「嫁の言い分vs姑の言い分」嫁姑問題がうまくいく解決方法とは?
時代が変わっても多くの人が悩まされているのが嫁姑問題。
「しょせん赤の他人だから、、」とか「もうガマンの限界!」と言うのはちょっと待って!
もし嫁や姑との関係が今まさにこじれてしまっていてもまだまだ対処の方法があるんです。
その具体的な解決方法をさっそくみていきましょう。
それぞれの言い分
まずは頭ごなしに相手に怒りや嫌悪感を持つのではなく、お互いなぜ気に入らないことがあったり、仲違いしてしまうのでしょう?
お互いを知るためにもそれぞれの立場に立った言い分をみていきましょう。
嫁の言い分
「孫に甘すぎる」「あれこれ口出しし過ぎ」
- いつの間にかお菓子を与えている
- 寒いからと服を着せすぎる
- 勝手にいろいろやってくれる
気がつくといつの間にか子どもにお菓子を買い与えている。
虫歯に気をつけているのにいつも飴やアイスなど甘いものばかり。
憤りを越えてあきれてしまう。
薄着を推奨している保育園に通っているにもかかわらず「寒そうだから」とやたらと服を着せたがる。
スパッツの上にさらにズボンを履かせようとしていたのにはさすがに止めました。
頼んでもいないのに部屋に入ってきて掃除してくれたのには激怒を通り越して悲しくなりました。
こちらにはこちらのペースがあるのに信頼されていないようでつらい。
姑の言い分
「家事がまったくダメ」「子どもを叱り過ぎ」
- 台所が汚い
- 部屋が散らかり過ぎ
- 子どもを叱り過ぎ
台所の流しはいつでも洗い物が無い状態にしておかなきゃ。
いつでも食器が山積みなんて信じられない。
息子(自分の)がかわいそう。
洗濯物をたたまずにいつも部屋のはじっこに山のようにしてある。
シワになるからすぐにたたまないとダメでしょ。
息子はなんでこんな嫁を選んだんだか毎日あきれてます。
いたいけな小さい子どもをいつも怒鳴り散らしてて…。可愛くないのかしら。
とてもじゃないけど信じられない。
私がいなきゃ絶対ダメ。
嫁姑問題の解決法「嫁のあなたへ」
- 姑の話を聞いてあげる
目に入れても痛くない「孫の存在」ですから甘くなってしまうのはやむを得ないこと。
嫁であるあなたはことあるごとにガマンをしいられたり、やんわりと困っていることを伝えてきたかもしれません。
しかし一向に改善してもらえない場合、やはり嫁のあなたが変わってみる必要があります。
年齢とともに「これはこうでなくちゃ」という固定観念がさらに強固になる姑世代。
その考え方や行動に対し反論するのは逆効果です。
まずはお茶でも飲みながらゆっくりと話をする時間を設けたらいいかなと思います。
姑は思いのたけをあなたにぶつけてくるかもしれません。
でもそうしてあなた相手に一方的にしゃべり続けるうちに姑の気持ちに変化が現れるはず。
すべての話にあなたが心から同意しなくても「聞く」という受け止める姿勢は姑のかたくなな心を溶かします。
話の内容はなんでもかまわないのです。
姑の話を聞いてあげる。
誰でも自分を受け入れてくれる人にはガミガミとうるさく言わないものです。
「これはこうして!こうじゃなきゃだめよ」とうるさく言われてもそれは「そうですね」と聞くだけ。
そして、あなたには「言われた通りに実行しなくていい」という選択肢もあるのです。
嫁姑問題の解決法「姑のあなたへ」
- 見守る姿勢を大切に
元々自分の息子の嫁はちょっと面白くない存在だったのでは?
そんな複雑な思いで嫁が家に入ったものの、実はどう接していいのか分からないのではないでしょうか。
自分なりに気を使ってはいるもののそれがちゃんと嫁に伝わっていない、反映されていないこともあるのです。
まずは「自分が息子の家庭に踏み込み過ぎていないか」を自分に問いただしてみてください。
ハウスキーピングのベテランでもあるあなた。
その経験からどうしたら快適に過ごせるかを熟知してますよね。
いわば家庭の家長でもある姑にとは逆に、嫁は欠点だらけに見えるかもしれません。
しかし口の出し過ぎ、手の出し過ぎは相手のためにならないのです。
ひたすら見守る姿勢でいることが本当の姑の役割かもしれません。
洗濯物、洗い物、すぐに片付けるのが理想です。しかし嫁には嫁のペースがあります。
そのペースをぜひとも尊重してあげてください。
夫(息子)に相談しても解決しない
嫁姑間の問題を双方から夫や息子に相談しないことが実は大切。
相談と思っていてもついつい愚痴になりがちで、仕事に疲れたご主人or息子さんは「面倒くさい」と思うだけです。
しかも嫁姑のどちらかの肩をもったとき、さらに問題はこじれてしまい解決はみられません。
まとめ
嫁姑問題以外にも、毎日平和に暮らしたいと思っても「あの人が〜」とか「この人が〜」とか周囲の人の態度によって気分を害していませんか?
誰が何を言ってもイライラせずいつでも気持ちがフラットでいられたらいいですよね。
そのためには「問題ある人とコミュニケーションをとる」ことがおすすめです。
ちょっと勇気が必要ですがこれはぜひ試す価値があります。
また総じてうまくいく人間関係は「ほどよい距離感」です。
自分は仲が良いとは思っていても相手はガマンしているかもしれません。
お互いのプライバシーを尊重すれば嫁姑問題はなんなく回避できますよ。