まつ毛にもダニ?まつ毛ダニの原因や症状 退治方法まで
布団やカーペットに必ず棲みついているといわれるダニ。
しかしわたしたち人の肌にもダニが棲みついているのを知っていましたか?
実はもともと人の皮膚に棲みつき肌を弱酸性に保つ役割として、わたしたちとダニは共存共栄の関係を続けてきました。
でも困る問題点もあります。
それは「ダニが増えすぎたとき」。
特に肌の中でも敏感な「まつ毛まわり」や「目の粘膜」など、ダニの巣窟になっては困る部分もあります。
今回はこの「まつ毛ダニ」と、それにまつわるまつ毛ケアについて詳しくみていきましょう。
まつ毛のダニとは
ダニという言葉を聞いただけで「刺す」「腫れる」「アレルギー」など害虫のイメージが湧いてしまうため、思わずゾーッとしてしまいますよね。
それほどわたしたちにとってダニとは厄介な存在です。
しかし実は肌のpHを弱酸性に保ってくれるというプラスの面もあるのも事実。
ところがそのダニがまつ毛に棲みついたとき、それはデメリットに変化してしまいます。
まつ毛のダニは「顔ダニ」と呼ばれるもののひとつ。
顔ばかりでなく、全身毛穴があるところであればどこにでも棲みつきます。
またダニの大きさは約0.5mm以下と超極小ですので、ほとんど肉眼でとらえることはできません。
まつ毛ダニの疑いがある症状
- 目や目の周りの炎症
- アイメイクを落とさないで寝ることが多い
- ドライアイ
- 「まつエク」をしている
- 皮膚科を受診してもあまり改善しない
まつ毛ダニが棲みつくと粘膜である目や目の周囲に炎症をおこすことがあります。
目がゴロゴロする、猛烈にかゆい、充血するなどの症状があるときはまつ毛ダニを疑った方がよさそうです。
また「ものもらい」がよくできる人もまつ毛ダニが棲みついている可能性があります。
一日の終わりにきちんとアイメイクを落とさず洗顔もしない不潔な肌こそ、ダニにとっては好都合。
まつ毛ダニは脂質を好むためメイクを落とさず汚れて油の浮いた肌が大好きなのです。
目を乾燥から防ぐ皮脂腺が「マイボーム腺」です。
ダニが棲みつくとこのマイボーム腺をふさいでしまうことから皮脂の分泌が衰えることも考えられます。
このため目が乾燥しやすくなりドライアイの原因となってしまいます。
まつ毛にエクステンションを付けていると、どうしてもまつ毛や目の周りの汚れが落としにくくなります。
せっかくエクステしたのだからあまり触りたくない、という気持ちが結果的にダニを増やすことになっているかもしれません。
まつ毛周辺や顔の炎症を「ダニ」と診断する皮膚科はまだ多くは存在しないようです。
ですから原因不明のまま投薬するため、根本的改善にはつながらないことも多いようです。
ダニ退治の方法はどうすれば?
顔やまつ毛に棲みつくダニは意外にしつこくつきまといます。
生命力が強く手でこすっただけでは取れないことも。
昼間は毛穴に隠れ、夜の睡眠中に皮脂を食べるために活動するようですが、まずは「顔ダ二」についての診察をしている最寄りの皮膚科をリサーチしましょう。
専門医の治療により顔やまつ毛のダニを減らすことが可能です。
自宅でのケアは顔ダニ対策にぴったりの「オパシー石鹸」がおすすめです。
正しいまつ毛ケアを行おう!
まつ毛ダニは毎日のまつ毛ケアを正しく行うことで増加を防ぐことができます。
- 必ずメイクを落としてから寝る
- まつ毛貧毛症を改善する
まつ毛ダニはきれいなまつ毛にはまとわりつきません。
どんなに遅くなっても、どんなに眠くてもがんばってメイクを落とし、清潔な肌にリセットしてから眠りに落ちましょう。
まつ毛は女子力アップのために欠かすことのできないパーツです。
もしダニやあらゆるダメージにより、まつ毛が「少ない」「ほとんど無い」「バラツキがある」などで悩んでいたら、まつ毛ケアも扱う皮膚科、内科、眼科、形成外科、美容外科などのクリニックでの受診をおすすめします。
簡単なチェックでまつ毛貧毛症と診断されたら、生活習慣、日常のケアなどのアドバイスを受けたり治療薬が処方されるなど、理想的なまつ毛になるための指導を受けることができます。
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くるんと上を向いたまつ毛はキュートで可愛いもの。しかし忙しいとついそのケアがおろそかになってしまいがち。いつでも可愛いまつ毛でいるために、毎日のケアは必要です。まつ毛ダニや顔ダニを増やしすぎないよう、ぜひきちんとしたケアをしていってくださいね。