リラクゼーションセラピストとの接し方 NGな行為7選とは?
リラクゼーションなどのセラピストはお客さまを癒すのが仕事です。
しかしいくらお客さまとはいえ、「言ってはいけない」「やってはいけない」行動があります。
それをセラピストから直接お客さまに伝えることはできませんが、予備知識として知っておけば、お互い気持ち良くリラクゼーションのひと時を共有することができるのではないでしょうか。
「NGなこと」とはいったいどんなことなのか、みていきましょう。
「痛いから治して」と言う
からだの不調を治せるのは医師やそれに準ずる仕事をしている治療家たちです。
セラピストの役割はリラクゼーションが主体となっており、治療とは一線を画します。
からだをもみほぐすことで心身共にリラックスし、血流が良くなったり、筋肉が柔らかく変化することがあっても、からだの痛みや不調を治すことはできません。
また逆に医療行為を行うことは薬事法で禁止されています。
予約しなくてもすぐできると思い込む
ボディケアやリフレクソロジー、エステなどのリラクゼーションは、原則「予約」がマストです。
もし予約していないときでも空きがあれば、飛び込みで受けることができますが、原則「予約優先」です。
ベッドが空いているからと「すぐできるでしょ」と思っても、実は対応できるセラピストの人数が少ないときもあります。
電話やネットなどで予約しておけば間違いありません。
じっとするのが苦手
ボディケアはベッドにうつぶせになって行います。
しかしこのうつぶせが苦手な人もいます。
胸が苦しい、顔がつらいからという理由などのほか、じっとしているのが苦手な人もいます。
セラピストにとって一番施術しやすいのは「動かずに自分の身をすべて委ねてくれる人」です。
もしうつぶせはつらいという場合は「横向き」や「あおむけ」での施術をリクエストしてみてください。
俺様的な態度
普段、勤務先の上下関係で我慢を強いられることが多い人に程「俺様的な態度」の人がよくみられます。
横柄な言葉使いや態度、すぐキレるなど、問題行動が多い場合が多く、これは一部の起業家や経営者に大変多くみられます。
どんな人にも同様に対応しなければならないのがセラピストですが、極端な話、もし来店するたびクレイマーのような態度をとるようであれば他のお客様の迷惑にもなりかねないため、出入り禁止になってしまうこともあります。
酔った状態で施術を受ける
酔って気分がハイになっている状態でリラクゼーションを受けにくる人がいます。
しかしお酒を飲んでからの施術はまったくおすすめしません。
これはアルコール代謝するために心臓や肝臓がフル稼働しているからで、からだに相当な負担になります。
またお酒に酔っているとベッド上でジッとできないことも多く、施術が行いにくくなってしまいます。
異臭がする
体臭については仕方がないことかもしれません。
しかしあきらかに強い異臭がする人がいるのは事実で、特に一部の男性に多いのが強烈な足の臭いです。
個室のサロンであればさほど問題ないかもしれません。
しかしやはり他のお客様に迷惑になるほどの異臭をもつ方は、セラピストにとって実は最大級の困惑と悩みの種です。
電話番号のメモを渡す
セラピストはどんな人にも優しく接します。
そこで勘違いしてしまいがちな主に男性の行動が「電話番号のメモを渡す」ということ。
もちろんお互い共通の趣味やそれに基づく情報交換のためであれば、何ら問題ないかもしれません。
しかし、あきらかに店外で会うための手段として電話番号を知らせるのであれば、リラクゼーションサロンとしては迷惑行為にあたり、残念ながら「NG」です。
終わりに
疲れやストレスがたまっているとき、利用したくなるのがリラクゼーションサロンです。
セラピストに優しく接してもらう癒しのひと時は「また仕事頑張ろう!」という気分にさせてくれますよね。
しかし「自分はサロンにとって困ったお客さんになっていないか」と、ほんの少しでも考慮しておけば、もっと気分よく過ごせることに間違いありません。