【粉茶と抹茶の違い】粉茶の効果とは?
粉茶(こなちゃ)って聞いたことがありますか??
世間では、健康茶として注目を浴びているお茶です。
でも、この粉茶は抹茶とは何が違うのでしょうか?
そして実際どんな効果があるのでしょう。
今回はこの粉茶にフィーチャーして解説してみたいと思います。
粉茶と抹茶の違いとは?
まず正確には、粉のお茶には『粉茶』『粉末茶』『抹茶』の3種類があります。
それぞれの種類分けとして、
『粉茶』・・・・煎茶の製造過程で落ちた粉のお茶という定義があります。
通常のお茶よりも安価で手に入れられ、濃いお茶が入れられるのが特徴です。
また一般的なお茶よりもかなり細かい形状のため、急須やお茶パックを使用し入れます。
飲んだことが無いという方も多いかと思いますが、お寿司やさんなどで見る、あのすごく濃い緑色のお茶といえばピンとくるのではないでしょうか?
そして粉抹茶は、
『粉末茶』・・・お茶の葉を粉末状に加工したものを言います。
他にも粉末煎茶や粉末緑茶などがあり、お湯や水に溶かして飲用し、茶殻が出ることはありません。
先ほどの粉茶は粉ですが、水に溶けず茶殻がでます。
『抹茶』…茶摘みの2週間ほど前から直射日光を避るようにし、乾燥させたものを石臼で挽き粉にしたものです。
茶道などでも使用され、たくさんの手間暇を掛けているため、高級。
もちろん、味や香りも格段に良いお茶です。
粉茶・粉末茶が注目を浴びるわけ
なるほど、抹茶が味も香りもいいのか、、
ではなぜなぜ今、こんなにも粉茶が注目を浴びているのでしょうか?
それは、
身体にいい「粉末茶」
カテキンの存在など、お茶が身体に良いのは有名ですよね?
ですが、身体によいお茶の効果成分はほとんどお茶の葉に残り、飲んでいる水(お茶)には効果成分が薄まった状態のものなのです。
このことは意外と知られていない事実なのです、、
ですので、お茶の葉を料理に使うなど、直接摂取する事をススメている方もかなり多いのですが、それでは中々毎日は採りづらいものです。
そこで注目を浴びているのが粉茶というわけです。
粉茶はその細かな粉末から、急須の目を通過して茶葉そのものが直接抽出され、出来上がります。
つまりは、普通のお茶では抽出されない効果の高い有効成分が効率的に摂取できるということなのです。
普通のお茶は栄養を捨てている?
通常緑茶などは、急須に茶葉を入れお湯を注いで出たお茶を飲みますよね?
そしてお茶が体に良いとされているのは、なにより「カテキン」「ミネラル」「ビタミンC」などの豊富な栄養素の存在です。
ですが、実は急須に残り捨てている茶殻の中にこそ栄養素が詰まっていて、実に有効栄養素の70%が茶殻に残っているといわれています。
そんな茶殻自体を粉末状にしてしまうことで、緑茶葉の栄養成分をすべて摂取することができるというのが粉末緑茶最大のメリットです。
どうせ美味しく頂くなら、美容や健康のためにも栄養素を無駄にするのはもったいないですよね。
そういった点から、美容に敏感な女性を中心に「ダイエットや美肌、便秘解消」などを目的として、毎日の飲料水の一つとして取り入れる人が爆発的に増えたというわけです。
粉茶のすごい効果
粉茶の効果には、
- 老化防止
- がん予防
- 疲労回復・ストレス解消
- 高血圧予防
- 風邪予防
- ダイエット効果
- 認知症予防
主な栄養素としては、
食物繊維、カテキン、ビタミンA・E・Cが多量に含まれているために、このように数多くの効能があります。
日本人ですからお茶を日常的に飲まれている家庭も多いかと思います。
普段の緑茶でも健康面にはとても良いのですが、より吸収率を上げるために粉茶を試してみてはいかがでしょうか?
味さえ気に入れば続ける価値のあるお茶ですよ。