えごま油の認知症予防・ダイエット効果がすごい!
韓国料理好きな筆者には日頃から馴染み深い食材である「えごま」。
えごはは「ごま」ではなく、「しそ科」の植物です。
そのえごまから作られている「えごま油」が実は認知症予防など様々な効能があるのをご存知ですか?
油は普段のお料理から良く使うので、普段使いの油を変えるだけで知らず知らずに健康向上に繋がるのです。
えごま油に多く含まれる栄養素
- エゴマ油にはαリノレン酸という成分多くが含まれています。
α-リノレン酸とは、人間の体内で自力では生成されることのない脂肪酸であり、必須脂肪酸の一つで、このα-リノレン酸は、体内に入るとEPAまたはDHAという栄養素に変化します。
EPAやDHAは脳に良い栄養素の代表格とされ、主に青魚に多く含まれているのは有名ですよね。
それが、えごま油でより簡単に摂取できるのです。
実はえごま油に多く含まれるα‐リノレン酸自体が脳に良い影響を与えるのではないんですね。
α‐リノレン酸が体内で脳に大切な栄養素であるEPAとDHAに変身することで、脳に良い影響を与えるのです。
えごま油の効果効能
- 認知症の予防
- 血栓の予防
- うつ病の予防・改善
- 癌予防
- ダイエット
えごま油にはこんなに効果があるんですね!!
なぜ認知症になるのか・・・
認知症は様々な原因がありますが、脳の神経細胞の老化によるもの、あるいは大きなストレスがかかって脳神経が死んでしまうことにより発症してします。
えごま油のα-リノレン酸が変化したEPAやDHAは血流を良くしてくれる効果があり、そのことで脳にたくさんの血液が送られ脳を刺激していくと老化によって鈍くなった神経細胞の動きがが活発になるのです。
また血流が良くなることで血栓の予防や癌予防にもつながり一石二鳥の効果をもたらしてくれます。
体であれば、けがをしても傷口は治っていきますが、神経細胞のは一度壊れてしまうともう元に戻すことはできないのです。
だから脳の神経細胞を壊さないように日頃から予防を心がけることが何よりも大切なんですね。
そこで日常使いしている油をえごま油に変え、含まれるα-リノレン酸を意識的に摂取しておくことがとても効果的なのです。
更年期うつにも効果的
先述したえごま油の効能は、認知症予防だけでなく最近多い「更年期うつ」の予防にも最適といわれています。
うつ病も、認知症と同じ脳の神経の病気ですので、
認知症は予防、または信仰を止めることしかできませんが、うつ病は脳神経が死ぬのではなく弱った状態なっているので、えごま油で予防だけでなく改善することも可能なのです。
実際に2011年アメリカのハーバード大学が発表した論文があります。
それは、5万人以上の女性を対象とした実験でα‐リノレン酸をとることによって、うつ病の発生が減少したという報告もあります。
ダイエットにまで効果あり?
油なのにダイエット?と思われるかもしれませんが、えごま油にはオメガ3という成分も多く含まれます。
このオメガ3にはが血液をサラサラにして、悪玉菌の排出を促してくれる効果があり、腸内の老廃物の排泄を促し、便秘や、溜まっていたガスも解消してくれ、ダイエット効果が期待できるのです。
また便秘が解消されたことで美肌効果も期待できます。
ダイエット効果をより実感するには腸活に効果的な摂取方法として、腸が活発に働く寝る前22時~午前2時の時間帯にティースプーン1杯飲まれることをおすすめします。
えごま油の食べ方
α‐リノレン酸を多く含むえごま油は、酸化しやすいので保存には注意が必要です。
開封後は冷蔵庫で保存し、2カ月以内で使い切るようにしましょう。
また、熱にも弱く、実は加熱調理には適していません。
でも油をそのまま「飲む」なんてことは難しいですね。
そこで一番取りやすいのはドレッシングではないでしょうか?
実際筆者宅では市販のドレッシングは全く買わず、毎回作るようにしています。
ドレッシングって案外簡単なんで、そして何より作った方がおいしい!
ドレッシングは油と酢と塩があれば簡単に出来るんですよ。
そこに他の調味料を加えて自分好みにしていくといいでしょう。
ただドレッシングの油は、混ぜる順番が大事です。
間違えると調味料がうまく混ざらないことがあります。
まずは酢と塩、調味料の順で混ぜていき、油を最後に少しずつ、
泡立て器混ぜながら入れていくのがポイントです。
例えば、えごま油に酢、塩を入れ、コチュジャンを入れれば、
韓国風ドレッシングの出来上がり!
まろやかにしたいときはマヨネーズを混ぜてもおいしいですよ。
玉ねぎをすりおろしていれてもおいしいです。
酢がない時は、ポン酢で代用しても簡単で美味しいですよ!
このように加熱しないえごま油はとても魅力的!
冷蔵庫に小ぶりサイズのえごま油を入れて置きたくなりますね!