寝ても取れない疲れの原因と対処法
朝、目覚めたときに「あれ?すごくスッキリしてるー!」とぐっすり眠れた爽快感を感じたとき。
これは「疲れとは無縁の状態」です。
反対に朝からどんよりからだが重く動きたくない状況のときは「疲れている」と自覚します。
発熱や強い痛みなどがあるときは仕事を休めるかもしれませんが、疲れているだけではそうもいきません。
ではなぜからだは寝ているのに疲れが取れないのでしょう?
その原因と対処法をしっかりとみてみましょう。
疲れを感じる原因
- 睡眠不足
- 多忙による疲れ
- 人間関係の疲労
- あらゆる疲労と疲労の蓄積
ヒトは「寝る」ことで疲労回復を図るため、「眠れない」「寝つきが悪い」「眠りが浅い」などの睡眠障害はからだに大きな負担を与えます。
その原因は多種多様ですが、不安障害やうつ病によるものがダントツトップです。
出張などにまつわる乗り物での移動は大変疲れるもの。
特に飛行機や夜行バスなど自由にからだを動かせない状態での移動は、からだもこわばりいくら寝ても疲れが取れず、もうクタクタです。
会社や家族など、あらゆる場面で人間関係は常につきまといます。
「は?」と思えるような言動を取ったり、想定外の行動を取る人がいるとそれだけで疲れを感じます。
そういう人に限って一緒にいる時間が長かったりしますよね。
いつも一緒にいるだけで疲れる人、あなたの周りにもいるはずです。
日々のわずかなストレスは肉体的にも精神的にも、疲労となって蓄積します。
溜まりに溜まった疲労はいつかは爆発してしまうかもしれません。
我慢強い人ほど爆発へのパワーも最大に働いてしまいます。
疲れへの対処法
では、毎日すっきりとした感覚で起きるため、疲労回復の手段はどんなものがあるでしょうか?
- しっかり寝なければ、、に囚われない
- 栄養ドリンクは飲み過ぎない
- 足裏マッサージ
- ストレス解消方法を知る
睡眠障害がある場合、ぐっすり眠れるということ自体、夢のような話かもしれません。
しかし「8時間寝なければならない」「朝までぐっすり寝るのが理想的」など一般的な形式にとらわれないようにすれば、睡眠の問題から自由になれます。
また「早寝早起き」ではなく「早起きをすれば早く眠くなる」もの。
生活サイクルを見直せば熟睡できるようになり、疲れも取れるようになります。
疲れたときに飲むドリンク剤が、意外に肝臓に負担がかかっていることはあまり知られていません。
疲れを取るために飲む精力強壮剤の効き目は一時的なものとしてとらえることで、依存しないですむようになります。
乗り物のストレスによる疲労の回復には足裏マッサージが最適です。
エコノミー症候群のように足を動かせないことから起こる全身疲労には足のマッサージが一番で、手っ取り早い回復が見込めます。
また足裏には無数のツボがあるため、知らず知らずに蓄積された筋肉や内臓の疲労回復にも役立ちます。
人間関係のストレスは、そのものズバリ「溜めないこと」です。
対人関係で受け入れられないことは結局我慢するしかないありませんが、我慢に我慢を重ねた結果、精神的疲労のメーターがあっと言う間に振り切ってしまいます。
何でも話せる友人に「どう思う?」と切り出し、辛い思いを聞いてもらうのは最も簡単な疲れを溜めない方法です。
ポイント
街にあるマッサージ店などでマッサージを受ける人が多い時間帯は夕方から夜です。
このことから仕事を終える時間帯が疲労を感じる時間帯でもあることが読み取れます。
1日を通し、忙しくてもヒマでも夕方から夜は誰でも疲労を感じる時間なのです。
「誰でも疲れている」そう考えることができれば少しストレスが軽減しそうです。
疲れているときは人には優しくできません。まずは自分に優しくしてあげましょう。
好きなものを食べる、好きなDVDを見る、マッサージを受けるなど、楽になれること、楽しめることをして、疲れを一刻も早くリリースしてあげてくださいね。