冬の乾燥ダメージ髪を「ツヤ髪」にする方法
乾燥した日が続くと、気がついたら髪がパサついて静電気でゴワゴワ…なんてことはありませんか?
冬はただでさえ空気が乾燥しているのに、暖房やエアコンで髪は水分を失いがちです。
目につきやすい肌の乾燥対策はばっちりでも、ついつい髪は後回しになっていませんか。
自分ではダメージヘアは気づきにくくても、他の人からは意外としっかりと見られているかもしれません。
今回は冬こそ気をつけたい髪の乾燥対策についてご紹介します。
乾燥と髪の関係
健康でツヤツヤした髪は水分を約12%保っていて、最大で約35%も保持できると言われています。
ですがそれに比べ、パサつきが目立つ髪は約7%と半分程の水分量になってしまうそうです。
そうなると、キューティクルが剥がれてツヤがなくなり、切れ毛や枝毛などが増えて髪が痛んでいるのが目立つようになります。
このような髪は、傷んだ場所から水分が抜けやすくなり、更に痛んでしまうというダメージがダメージを呼ぶ悪循環な状態になってしまうのです。
また、髪の内部には細い繊維状のたんぱく質で構成されている、水分を溜め込む役目を果たす天然保湿因子と呼ばれるものが存在していますが、これも乾燥によって流失してしまい、パサつきに繋がります。
髪の乾燥対策
大事なのは髪の毛を乾燥させない、もしくは乾燥した髪にダメージを与えないことです。
毎日の生活の中で少し気を付けることで髪の乾燥を防げるケアを紹介します。
- ブラッシングは髪に水分を与えてから!
- トリートメントは洗い流さないタイプのものを!
- ワックスやヘアスプレーを使う
- 帽子をかぶる
- シャンプーをしすぎない
乾燥している髪をブラッシングすると、摩擦で静電気が発生し髪はダメージを受けます。
もしブラシがプラスチック製なら、少量の水で濡らしてからブラッシングしてください。
もしくは、ブラシを豚毛や木製になどの天然素材にすることもオススメです。
コンディショナーやトリートメントはいずれも髪をなめらかにして光沢を出し、静電気を抑える効果もあります。
洗い流さないタイプのほうが効果が高いのですが、なければトリートメントやコンディショナーをつけてシャワーキャップや、蒸しタオルで髪のすみずみまで成分を行き渡らせるようにしましょう。
ワックスやヘアスプレーを使うことで水分の蒸発を防ぐ効果があるので、用量を守って適量で上手に使いましょう。
帽子をかぶると、頭皮や髪にある程度の湿度を保つことができます。
また、空気中のチリやホコリもシャットアウトしてくれるので髪へのダメージも軽減できます。
ある美容師によると、できるならシャンプーは毎日しないほうが良いそうです。
というのも、濡れた髪を擦るという行為は少なからず髪へのダメージ与えてしまいます。
また、シャンプーの洗浄力は強力なので必要な油分や栄養までも洗い流してしまうそうです。
ですので、できれば2日に1回程度のほうが髪への負担を減らせるので良いそうです。
とはいえ、ワックスやヘアスプレーをつけている場合は落とさなければいけないので、1日に1回以上シャンプーしている方は1回に留めるようにしましょう。
後回しになりがちな髪への乾燥のケアのですが、しっかりとお手入れすれば目を引くうるツヤ髪になれるでしょう。
肌の乾燥対策も大事ですが、髪の乾燥対策もして気になるカレがドキッとするようなうるツヤ髪を目指しましょう!