炎症が強い大人ニキビを根本から改善する方法
「ニキビとは縁が切れない」若いときからニキビに悩まされている人は少なくありません。
ニキビのないツルンとした卵肌に憧れていても「自分はもう無理」と思っていたら注目!
大人ニキビもまだまだ改善の余地があります!
大人ニキビができる原因・流れ
- 1.肌のターンオーバーの乱れ
- 2.角質が厚くなる
- 3.毛穴がふさがり炎症を起こす
肌の状態を不調にさせる原因は様々です。
ストレス、紫外線、慢性疲労、肌に合わないお手入れなど、正常にコントロールする力を失わせる原因は大挙にいとまがありません。それらがベースとなり、通常であれば一定の期間で起きるターンオーバーに乱れが生じてしまいます。
皮脂腺で作られた余分な皮脂は、皮膚の表面に押し出されます。
しかし皮脂量が増えると表皮の角質が厚く変化してしまいます。
厚く変化した角質により毛穴がふさがれてしまうと、そこには不要な皮脂が溜まってしまいます。
いわゆる「コメド」というもので、さらにアクネ菌が増え炎症を起こし、大人ニキビへと変化します。
炎症が強い大人ニキビの改善ケア
- 漢方で自然治癒を高める
- 抗炎症作用の薬を塗る
【清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)】
体内のバランスを整えることで、老廃物を排出させるはたらきを促します。同時に炎症を緩和させるので、皮膚の状態を早く元に戻す効果が期待できます。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
ニキビの先端が膿んだようになっていたらとにかく触らないこと。
早めに防風通聖散を飲みましょう。
水分代謝を正常にする働きと老廃物の排出に優れているため、便秘傾向のときにも効果を発揮します。
「皮膚科に行く前にとりあえず薬を塗って様子をみたい」という場合、ニキビの状態により薬の向き不向きがありますから、買うものを決める前にドラッグストアの薬剤師に相談してみるといいでしょう。
一般的には抗炎症作用のニキビ薬であれば問題ありません。
普段のニキビケアのやり方
ニキビのできた肌はとても敏感な状態になっています。
また一見脂性に見えるニキビ肌ですが、実は乾燥肌が混合している場合がほとんど。
洗顔から基礎化粧品までしっかりと保湿できるラインナップで揃えてください。
殺菌作用のある基礎化粧品は一見ニキビに良さそうですが、肌のバリア機能が弱まる可能性があります。
またニキビが気になるからと顔を洗いすぎるのは逆効果。
やはりバリア機能が失われ乾燥し、ますます敏感肌になる可能性があります。
ニキビを全身からとらえる
部分的に起きる皮膚の不具合がニキビですが、全身からとらえた場合、解毒作用や老廃物の排出機能がうまく働いていないと考えられます。
ニキビ体質に便秘が多いのもその原因の一つ。
睡眠不足、偏食、運動不足から全身の流れが滞りがちで、疲れやすいのも特徴です。
体内の老廃物を流すための方法として「毎晩お風呂に浸かって温まる」「熟睡できるように工夫する」「サウナや岩盤浴を定期的に利用する」「マッサージを受ける」などがおすすめです。
最終手段は美容皮膚科?
【ニキビの元となる皮脂腺を壊す】
美容皮膚科では高周波を使い皮脂腺を壊す治療を行います。
ニキビを根本から改善させることができますが、自由診療のため保険は適用されません。
カウンセリングの際、費用を相談してみてくださいね。
「大人ニキビ」もう作らない!
肌の状態の良し悪しは、体内環境のアンバランスが大きな影響を与えてます。
ツルツルな肌が正常な状態だとしたら、ポツポツとできたニキビがある肌は、異常ということになりすぐにでも何らかの改善を行った方が良さそうです。
とはいえ、あれこれ対策を実行するあまりストレスとなってしまわないようにするのも大切。
まずはできることから始めてみてくださいね。