【風邪を防げ!】正しいウイルス予防対策法
インフルエンザやノロウイルスなど寒くなると様々なウイルスが蔓延し始めます。
毎日仕事や育児に追われる女性としてはそんなウイルスには関わりたくないですよね。
風邪の即効性のある治し方について以前記事を掲載しましたが、
参考記事リンク↓
風邪を早く治す即効性のある方法
その前に事前に防いでおくにこしたことはありませんよね?
今回は医療現場で実践されている、ノロやインフルエンザ、風邪などのウイルスの正しい予防対策についてご紹介します。
マスクの正しい着け方
花粉症や風邪、ウイルスの予防など今はオールシーズン着用することが多いマスクですが、せっかくのマスクも着け方が正しくないと意味がありません。
正しい着け方を確認しておきましょう!
- マスクの裏と表をチェック
- マスクを顔に密着させる
- できれば一日に2回着け替える
マスクには裏と表があり、最近では分かりやすいものもありますが、必ず着ける前に裏と表を確認しましょう。
マスクのギャザーの向きが下になっている方が表です。
そのギャザーがウイルスや花粉を下に落としてくれるのです。
もしギャザーが上に向くように着けてしまうと、そのギャザーにウイルスやホコリが溜まってしまうので逆効果です。
裏と表を確認して着けたら、鼻や頬、あごなどの部分とマスクが密着しているか見てください。
鼻の部分は針金が入っているものが多いので、自分の鼻に合うように調整し、頬やあごはマスクのギャザーを伸ばしたり耳を掛けるヒモを調節して、隙間ができないようにしてください。
ついつい一日中つけっぱなしになりがちですが、医療現場では最低でも午前と午後でマスクを交換します。
つけっぱなしだとどうしても菌やホコリなどが溜まってしまい、衛生面で良くありません。
最後までプッシュ!正しい消毒液の使い方
マスク同様、意外と知られていないのが消毒液の使い方です。
おそらく多くの方が、消毒液で手を消毒する際は軽くプッシュしてささっと手を擦り合わせる程度だと思います。
ですが、そのやり方は間違いです。
まず、消毒液はほとんどの製品がノズルをゆっくりと最後まで押すこど丁度1回分の量になるように設定されています。
ですので、ノズルを軽く押しているだけでは量が足りません。
正しくノズルをプッシュすると、手から溢れるほどの消毒液がでます。
ですが消毒に必要な量なので、しっかりと受け取ってください。
その後、消毒液が全て蒸発するまで手を洗うように擦り会わせてください。
この手順を踏まえることできちんと手が消毒されます。
正しい手の洗い方
外から帰ったら手洗いうがいというように、手洗いはウイルスの予防対策としてかなり重要です。
あまり意識せずにぱぱっと洗っていては意味がありません。
予防のためにもしっかりと洗いましょう。
①手を濡らし、ハンドソープを手に取り、まずは手のひらを洗う。
②次にそれぞれの指を握るように洗う。指の付け根も忘れずに。
③次に手の甲を洗ったら、手首も握るように洗う。このときにできれば爪も爪用のたわしなどで洗う。
④手を水で流し、綺麗なタオルもしくはペーパータオルで良くふく。このときに触った蛇口も洗うことを忘れない。
洗い終わった後は完全に乾かすことが大切です。
これからは意識して手を洗ってみてください。
知って欲しいウイルス予防のあれこれ
- 手洗いと消毒液は別物
- ノロウイルスはアルコール除菌ではダメ
- インフルエンザの予防接種は早めに
消毒すれば手洗いをしなくても良いと思っていませんか?
消毒は菌を除菌することはできますが、汚れを落とすことはできません。
きちんと手を洗って汚れを落としてから消毒をしましょう。
ノロウイルス患者の嘔吐物や排泄物を処理する際は、アルコールではノロウイルスは死滅しません。
もし、ノロウイルスにかかった場合はハイターや次亜鉛素酸で処理しましょう。
インフルエンザが流行するのは年明けの1月から2月がピークです。
ですが、そのピークに予防接種を受けても意味がありません。
抗体が体に定着するまでには1~2ヵ月かかってしまうので、遅くとも年内には済ませておきましょう。
今回は知っているつもりだったけれど、意外と知らないことばかりではありませんでしたか?
これを機会に正しい知識を身につけて、ウイルスの予防対策をしっかりと取りましょう!