簡単!洗濯機の黒カビを取る方法
洗濯が終わって取り出した洗濯物に何だか小さい黒いものがついている・・・!?
よく見ると、これって黒カビかなぁという場面に遭遇したこと、ありませんか?
せっかくキレイにするための洗濯機内にカビが生えていると、衣類にもカビがうつり台無しです。
ここでは、そんな洗濯機の黒カビがごっそり取れてしまうおすすめの洗剤と、洗濯機に黒カビを生やさない方法をご紹介したいと思います。
効果はどれも、実証済です。
筆者自身も洗濯機の黒カビと格闘したことがありますからね。
酸素系の漂白剤でのカビ取り
薬局の店頭でも洗濯槽クリーナーとして売られているものが沢山あるかと思いますが、洗濯機の黒カビ退治に使っていただきたいのは、塩素系の洗剤ではなく【酸素系の漂白剤】です。
みなさんは漂白剤と聞くと、臭いが刺激的な「塩素系の漂白剤」を思い出しませんか?
ですがこの酸素系の漂白剤は臭いがほとんどしません。
ですが、もしこれを機会に「私も黒カビ退治をしてみよう」と思って買い物に行ったとしても、手に取ったものがはたしてどっちなんだろう…?という最初の疑問に遭遇するかと思います。
それを見分けるには、成分表示をチェックするだけでOKです。
商品の表側に書いてあることもありますし、小さな文字で酸素系や過酸化水素と書かれていると思います。
品物の形状としては、粒上のものが多いと思います。
そして、お店で見つからなくてもご安心を。
酸素系漂白剤はあまりなじみがないかもしれませんが、アマゾンでも購入できる品物です。
酸素系漂白剤の使い方のコツは?
実際に使う際は、必ず商品の裏側に書いてある注意書きを読んでから使ってください。
注意書きを読まないと思わぬトラブルに遭遇することもあります。
使い方のコツとしては、
- 1.洗剤は必ずお湯で溶かす
- 2.つけ置き時間は説明書き通りの時間で
- 3.すすぎもお湯がBESTです
粒上の酸素系の漂白剤は水では溶けないものになっています。
溶けない状態では効果が発揮されませんので、ご注意ください。
洗剤とお湯で洗濯機をまわしてあげると、シュワシュワ聞こえてくると思います。
あまり長い時間つけておいても効果にかわりはありませんし、洗濯機を傷めてしまわないように気を付けてくださいね。
つけ置き時間が終わってからすすぎの工程にすすむかと思いますが、この時もお湯でしっかりすすいであげると黒カビが面白いほどどんどん浮いてきます。
お湯はお風呂の残り湯で十分です。
そうは言っても「そんなお湯、無いし・・」という方は、つけ置きの時にちゃんとお湯で行っていればそれだけでもちゃんと黒カビは浮いてくるものなので、ご安心ください。
黒カビを生やさない方法
洗剤で落とすことは出来ますが、できることなら洗濯機に黒カビは繁殖させたくないものです。
ここでは、黒カビをできにくくさせるコツをご紹介いたします。
- 洗濯物を洗濯機にためこまない
- 洗濯物は少なめに入れる
- 洗濯が終わったら、必ず蓋を開けておく
- 色落ちの心配がないものには、酸素系の漂白剤を少しいれる
これは、洗濯機内の通気性をよくさせるためです。
お風呂の前についつい脱いだものを放り込みたくなる大きなカゴですが、小さなカゴなどを用意して洗う前の衣類を入れておきましょう。
100円ショップに売っているカゴなら、大きさも程よく色もお気に入りのものがチョイスできますよ。
まとめて洗濯しましょ♪と一度に大量の洗濯ものを投入すると、洗濯機がよくまわってくれません。
あまり詰め込みすぎると、洗っていると言うよりも水にひたしている状態になっているかも・・
そんな「よく動かない水たまり状態」を繰り返していると、黒カビが繁殖するのに最適な環境とも言えます。
タオル類をまとめてみたり、オシャレ着は分けて洗ったりすると、洗濯クズや細かい繊維などもつきにくくなるので、一石二鳥です。
これは黒カビを発生させにくくする大切なポイントです。
洗濯が終わって蓋を閉めておくと、黒カビが大好きな蒸れた環境のできあがりです。
蓋をあけて通気性をよくしてあげましょう。
これはある意味、裏ワザとも言えるかもしれませんが、色落ちの心配がないタオルやチャックのついていない下着などを洗う時に、お湯で溶かした酸素系の漂白剤を少しいれます。
そうすると、気になる洗濯物の臭いや部屋干しの嫌な臭いともさよなら出来ちゃうんです。
タオルも白くピカピカになることだってありますよ。
いかがだったでしょうか?
きれいな洗濯機で洗ったお洋服は、なんとも気分がいいものです。
お気に入りの柔軟剤の香りも、いつもよりいい匂いがしてくるかもしれませんよ。
洗濯機の黒カビとさよならして、オシャレを思いっきり楽しんでください。