むくみ改善!セルフ骨盤ほぐしのやり方
全身をバランスで見た時に要となる箇所が骨盤です。
上半身と下半身の中心部である骨盤のバランスが良ければ、身体のあらゆる不具合が起きにくいと言えます。
セルフ骨盤ほぐしは骨盤周りの筋肉をゆるめることで、股関節の動きを良くし、さらに全身の流れも改善、むくみ解消に役立つ方法です。
今回は自分でできるこの骨盤ほぐしの方法のご紹介です。
骨盤ほぐしとは?
「骨盤ほぐし」と聞くと何だか痛そうなイメージがしませんか?
「骨をほぐすことなんてできるの?」そんな声が聞こえてきそうです。
骨盤ほぐしとは、実際には骨盤周りの筋肉をゆるめることを言います。
ですから決して骨をほぐすわけではないので安心してくださいね。
骨盤ほぐしの効果と効能
骨盤ほぐしをすることで身体を整える大腸、小腸のほか、卵巣や子宮など女性にとって大事な内臓器官を保護する力が増します。
またからだには全身の血液やリンパの流れにより、老廃物や疲労物質を体外に排出する作用があり、運動不足などによりひとたび腰周りの流れが滞りがちになると、足への流れにも影響が出ます。
それが足のむくみというわけです。
このとき骨盤周りを適切にストレッチ、つまり骨盤ほぐしをすることで関節の動く範囲を広げることができます。
そのことで柔軟な筋肉を維持することにより理想的な流れを保つことができ、むくみが解消され、またむくみ知らずの身体作りができるわけです。
セルフ骨盤ほぐしのやり方
骨盤を取り巻く筋肉は腰ばかりでなくお腹にも網羅しています。
内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋、腸腰筋などのほか、肋骨を支える筋肉や背中の筋肉、脊柱起立筋、またお尻の筋肉である大殿筋など骨盤周りにはからだを支える大事な筋肉ばかりです。
ポイントはお尻の筋肉に繋がる太ももの裏側に筋肉、通称「ハムストリング」と呼ばれる部位を伸ばすこと。
これで股関節の可動域が広がります。
- 1)仰向けに寝ます。腰や背中が痛くないようにヨガマットやお布団の上などが良いと思います。
- 2)片膝を曲げ両手で膝を胸元に寄せ10秒ストレッチ。
- 3)そのまま片手でどちらか片方の足のかかとを持ち、真上に引き上げます。
いくところまで膝を伸ばします。
このとき決して無理をしないでください。
気持ちよさを味わいながら10秒数えたあと足を伸ばし元へ戻します。 - 4)次に初めと同じように片膝を抱えたあと、かかとを持ったら今度は足を開いた形で膝を伸ばしていきます。
「フィギアスケーターがよくやる形」がイメージですが、決して無理に膝を伸ばさないように。
いくところまで伸ばしたらそのまま10秒数え、足を元に戻します。 - 5)次に片膝を立て、そのまま内側に倒します。
このとき膝を立てて倒した方のお尻がよく伸びているのを感じてください。10秒数えたあとゆっくり元に戻します。 - 6)反対側の足も同じく行います。
- 7)最後に両膝を抱え左右に軽くゴロンゴロンと転がり、腰部分をほぐします。
これが基本的な方法ですが、立ったまま簡単にできる方法もあります。
それは次の動画を参考にしてみてください↓
骨盤ほぐしのポイント
骨盤ほぐしのコツは「ゆっくり行うこと」と「気持ちよさを味わう」ということです。
反動をつけたり、痛いのを無理してやると筋繊維を痛めることになり、逆効果です。
全工程で約5分ほどかけて行ってください。
むくみ体質を改善してくれるサプリ
むくみを解消・改善するには一時的に解放されるだけでなく、根本的に体質改善してむくみにくい体を作る必要があります。
そのためには口から得た栄養素で、体を改変していくやり方がもっとも効果的ともいえます。
ただ毎日の食事ではなかなか栄養バランスを整えにくいので、人気の高いむくみ改善サプリを使うのも一つの手です。
もしサプリを試される場合は、天然成分から作られている安全性の高いサプリを選ぶようにしてください。
美容効果も高いため女性には1粒で2度美味しいサプリともいえますね。
たったこれだけですが、終わったあとウットリするほど腰周りが楽になり気持ちよさを感じることでしょう。
からだの気持ちよさは実は血行の良さでもあります。
朝晩習慣にするだけで骨盤周りの筋肉が柔軟になり、歩くのも何となく楽になります。ぜひ試してみてくださいね。