大腸がんを改善する食事と方法
現在日本では全死因の32.5%ががんといわれています。
意外にも人ごとではありません。そしてそのうち大腸がんは1万4198人となっています。
大腸がんを治癒する課程で、病状を改善しやすくする基本的な”食”にテーマを絞ってお話しましょう。
がん以外にも、成人病予備軍等で普段からがんにならない食生活として、ぜひご活用ください。
がんは免疫力の病気
人の体内では毎日数万個といわれるがん細胞が生まれています。
しかし、通常は睡眠中にリンパ球が全身を循環し、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が発ガンを抑制するのです。
このリンパ球の働きが免疫力といいます。免疫力を高めるためには食べ物だけにとどまらず、食+生活を基本としましょう。
がんを治す基本の4か条
これは、免疫でがんを改善する基本となります。
- 1.生活パターンを見直す
- ガンの恐怖から逃れる
- 3.免疫を抑制する治療は受けない・続けない
- 積極的に血流を促進する
免疫力を高めるために、早寝早起きを基本に、規則正しい生活を。疲れたら適度に休養する。
気持ちにゆとりをもって生活する。鎮痛剤や安定剤など常用している薬は中止する。
免疫力が高まればがんの進行は止まります。
そのために、治癒できると信じ、あせらず前向きにつき合いましょう。
手術・抗がん剤・放射線をがんの消滅ではなく、がんの症状の緩和と捉えます。
散歩や軽い体操を習慣にし、入浴は必須です。
時間をかけた半身浴も疲れずかなり有効な入浴法です。
がんを改善する食事の基本
- 玄米
- 水
- 塩分の少ない食事
- 動物性たんぱく質と脂肪の制限
- 豊富な野菜
- 海草、きのこ、豆類
- ゴマ油やオリーブ油
最強の免疫力強化食品です。食物繊維を豊富に含む玄米は、腸管の働きを高め、副交感神経優位の状態を長時間にわたって保つ作用をします。
また病気の治癒にはかかせない排泄を支配するのも、副交感神経の働きです。
通常のミネラル水ではなく、水の分子の動きの活発な水を飲用します。
アルカリ還元水という呼び名で発売されています。人の体の約70%が水です。
血液は実に97%が水だといわれています。つまり体内の水を清浄にすることで、リンパ球で運ぶ老廃物を体外に排出してしまうのです。
また鉱泉水も有効です。
植物性たんぱく質を豊富に摂ります。肉も魚も脂肪分の少ないものに切り替えましょう。
大量の野菜や果物ジュースの摂取は抗がん剤の代わりになるとすらいわれています。
生ジュースで1日1.5リットル位飲用が目安です。毎日飲用しましょう。
非常にすぐれた免疫賦活力を持っています。
酸化しにくい油分です。特にゴマは若返りの薬膳食といわれています。
つまりナチュラルキラー細胞の働きを活発にし、壊死した古いがん細胞から新しい細胞が生まれやすくなります。
西洋と東洋医学、両方からのアプローチで克服できますので少しでも参考にしていただけると幸いです。