分に優しくしてあげましょう。
観たい映画を観ながら涙を流す、好きなものを好きなだけ食べる、絶叫マシンに乗りに行く、などなど。
ただし周囲の人に優しさを期待してはいけません。
自分の感情を慰められるのは究極、自分しかいないのです。
終わりに
くせを良い習慣に変えることができれば、必ず生活の質が上がります。
まずは「くせを直すぞ」と決断することも大切です。
より良き人生のためにぜひチャレンジしてみてくださいね。