【あ!ギックリ腰】急性腰痛の対処法と改善策
秋から冬にかけての季節の変わり目は、腰痛が発生しやすい時です。
デスクワークなど働く女性の多くが悩んでいるもののひとつでもありますよね。
「でも、、腰痛についてまだまだ分からないことだらけ」というあなたのために、この辛い腰痛についてのマストなアレコレをお伝えしたいと思います。
腰痛は急にひどくなるわけではない
ある日「ギクッ!」と腰の激しい痛みが起き、全身冷や汗で動けなくなった経験はありますか?
それがいわゆる「ギックリ腰」と呼ばれる「急性腰痛症」です。
くしゃみと共に急に動けなくなったり、初めは「あれ?痛いなぁ・・・」と違和感を感じているうちにどんどん痛みが増し、その内動けなくなったりするなどが特徴です。
このギックリ腰、症状が出る前には必ず「前触れ」があります。
例えば
- 「いつもより腰が重い」
- 「歩く時に腰が痛い」
- 「腰がいつもより痛い」
この状態でほっておいた場合、まれに自然に治る場合もありますが「ギクっ!」ときてしまう可能性も高いので要注意です。
ギックリ腰になったらまずする対処は?
腰痛には様々な痛みの程度がありますが、1分1秒でも早く手当てをする必要があるのが「激痛」の腰痛です。
この時に無理をして、這いつくばりながらお医者様に行くことだけは避けてください。
その時の腰の状態は、筋肉疲労から過緊張を起こしている場合が多く、筋繊維が傷つき炎症が起きるなど、いわば「筋肉が火事を起こしている状態」と見て間違いありません。
なんとか薬箱までゆっくり辿り着いたあとは「冷湿布薬」を探し、腰部分に広く貼ってください。
あるいは人に頼んで薬局で買ってきてもらってください。
そして、できるだけ動かないようにし、寝ている姿勢も「痛くない姿勢」を保持します。
風邪などで高熱が出たときと同じカテゴリーと考えてください。
ギックリ腰の痛みを和らげる方法
激しい腰痛を感じている人は、実は慢性疲労の場合がほとんど。
仕事や家事でとても疲れています。
ですから痛む部分を冷却し、楽な姿勢でウトウトと横になるだけで意外なことに数時間後には少し楽に歩けるようになるものです。
また、冷湿布は2時間おきに貼り変えてください。
肌が弱い人は、タオルに巻いたアイスピローやインドメタシン入りクリームなどがいいでしょう。
ですが、ここからが肝心なところ!
- お風呂は絶対NG!
- ストレッチや運動もNG!
「火事」ですから温めてはいけません。
とにかく安静が1番です。
またこの時期のマッサージや整体もまったくもってオススメできません。
そういった施設へ出歩くのも炎症が進むことを忘れないように。
どうしても動かなければならない時には湿布の後、薬局などで売られているシンプルな生ゴムの腰痛ベルトを腰骨辺りにキツめに巻くと楽ですが、寝る時は必ずはずしてください。
早ければ翌日には、遅くても約2~3日で、痛みからコリの症状への変化を感じることと思います。
ギックリ腰から解放されるために
一般的に、腰痛症の人は【お腹の筋肉と背中の筋肉がアンバランスであったり、足腰の冷えがあったり、また股関節の状態など原因がいろいろ複合している】場合が多く、その原因を特定できても改善方法は「いろいろな情報筋から自ら探し出す」ことが1番であるといえます。
改善方法はゴマンとありますが、それが合うか合わないかは本人でないと分からないからです。
常に腰痛を感じることは大変なストレスです。
しかし、「予想以上にからだが疲れているんだ」と思うことでそれを受け入れ、うまく付き合っていくことで腰痛がひどくなることを予防できます。
まずはこのページをブックマークし、「ぎくっ!」と激痛が起きたときは即、試してみてくださいね。