瞼(まぶた)のたるみ解消法と手術で消す方法
ぱっちりと見開いた大きな目は、見た目が良いというだけでなく、意思の強い女性像も感じさせてくれるものです。
しかし普段「物が見えにくい」とか「まぶたが重い」と感じたことがあったらちょっと問題。
鏡を見ると以前に比べ明らかにまぶたがどっしりと垂れてきているかもしれません。
そんな瞼(まぶた)のたるみは、どうみても冴えない表情に見えてしまい、気持ちも暗くなりがちです。
このまぶたのたるみを解消するためには、日頃どんなケアをすればよいのでしょう?
また手術は可能なのか?などを詳しくみていきましょう。
まぶたのたるみによるデメリット」
黒目に覆いかぶさるようにまぶたがたるむと、様々な弊害が出てきます。
頭痛、肩こりを始め、いつでも眠そうに見えたりおでこのシワが目立つようになり、一気に老けた印象を与えてしまいます。
まぶたのたるみの原因
まぶたのたるみの大きな原因は、まぶたを上げる筋肉がうまく機能していない状態です。
主な症状を挙げてみましょう。
- 先天性眼瞼下垂(せんてんせいがんけんかすい)
- 加齢性(老人性)眼瞼下垂
- 腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)
- 重症筋無力症
まぶたのたるみでもっとも多いのが先天性の眼瞼下垂です。
症状は片目のみに出ることがほとんどですが、複雑な神経の異常で起こる場合もあるため、専門医の治療が必要です。
加齢と共に物が見えずらくなったと感じたら、加齢性眼瞼下垂の可能性が高いでしょう。
花粉症などのアレルギー体質による目のかゆみから目の周囲をよくこする人や、長期にわたるハードコンタクトレンズを使用している場合、腱膜性眼瞼下垂とみられこれがまぶたのたるみの原因となります。
またメイク落としのときティッシュでまぶたを強く引っ張ることも同様で、まぶたのたるみが起きやすくなります。
慢性疲労により眼瞼下垂が起きたとき、重症筋無力症の疑いがあります。
眼瞼下垂の手術とは
眼瞼下垂(がんけんかすい)は数十分で終わる手術により改善することができます。
手術には以下の方法があり、美容外科や形成外科・眼科での治療となりますが、形成外科・眼科での治療の場合は、いずれも保険適用となります。
- 埋没式挙筋短縮術
- 眼瞼下垂手術
メスを使わない「切らない手術」が埋没式挙筋短縮術です。
麻酔の際にチクリとするだけでほとんど痛みはなく、すぐに日常生活に戻ることができます。
眼瞼下垂手術は、まぶたの中にある瞼板に付着している眼瞼挙筋腱膜を短く縫いつけることでまぶたを挙げ、たるみを減らすことができます。
まぶたのたるみ解消法
最後に、手術まではちょっと、、という方に、効果的なセルフでできる、まぶたのたるみ解消法をお伝えします。
- 傷絆創膏をカットして目に貼る
- たるみ解消のツボ押し
どの家庭にも必ずある傷絆創膏を使います。
テープの一番端の部分は自然なカーブを描いていますが、この部分がまぶたに貼るのにジャストなサイズ。
テープの端から約1〜2mm程度をカーブに沿ってハサミでカットし、気になるたるみの部分に貼ります。
何度か試せばほど癖が付き、目元に変化が表れます。
これはきれいな二重を作る方法でもありますので、たるんだまぶたがくっきりした二重になれば大成功です。
まぶたのたるみにはツボ押しがよく効きます。
左右の眉毛のそれぞれの中央が魚腰(ぎょよう)というツボ。
眉毛の下辺の骨の上を指で押し上げます。
痛気持ち良さを感じながら5秒ほどキープしたあと力を抜きます。
これを20回ほど続けると血行が良くなり、思いのほか目の周囲がスッキリし視界も広がります。
まとめ
まぶたのたるみ、気になっていたらまずは、かんたんケアから試してみてはいかがでしょう。
行動に移すことで即、たるんだ目元からパッチリ美人になれたら言うことはありませんよね。
ぜひお試しください!