離婚かも…その前に取りたい結婚生活の乗り越え方
「結婚は人生の墓場。。」なんて言葉もありますが、テレビの街頭インタビューをみるたびに何人もの主婦たちが口にするのは「自由になりたい」や「旦那は元気で留守がいい」といった内容で、現況の結婚生活に満足している人はあまりいなかったり、実際に離婚を考えている人もいるのではないでしょうか?
そうかと思うと、様々な事情から「旦那とはうまくいってないけど、なんとかもう一度関係を修復したい」という人がいることも確か。
今回は人生の中で特に重い問題として君臨する「結婚生活に行き詰まったときの乗り越え方」について検証してみましょう。
目次
夫との結婚生活はもう無理!というとき
現代の結婚事情はとても多様性に富んでいて、赤ちゃんができてから結婚する「授かり婚」は今では当たり前のようになりましたね。
ひょっとしてW不倫からの結婚なんていう人もいるかもしれません。
結婚にいたる経緯は千差万別、人それぞれですが、「夫が付き合っていたときと違う人になってしまった」という想いを抱く人はかなりいるようです。
DV、酒乱、働かない、モラハラなどや、結婚した後に夫との相性の悪さが露呈してしまう場合もあり、辛く苦しい毎日を過ごしている人も決して少なくありません。
とはいっても、実際に「離婚」となると離婚にいたるほど決定的な問題が起きているわけではないので、あれこれ考えるだけで結局は行動に移せないまま何年もモヤモヤと経過している人も多いのではないでしょうか?
「離婚」がチラついたらまず行いたい行動とは?
結婚生活をリセットし、一人になれたらどんなに自由でしょう。
しかしいざ離婚するというとき、大きく立ちはだかるハードルがいくつもあります。
例えば小さい子どもがいる家庭では経済的な面を含め離婚の難易度が高いといえます。
いきなり高いハードルを乗り越えようとするのはリスキーです。
まずは大まかな計画を立ててみることから始めてみましょう。
離婚届をもらって一度記入してみる
離婚には離婚の届け出が必要ですが、まずはこの用紙を役所でもらってきましょう。
離婚届には夫婦それぞれに記入する箇所が決っているので、まず自分の項目だけ記入してみます。
ペンを走らせているうちに様々な思いが湧いてくるかもしれません。
「いつかこんな日が来ると思った」とか「いややっぱりやめておこう」など。
離婚への固い決意があるのなら記入は簡単に終わることができます。
逆に躊躇してしまうのであれば、まだ離婚への意志が固くない証拠ともいえますね。
また離婚届けには保証人欄があります。
保証人は親族だけでなく頼れる友人知人など誰でも大丈夫。しかしここに記入してくれる人を探したり選んだりするのは少々頭を悩ませてしまいます。
これがまず第一段階のハードルですね。
夫に離婚という選択も理解してもらう
離婚は夫婦お互いにとって大変に重い問題です。
その重い問題を相手に伝えるとき必須なのは「相手の機嫌がベストなとき」です。
決してケンカをしているときに勢いで離婚届を出してはいけません。
離婚は一時の感情の揺れ動きで決めるべきではないからです。
離婚という決断もあると考えるとラクになるという方は、離婚も含めて今後の2人の将来や関係性をじっくり話し合っていきましょう。
もし離婚にいたったとしても、関係だけの問題ではなく実際には財産分与や親権など解決せねばらなない問題が山積みということが多いもの。
冷静にお互い話し合いできるよう、夫が激高するくせがあるなど感情的になるタイプの場合、直接談判するのは避けた方が無難な場合もあります。
離婚専門のカウンセラーに相談する
離婚を専門とするカウンセラーであれば離婚トラブルに関する悩みの名案はお手もの。
暗く長い闇のような生活に一筋の明りが見えるかもしれません。
進展に行き詰まりを感じたときはぜひ相談してみるといいでしょう。
男性が離婚をもちかける理由
離婚は2人の問題ですから、当然女性側だけでなく男性からもちかけられることもあります。
愛されていたはずの夫との結婚生活にある日、思いも寄らず立ちこめた暗雲は夫から切り出された「離婚」の二文字。
とても動転されたことでしょう。
なぜ離婚を迫られなければならないのか?と今まさに理不尽な思いでいるかもしれません。
- 浮気からの本気
- 意外な原因が「日常の些細なこと」
本妻であるあなたにとってこれほどプライドが傷つくことはありません。
しかし「浮気は病気」ともいわれ、浮気性の男性は結婚には向いていないのかもしれません。
いずれにしてもあなたの絶望感は消えないままです。
でも実は結婚生活で一度でも浮気したことのある人は、再び浮気をする可能性があるのです。
修復しても浮気の心配は常につきまといますから悩みは一生尽きないかもしれません。
夫自身が結婚生活に魅力を感じない理由は必ずあります。
それは日々の細かいことかもしれません。
もしかすると「今まで精一杯努力してきたのに」という気持ちや「こんなことで?」と思うかもしれませんが、こんな些細なことが夫婦の間に深い溝を作っているのかもしれないのです。
・家では不満や愚痴ばかりではないか
・実家に入りびたりではないか
・夜の生活を拒否していないか
「離婚したくない」ときどうしたらいい?
前述したようになぜ今、離婚という選択に至っているのか?を1度じっくり見つめ直す必要がありそうです。
もし今まで子ども優先だったことに気づいたら、これからは夫を優先にする、不満や愚痴は言わない、おいしいごはんを作るなど当たり前のこと当たり前にやるようにする。
こんな簡単な努力と夫への感謝は忘れずに行えば、必ず夫に変化が現れるはず。
男性自身も離婚を本気で望んでいるわけではない場合がほとんどですので、家に帰るのが快適になれば必ず旦那さんは戻ってきますよ。
終わりに
離婚も修復も両方ともにそれなりにエネルギーが必要です。
しかしすべては「良くなる」ためのプロセスですから、ここががんばりどころです。
どちらの選択をしたとしても決してあきらめず「前進あるのみ」です。