【部位や症状別】手の平マッサージで体調改善
毎日のデスクワークで画面を見つめたりタイピングに忙しいあなた。
肩こりや腰痛は言わずもがな。全身が疲れていてもう言葉も出ない!なんていう人も多いことでしょう。
マッサージに行ければまだ良いですが残業続きではそうもいかないですよね。
また山ほどある家事や育児で心身共にもうヘトヘトなんていう人も多いと思います。
前回マッサージに行けたのはいつだったかな?なんていうくらい疲れている自分を癒す時間すら見つからないものです。
さてフットマッサージに代表されるリフレクソロジーは反射療法とも呼ばれ、全身の縮図となっている足裏を刺激する健康法です。
リフレクソロジーは実は足裏ばかりではなく「手」にもあります。
今回は疲れたからだを癒す方法として、かんたんに行え効果バツグンの「ハンドマッサージのご紹介」です。
マッサージの前に
マッサージを始める前に手に傷が無いかよくチェックしてください。
また腱鞘炎などで手首を痛めている場合はマッサージにより悪化する可能性がありますから、完全に痛みが取れてから行うようにしてください。
部位別手のひらの反射ゾーン
頭・・・両手の親指が頭にあたります。
鼻・・・前頭胴>副鼻腔や鼻にあたるところが指先の爪の際に沿って5mmくらいのところです。
首・・・親指の付け根が首にあたります。
肩・・・中指の第二関節から下、中指の付け根が肩にあたります。
目・・・人差し指と中指が目にあたります。
耳・・・薬指と小指が耳にあたります、
腎臓・・・手のひらの中心部分が腎臓にあたります。
肺・・・中指と薬指の付け根が肺にあたります。
胃腸・・・手のひらの人差し指の付け根から生命線のラインが胃腸です。
腰・・・甲側の手首が腰部にあたります。
生殖腺・・・手首の内側が生殖腺です。
胸部リンパ腺・・・手の甲の指寄りが胸部にあたります。
合谷(ごうこく)・・・肩こりに効く代表的なツボです。
爪の付け根・・・冷え性改善
手の甲・・・肩甲骨
手の甲の人差し指付け根から合谷までの骨際が背中にあたります。
マッサージのやり方
- 指をマッサージする方法
- 手のひらをマッサージする方法
片側の親指と人差し指でもう片側の指を挟んで圧をかけます。
関節を避けながら指先から順番に5秒間づつつまんでいきます。
指先は多少強めにはさむと脳や頭への刺激になります。
親指で反射ゾーンを指圧していきます。
特に気になる反射ゾーンは10秒ほと押し続けると効果が高まります。
症状別マッサージの方法
- 冷え性対策
- 頭痛対策
- 首こり対策
- 肩こり対策
- 腰痛対策
- 胃の不調対策
- 頻尿、むくみ対策
五本指全部の爪のきわを親指で押します。ゆっくりとしたリズムで甘皮部分を端から三カ所ほどに分けて押します。
親指の指紋の中心部を、もう一方の親指で5秒ほどグーっと押します。
親指の第一関節から下を横にスライドさせるように圧を加えてください。
中指の付け根をもう一方の親指と人差し指で横からはさみ、グーっと圧をかけます。
手首と腕の境い目をシワに沿ってなぞります。
人差し指の付け根から生命線にかけてが胃、膵臓、十二指腸のゾーンです。
指を使いゴリゴリほぐします。
手のひらの中心部をもう一方の親指を使い、やや強めの力で10秒ほど押します。
マッサージのコツ
手には毛細血管が集中する箇所です。
その割合は頭部、足を含めると全身の約80%の毛細血管が集中する場所と言われています。
髪の毛より細い毛細血管が集中する手をマッサージすることで一気に血流がアップします。
夜寝る前、お風呂に入った後良く温まった状態でのマッサージが効果的で、ハンドクリームなどを使うとマッサージしやすくなります。
目安は2?3分程度で、たとえ1分でも毎日続けることが大事です。
いつも調子が優れない箇所は対応する部位を重点的にマッサージすると良いでしょう。
そのあとは保湿のための手袋を付けて眠れば完璧です!