秘湯!乳頭温泉「鶴の湯」の魅力や観光地

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一日の疲れを取るために毎日の入浴は欠かせないもの。
いい香りの入浴剤があればなおいっそう疲労回復に役立ちそうですよね。
 
各地の温泉の効能を生かした入浴剤は数多く出回っていますが、その中でも特に人気なのが「にごり湯」と表記された乳白色の入浴剤です。
実際ににごり湯は全国の温泉にも何カ所かありますが、秋田県の「乳頭温泉」もその一つ。
今回は乳頭温泉郷の中でも圧倒的人気を誇る秘湯「鶴の湯」をご紹介します。

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泉質が違う源泉が4つある

 
源泉
 
鶴の湯の魅力を語る上で欠かせないのが、施設内には4種類の泉質が違う源泉があるところ。
それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれその効能や質感、特徴には際立つものがあります。
 
またすべての温泉は飲むことができ、いずれも便秘や胃腸系統などに適応しています。
 

  • 白湯「美人の湯」(効能:高血圧/動脈硬化/皮膚病/切り傷/糖尿病)
  • 泉質は含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉。
    別名「冷えの湯」とも呼ばれ、適度な温度でからだがよく温まるのが特徴です。
    鶴の湯には男性専用露天風呂がなく混浴の露天風呂となり、源泉は白湯を使用しています。
     

  • 黒湯「ぬぐだまりの湯」(効能:切り傷/やけど/皮膚病/婦人病)
  • 泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素泉。別名「子宝の湯」と呼ばれ、湯冷めしにくいので冷え性の人に最適。
    青みがかっている湯は天候により黒くなったり白くなったりと不思議な変化をみせるのも特徴です。
     

  • 滝の湯「打たせ湯」(効能:高血圧症/動脈硬化症/皮膚病/婦人病切り傷/糖尿病)
  • 泉質は含硫黄ナトリウム塩化物・炭酸水素泉。露天スペースにある打たせ湯は肩こり解消に。(冬季は閉鎖)
     

  • 中の湯「眼っこの湯」(効能:高血圧/動脈硬化/リウマチ/抹消循環障害/皮膚病/糖尿病)
  • 泉質は含重曹・食塩硫化水素泉。眼精疲労、神経系統の病気に。

 
 
 

他にもある!「鶴の湯」の魅力とは

 
乳頭温泉郷にはいくつかの温泉宿があります。
その中でも350年以上の歴史を誇り、さまざまな特色のある「鶴の湯」は、年間を通し予約困難な宿として有名です。
お湯だけじゃないその魅力をみていきましょう。
 

  • 古民家を利用した宿泊施設
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    本陣
     
    一般的な温泉旅館の部屋が中心ですが、おすすめは「本陣」。
    5つの部屋が長屋のようにつながっている古民家で、明りは灯油ランプのみ。
     
    天井のハリがむき出しの薄暗い部屋はなんとも良い風情で、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
    気分も盛り上がります。
     
    建物そのものが味のある年代物のため多少隙間風もありますが、真冬の大雪が降るような晩でもヒーター全開でとても温かく快適です。
     

  • 囲炉裏端で食べる山菜料理や鍋
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    囲炉裏料理
     
    鶴の湯では一部を除きすべて「部屋食」です。
    特に「本陣」宿泊の場合、部屋の囲炉裏に銘々のお膳に乗せた料理の数々が供されます。
     
    串刺しの岩魚(いわな)も囲炉裏でじっくりと焼かれ、アツアツを頬張ることができます。
    また鶴の湯の名物が「神代産の山の芋の鍋」です。
    団子にした山芋を山菜とともに味噌仕立てにしたものが鉄鍋にたっぷり。
    おなかいっぱいで身も心も温まります。
     

  • 四季折々の素晴らしい景観
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    景観
     
    緑豊かな山麓に佇む「鶴の湯」は、誰の心にもある「ふるさとの懐かしさ」を感じさせてくれます。
    春は桜、夏は青々とした樹木、秋の紅葉、冬は積もった雪で作ったかまくらにロウソクの火が灯され、夜間の足元を照らしてくれます。

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周辺の観光地おすすめ「武家屋敷」

 
武家屋敷
 
田沢湖までバスで戻り在来線で角館駅まで足を伸ばせば、徒歩約20分程度で「武家屋敷」に到着です。
 
今から400年以上も前に作られた角館町の武家屋敷通り(内町)は、当時のまま保存されている武家屋敷が点在。
一部を除き有料で内部まで見学することができます。
 
広々とした通りに面した古式ゆかしい武家屋敷のたたずまいは凛として清々しく、一見の価値があります。
 
 
 

「鶴の湯」東京方面からのアクセス

 

  • 新幹線で
  • 東京駅始発、大曲行き秋田新幹線「こまち」に乗車。
    上野、仙台などを経由し約2時間10分。
    JR田沢湖駅で下車します。
     
    切符は「角館(かくのだて)まで購入すると「トクだ値」対象で10%引きになります。
    (指定席+乗車券で片道15,120円)田沢湖駅前から定期バス(羽後交通、乳頭温泉行き)に乗車し、「アルパこまくさ」で下車(運賃片道620円)。
    鶴の湯からの無料送迎バスに乗り換えて約30分ほどで「鶴の湯」到着です。
     

  • 車で
  • 東京〜仙台方面
    盛岡インターから国道46号線に入ります。
    秋田方面へ田沢湖町から国道341号経由先達沢交差点で右折し、県道を13kmほど登り左折、鶴の湯の看板を見ながら左折し約3km。
    鶴の湯林道から別館山の宿〜鶴の湯温泉到着です。

 
 
 

さっそく予約してみよう

 
「鶴の湯」の予約は電話のみです。休日はすぐに予約で埋まってしまうため、できるだけ早めの予約がおすすめです。
鶴の湯ホームページ
http://www.tsurunoyu.com


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