冬に「保温フードコンテナ」 魅力や用途は?
冬本番!コンビニではアツアツおでんが美味しそうに湯気を立てて、買ってくれる人を「今か今か」と待っています。
寒いからこそ「あったかメニュー」を食べて、ホカホカに暖まりたいところ。
お弁当にも、家から温かいスープとかおでんとか持参したいけれど食べたいけれど冷めちゃうからなぁ・・・。
いえいえ、大丈夫!
今回は、急激に脚光を浴びつつある「保温フードコンテナ」をご紹介します。
元祖は「お父さんランチジャー」
昭和の中ごろ、お父さんたち働き盛り世代が通勤時に肩から提げていたのが「ランチジャー」
しかしいかんせんその大きさは持て余すほどで、女性が持つには完全に不向き。
昭和の女子たちは、冷たいお弁当が当たり前でした。
バブルに向け、お昼ご飯はお弁当からレストランのランチに変わります。
贅沢なランチはバブルの象徴でした。
やがてバブルがはじけ、平成を迎えます。
経済は下降を続け、お父さん世代のお昼ご飯代は「ワンコイン」500円程度と、バブル時期に比べ1/3になりました。
日本中が節約ムードの中、再度注目を集めたのがいつでも温かい食事が摂れる「保温機能のあるランチボックス」でした。
お弁当箱から「フードコンテナ」へ
7~8年前無印良品から発売された保温ランチボックスは、ステンレス容器に発砲スチロールの断熱材でできた蓋でした。
アツアツご飯を詰めてもお昼までそのアツアツは持たず、保温機能としては今ひとつでした。
そこで、以前から保温ポットとして台頭し始めていたのが「サーモス」です。
真夏の冷たい飲み物から、真冬のホットな飲み物までカバーするサーモスのポットは保温性がずば抜けて良く、現在でも続く「マイポットブーム」の波に乗り、一躍有名になりました。
このサーモスから発売されたのが「真空断熱フードコンテナ」です。
コンパクトなのに高いな保温力
大きさは両手に入るくらいのグレープフルーツ大で、コンパクトです。
蓋は二重になっていて、ここが保温力の決め手となっているようです。
例えば前の晩に残った野菜スープを朝温めてそのままコンテナに入れ、コンビニでおにぎりだけを購入します。
さてランチタイム。十分すぎるほどアツアツの野菜スープにおにぎりのランチでお腹もポカポカ。
加えてデザートにプリンを食べても、この日のランチ代〆て200円!
様々な用途
広口になっているのでお湯だけ入れ、あとでティーバッグやフレーバーコーヒーの素などを入れると、出来たての飲み物を楽しむこともできます。
帰宅後、読書やPCに向かう時などもフードコンテナにお茶やコーヒーなどを入れ、きっちり蓋を閉めるといつでもアツアツを飲むことができます。
また冷凍の豚汁の具をお湯で戻してフードコンテナに入れ、熱湯とダシ入り味噌を加え蓋を閉めます。
お昼にはアツアツ豚汁の出来上がり。
注意点
便利なフードコンテナも注意するべきことがあります。
餃子やキムチなどの「匂いのある食材」は、温めるとさらに匂いが強くなります。
ランチタイムを共有する同僚がいるときは配慮が必要です。
近未来的グッズの先駆け「真空断熱フードコンテナ」一度使ってみたくなりましたか?
アツアツの食べ物がこれほど至福なものと改めて思うこと間違いありません。
経済が低迷する中、上手に節約する方法としてフードコンテナに「投資」!
ぜひお試しくださいね。