切れたパスポート 更新方法と費用は?
年々海外旅行に行く日本人の数は増え続け、2013年段階では年間1800万人以上の方が海外へ出国しています。
これはピーチやジェットスターに代表される、LCC(ローコストキャリア)の出現によって、より海外旅行が格安で身近に行けるようになった賜物ですね。
それでも、他の先進国に比べると日本人が海外に行く比率は低いそうです。
国同士が隣接していない島国だから仕方がない・・という意見もありますが、他国ではもっと様々な国を訪れて旅行を楽しんだり、グローバルな世界をみようとする動きが強いようです。
筆者もせっかく気軽に海外に行ける時代に生まれたのだから、もっと多くの国を周ろう!と思っているのですが、実は今パスポートが切れています。。
また次回海外旅行に行く際に更新すればいいか!と思っているのですが、更新費だけでいいのか?新規で作成するのと同じ手続きが必要なの? など様々な疑問が湧いきます。
そこで今回は、海外にもっと進出すべく?パスポートの更新について調べてみる事にしました。
切れているパスポートの更新方法
まずお伝えしなければいけないのが、パスポートには「更新」という概念がありません。
運転免許証などの資格ではないため、更新ではなく期限が切れた時点で新たに発行する形になります。
もちろん期限内に手続きをしたとしても更新ではなく、一から発行となります。
ですから、更新方法という記事タイトルは間違いで、実は発行方法というのが正しい表現なんですね。
では、具体的な方法についてみていきましょう。
パスポートの発行場所
パスポートセンターの場所についてはお住いの都道府県ホームページを参照ください。 [/su_list]
申請の必要書類
- 一般旅券発行申請書(1通)
- 戸籍抄本または戸籍謄本
- 住民票(写し)
- 証明写真(1枚)
- 本人確認用書類(1点ないし2点)
- 期限の切れたパスポート
パスポートセンターや、役場、行政のサービスコーナー等においてあります。
無料の申請用紙ですので、必要事項を記載して提出します。
もしパスポートに記載されてある住所などに変更があった場合は、申請日から6か月以内に発行された戸籍抄本または戸籍謄本が必要。
現在住民登録している都道府県以外の場所で申請する方は、申請日から6か月以内に発行された住民票が必要。
パスポート掲載用の写真で、6か月以内に撮影され写真の大きさが縦45mm、横35mmのもの。
帽子着用のものは却下されます。
町でよくみかける証明写真撮影機には必ずパスポート用サイズがあるのでそれを選びましょう。
また大抵のパスポートセンターには撮影機が常設されています。
運転免許証があれば1点で大丈夫です。 健康保険、年金手帳などの場合は2点必要になります。
必要な費用
- 発行申請費(10年有効パスポート)
- 発行申請費(5年有効パスポート/12歳以上)
- 発行申請費(5年有効パスポート/12歳以下)
パスポートの発行には再度手数料が必要になります。
手数料はパスポートセンター内にある窓口にて、収入印紙を購入し支払ます。
・・・14,000円
・・・9,000円
・・・4,000円
※上記費用に追加して都道府県収入証紙が2,000円別途必要になります。
またパスポートの訂正申請には、都道府県収入証紙+収入印紙代で計900円。
査証欄増補申請↓
パスポートの査証欄(出国、入国時に押されるハンコを押す用紙部分)が少なくなった場合、パスポート1冊につき1回だけ増やす事が可能です。
追加ページは40ページで、費用は都道府県収入証紙+収入印紙代で計2,500円になります。
今回は、期限の切れたパスポートの再発行について調べましたが、期限が切れていない場合の発行には必要書類の戸籍抄本または戸籍謄本が必要ありません。
申請から受領までには約1週間程度の時間がかかりますので、これから旅行に行かれる方はなるべく早めに申請される事をおすすめします。
また筆者のように切れてしまっている方も、海外に行く予定がなくても発行しておくだけで海外に行く意識が高まるので、ぜひこの機会に発行されてみてはいかがでしょうか?