【肩こり】リフレクソロジーのツボ押しが効果的
リフレクソロジーという言葉を聞くと「足のマッサージ」と思う方が多いと思います。
しかし厳密にいうとリフレクソロジーとは反射理論のことで、ツボを押すというよりは部分(面)を刺激する手法です。
細かいところでは、手足の指一本一本に反射ゾーンがあります。
からだ中を網の目のように行き交う神経反射によりわずかな刺激でからだの自然治癒力を高めることができるのです。
足には47ヶ所の反射ゾーンがあります。それを全部覚えても実際使えないと意味がありません。
現代人の体調に関する悩みが多い箇所にクローズアップし、対応するゾーンと刺激の方法を抜粋してみました。
代謝アップのゾーン
ムクミ、冷えなどに効果のあるゾーンが「湧泉」というツボです。
ここは腎臓の反射ゾーンでもあります。
指圧棒の先端を使い、片足づつ数秒間グーッと押してあげると効果的です。
肩こりを治すゾーン
足の指の付け根辺りが肩の反射ゾーン。
特に親指の付け根は首の反射ゾーンでもあるため、首肩のコリがあるとかなりゴリゴリとした異物感を感じます。
痛気持ちいい強さで指を使い揉みほぐしてあげると、肩こりが改善されますよ。
こんなところまで?
反射を利用したマッサージには驚くべきゾーンがあります。
例えば足の甲を骨折したとします。足の甲にも対応する反射ゾーンがあります。
それが手の甲なんです。
骨折部分は固定するため触れることさえできませんが、反射ゾーンである手の甲をマッサージすることで、何と骨折した足の甲部分の自然治癒力をアップさせることができます。
他にも対応部位として「膝と肘」「腕と脚」「首から上と足首から下」などがあります。
揉んだあとの特徴
反射ゾーンを揉みほぐしたあと、その部分がホカホカと温まればマッサージの効果が働いているとみていいでしょう。
逆に冷えたままの場合は、少し力を加え再度揉みます。
そして、マッサージを施したあとの体内は老廃物が巡りに巡っています。
白湯などの水分をコップ1~2杯とやや多めに摂取しましょう。
体内の水分量を一時的に増やすことで、老廃物が腎臓で濾過され尿と共に早く排出されます。
人のからだは自分で自然に治せる力を持っています。
これが自然治癒力です。この自然治癒力を最大限に生かすことができる「反射区」を用いた体調改善法をマスターし、からだの調整がポジティブにできるようになるといいですね。