肌の再生医療で若返り!方法やメリットデメリットまとめ
人の歴史が始まって以来、私たちの課題はいつでも「どうしたら若さを保てるか」でした。
若さをひと目で見極めるとしたらそれは「肌」ではないでしょうか。
現在では、そんな肌の状態を「再生できる方法」があります。
今回はこれから知っておいて損はない「肌の再生医療」についてお届けします。
肌の再生医療とは?
加齢による肌の老化は肌の細胞の減少から起きています。
いろいろな美容法や高価な化粧品を試してはみるものの、根本からの変化はほとんど期待できないのが現実です。
肌にとって何が一番効果的かは常に試行錯誤の状態ですが、新たに開発され話題沸騰なのが、自分の細胞を使うという「肌の再生医療」なのです。
肌の再生医療は、しわ、たるみ、まぶたのくぼみ、くま、ほうれい線などに効果が高いといわれています。
これまでの美容整形にありがちだった「皮膚を引っ張る」ことや、「皮膚の下に入れたものでシワを伸ばす」という方法とは一線を画しており、不自然な顔立ちになるリスクもありません。
治療方法のステップ
それでは、具体的に肌の再生医療を受ける場合どのような方法・ステップを踏むのか詳しくみていきましょう。
- カウンセリング
- 血液検査
- 皮膚から細胞採取
- 培養
- 肌に注入
- 定期健診
- 維持治療
まずはカウンセリングからスタートです。
今までに大きな病気やケガ、治療中の疾病やアレルギーがあるかなどの情報を医師に伝えます。
血液により潜在的な病気があるかを調べることができ、肌再生医療を行うにあたって問題がないかを確認します。
耳の周囲の皮膚から小豆大ほどの細胞を採取します。
臨床培養士によって皮膚から取り出された細胞は増殖の作業に入ります。
その後約一ヵ月かけ理想的な数の細胞になるまで培養します。
表面麻酔をした肌に注入していきます。
注入後は冷やしながら数十分安静にします。
注入は一度に行わず、2週間ほど間を開けながら2〜3回に分けて行います。
肌の再生医療はあくまでも「治療」です。
そのため半年ごとの定期健診が必ず必要です。
治療の効果を維持するために、冷凍保存し培養した肌細胞を1年〜2年おきに注入します。こ
れは肌の状態を理想的な形でキープする目的で行われます。
肌の再生医療の効果とメリット
肌の再生医療の効果は、肌のきめが細かくなる、化粧のノリが良くなる、ワントーン明るくなる、しっとり潤うなど、肌のためには良いことだらけです。
また別途費用はかかりますが、一度の採取した皮膚の細胞は長期冷凍保管することが可能なため数十年間に渡っての治療が可能です。
肌細胞は注入するたびごとに解凍され、数万倍になるまで培養されます。
デメリットはある?
個人差はありますが、肌再生医療の効果は約2〜3年です。
効果が半減するころにはまた施術を受けなければならないのがデメリットといえます。
また施術後、肌が落ち着くまでの期間を「ダウンタイム」と言いますが、このダウンタイムは約2〜3日必要です。
日常生活は問題なさそうですが、この期間は多少の腫れやむくみを考慮した方がよいかもしれません。
肌の再生医療の費用は?
肌の再生医療は保険適用外のため、すべて実費となります。
クリニックにより費用は異なりますが、初めて治療を受けるという場合は検査料に加え細胞抽出料と細胞を入れる注入料を合わせると、総額約50万円ほどになります。
まとめ
「美肌への投資」としての肌の再生医療、いかがでしたか?
あらゆる美容整形を根本から大きく変えた、人が持つ再生能力をフルに活かせる方法が肌再生医療です。
決してお安いものではありませんが、自然な若返り効果を永遠に続けられるのであれば、高くないかもしれません。
若い肌を手に入れてもう一度イキイキとした人生を歩んでみてはいかがでしょうか?