春夏秋冬の旬食材を勉強しよう!
日本には美しい四季があります。
風景を楽しんだり、行事を楽しんだり、四季を感じ、楽しめることはたくさんあり、旬の食材もその一つですよね。
季節を感じる食べ物を楽しみ、四季を感じる。。日本に住んでいらからこそ楽しめること。
意外と知らない旬の食材をしれば、食材がもつの本来のおいしさを発見し、知ることができます。
苦手だった食べ物も好きになるかもしれませんね!
春の旬食材
【定番の食材】
- 春キャベツ
- たけのこ
- 菜の花
- ホテルイカ
- ワカメ
- あさり
冬キャベツにくらべ、ふんわりとして巻きがゆるく、内部まで薄い緑色。
やわらかく甘みがある時季なので、パスタやスープにして食べたり
サラダとしてそのまま食べたり楽しめます。
水煮に加工されたもので気軽に楽しめるようになりましたが、
やはりこの時季は新鮮な生のものを食べたいですよね。
価格も安定し購入しやすいのは4月~5月です。
春の味といえば菜の花。
栄養がたっぷりでほろ苦い味わいです。
【意外と知らない食材】
本当に短い期間のみ食べることができる、春の貴重な食材。
おしゃれにアヒージョなんていかがでしょうか。
年中口にするワカメ。
お味噌汁に入れたり乾燥したものを食べるのも良いですが、
旬の時季は是非生ワカメを食べてみて下さい。
ワカメの美味しさを再確認できること間違いなしです。
縄文時代より日本人に親しまれてきたあさり。
実は産卵前の春先にうま味が増し、最も美味しく食べれます。
夏の旬食材
【定番の食材】
- とうもろこし
- すいか
- なす
- トマト
- するめいか
- 真だこ
- らっきょう
夏の太陽の陽射しを浴び、とうもろこしの甘みが更に強く増す季節。
収穫したときから時間とともに糖分がでんぷんに変化していくので、
食べる分をその都度買うのがベストです。
夏といえばすいか。
果肉や種子にカリウムが多く含まれており、疲労回復、利尿作用があるとされています。
夏の暑さで衰えた体に優しい食材です。
旬のなすは皮が薄く実がしまっています。
熱冷ましやのぼせ改善に有効とされていることから、
夏バテ防止にもおすすめです。
夏野菜の中でも代表的な野菜。
ヘタの緑色が濃く、ピンとしている新鮮なものを選びましょう。
【意外と知らない食材】
旬の夏にとれたものは夏イカともよばれます。
やわらかく甘みがあります。
本州以南の近海でとれる真だこは、産卵前の6月から夏頃が最もおいしいです。
8月から9月頃になると鱗茎を植え付け、すぐに芽が伸び、晩秋の頃には紫色の花を咲かせます。
春になり、芽を茂らせ新たな鱗茎に栄養を蓄え、葉が衰え始めた初夏に収穫されます。
秋の旬食材
【定番の食材】
- ぶどう
- さんま
- サツマイモ
- きのこ
- 里いも
- ごぼう
- カブ
品種が多く、収穫時季がそれぞれ異なりますがおおむね最も種類や数が出回り
品質的に安定して美味しい食べ頃が秋です。
秋を代表する魚。
落語や詩歌、映画など庶民の文化の題材になるほどその季節性やおいしさが定着している魚です。
形や色が刀に似ていることから、漢字では「秋刀魚」とかくようです。
この季節になると、石焼いもの移動販売があらわれついつい食べたくなります。
収穫は8月から11月くらいまでですが、採れたてが美味しいとは限りません。
2~3ヶ月貯蔵して余分な水分を逃してからの方が甘みが増しホクホクとして美味しいものになります。
なので、旬は10月~1月頃とされています。
種類豊富で、ボリュームのわりに安価で美味しい食材。
様々な料理に使えるためこの季節、飲食店でもきのこを使ったメニューが多く登場します。
食物繊維がたっぷりで、低カロリーなのも嬉しいですね。
【意外と知らない食材】
貯蔵性が高いため一年中流通していますが、最も美味しいのは10月から12月にかけて。
川を手でむく際に手がかゆくなると敬遠される方もいるかもしれませんが、
水洗いし茹でてから流水で粗熱をとってからむくと、素手でむいてもかゆくなりませんよ。
香り重視のごぼうは4月~5月ですが、旬はこの時季。
泥がついている物の方が風味と鮮度が落ちにくいです。
風通りのよいあまり日のあたらない場所で、湿らせた新聞紙に包んで保管すると良いでしょう。
カブには春のものと、秋のものがありますが寒い時期のほうが甘みが増します。
栄養分は根元よりも、葉に多く含まれています。
葉が活き活きとしたグリーンでしゃっきとしているもの、ずっしりと重みを感じるものを選びましょう。
水分がしっかりとつまっており、美味しいです。
冬の旬食材
【定番の食材】
- たら
- 白菜
- 寒ブリ
- にんじん
- ブロッコリー
- 長ネギ
魚に雪とかいて鱈とかく通り、冬の時期は脂がのっています。
お鍋に入れたり、バターでソテーするのがおすすめです。
この季節、鍋に欠かせない食材です。
霜にあたることで風味が増し、繊維がやわらかくなります。
保存がきく野菜で、冬場でそのままなら3~4週間はもちます。
寒ブリの名の通り、脂がのって美味しい時季。
お寿司屋さんにいったら必ず食べたい食材の一つです。
【意外と知らない食材】
一年中出回る野菜ですが、旬は冬。
赤みが濃い金時にんじんは、おせち料理に用いられることが多いです。
冷気を好むブロッコリー。
国内では緑色がよくでまわっていますが、
黄色、白色、紫色などの変わった色のブロッコリーがあるのをご存知でしたか?
冬の寒い時季になるにつれ、甘みと風味が増します。
みずみずしいおいしさを鍋で楽しみましょう。
現代は食に恵まれており、季節を問わず一年中食材が手に入ります。
しかし、食材にはやはりそれぞれ旬があります。
最も美味しい時季にその食材を楽しめると、食の楽しみもひろがりますね。
是非季節を意識して食材を選んでみて下さい。