本当の親友とは?その定義や良い関係性の作り方

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過去に多くの出会いがあった中で、 本当に心を許せる友人はいましたか?
いたような気もするし、親友と呼ぶにはちょっと違う感じがしたかもしれません。
 
また一度は仲良くなったもののあらゆる理由で長続きしなかったこともあったでしょう。
どちらかの引っ越しにより離ればなれになっても、今はスマホの普及でSNSを使えば簡単に繋がることができます。
 
しかし反面、親友と呼べるような人間関係は年を経ることにますます希薄なものになりつつあります。。
真実の親友関係とは? 本当の親友は存在するでしょうか?

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親友の定義って?

 
親友の定義
 
一説には幼少期に知り合った同年代の子ども同士は親友につながりやすいといわれています。
成長と共に同じ思い出を共有することが多いためお互いに共感できる部分が多いからとみられますが、 しかし相手について好ましくない面があると、そうとばかりはいえないようです。
 
例えば相手にちょっと意地悪な面があると、それだけで信頼関係にヒビが入ります。
意地悪な対応は相手に関心を持ってもらおうとする手段とみられ、また一方的な悪意は相手を遠ざけるだけで親友関係にはなり得ません。
 
親友になるためには相手をコントロールしないことが絶対条件です。
また自分のちょっとした優しさから相手の言動すべてについて共感し続けていると、いつの間にかイエスマンになってしまう可能性もあります。
これもある意味、相手のコントロール下にあるため非情に「厳しい親友関係」といえます。
 
 
 

作ろうとするとなかなかできないのが親友

 
子どもの頃、一番仲の良かった子が親友だとしたらその子との関係は心地よいものだったでしょうか?
子どもは親友を作ろうと思って行動しているわけではありません
話していて楽しい、同じところで笑う、ノリが一緒などさまざまな共通点に居心地の良さを感じ、いつでも一緒にいたいとお互いに思います。
 
子供親友
 
では大人になった私たちは子どもの頃と比べ、どんな変化があったでしょうか?
出会ってから比較的すぐになんでも話せて楽だなと感じる間柄が築けたらそれはミラクルなものです。
 
ところがその関係にブロックをかけるのがお互いの「感情」です。
大人になるまでにおなかにためた感情はあらゆるシチュエーションで「待った」をかけます。
 
さらに親友以外の人間関係や仕事上のことで多忙になることも多いため、連絡を取り合うことさえ無くなってしまいます。
また大人になってからの親友は多少なりとも「打算」は否めません。
そのため、なんらかの「強い絆」が育たないうちに親友関係に移行すると、残念ながら長続きはしないようです。

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自立依存か

 
親友と呼べる人がいる場合、その人が「自分にとってどんな学びがあるか」を踏まえているとたった数時間会ってお茶を飲むだけでも価値のある時間になります
 
自立した友情
 
これはお互いが自立している関係だからこそ成り立つことです。
ひとたびどちらかが依存してしまうと、片方は「かまってほしい」といわんばかりに会おう、お茶しよう、ごはん食べようなどと、予定が決まるまで誘い続けます。
 
誘われる方は親友だから仕方がないと会う時間を作りますが、大抵の場合、人のうわさ話や愚痴を聞かされるなどで終わります。
相手のストレス発散に付き合った方は疲れるか、さっぱりしない気持ちで帰途につくでしよう。
 
依存体質の人は建設的でポジティブな発想を持ち合わせていることはまれなため、理想的な親友関係を維持するのは難しいのです。
 
 
 

異性の親友はあり得るの?

 
異性の親友
 
異性だからといって誰もが恋愛対象になるわけではないのですが、それもお互いの気持ち次第です。
お互い軽口をたたけるくらい打ちとけ、まるで兄妹のような仲の良さは親友として理想的な関係です。
 
しかし「簡単には恋愛関係にはならない!」という決意が必要なのも確かです。
ふとしたときに寂しさを感じたときや「もし恋愛関係になったら」などと考えたとき無意識に巧妙な「トラップ」が仕掛けられます。
親友関係が大きく恋愛対象にメーターが振り切るのは簡単なのです。
異性の親友はあり得ますが、「その維持は少々難しい」といえるでしょう。
 
 
一概にはいえません、本当に「親友」と呼べる人はやはり幼なじみに多いようです。
ネットの普及でコアな付き合いが無くなりつつある現代社会。
もし親友と呼べる人との縁を維持していきたいのであれば、いつでも「自分らしくいることが大切」かもしれませんね。


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オーガニックコスメメーカー勤務。女性がキャリアも美しさも自分らしいライフスタイルで過ごせるようにサポートしたいと思っています。マクロビオティックやアーユルヴェーダを実践している二児の母でもあります。

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