おしゃれ傘の種類とお手入れ方法
梅雨、秋の長雨、季節の変わり目の雨、など、雨が多い日本に欠かせないのが「傘」です。
いつもおしゃれに気を使っている人もコンビニで買ったビニール傘で済ませている場合が多いかもしれませんね。
以外と気を使われないアイテムである「傘」のおしゃれにも気を使えば、ぐっと大人の雰囲気がアップするもの。
今回は意外に奥が深い「傘」事情について特集しました。
傘の種類
現在年間約一億数千万本の傘が消費されているといわれており、そのうちビニール傘の本数は8,000万本とその半数以上を占めています。
その他の傘の種類は以下のもの。
- 洋傘
- 長傘
- 折りたたみ傘
- 和傘
一般的に店頭やネットで販売されているのがほとんどの傘が「洋傘」と呼ばれるもので、「長傘」と「折りたたみ傘」の2種類に大別されます。
折り畳めない傘は「長傘(ながかさ)」と呼ばれます。
半径が65cm以上の長さの傘が大判長傘と呼ばれるものです。
ただし持ち手の長さを加えると1m近くになり、晴れたときに少々厄介です。
そこで最近は持ち歩きのとき邪魔になりにくい「長傘ショートタイプ」に人気が集まっています。
2段タイプ-昔からある通常の折りたたみ傘が2段タイプです。
3段タイプ-ミニ傘とも呼ばれ、親骨が3段に折りたためます。
とても軽量でコンパクトに持ち運べます。
自動開閉傘-ボタンを押すと傘が開きます。
さらにもう一度ボタンを押せば傘を閉じることができます。
和傘は日本独自の傘ですが、現代の街中ではほとんど見かけることがなくなりました。
和傘の代表は「番傘」と呼ばれるもの。
タイミングが良ければテレビの時代劇やお芝居などの舞台で見ることができます。
現代では一部コスプレイヤーに需要があるというのが、おもしろい点ですね。
新しいおしゃれアイデア傘が人気
- 逆折り式傘
- 人気沸騰18〜24本骨傘
- 光るLED傘
傘を閉じた際、濡れた面が内側になる設計の傘が注目を集めています。
混んだ車内で周囲の人はもちろんのこと、自分の衣服を濡らすことがないという優れもの。
しかもたたんだ傘は自立するため、荷物が多いときや傘立てが無いときも大変便利です。
ゲリラ豪雨が当たり前のようになった日本。
強風にあおられて「おちょこ」になり、全身びしょ濡れになった悲しい記憶は何としても封印したいもの。
通常の傘の骨は8本ですが今までのものより、より強度のある傘を考えていたら「骨の数が多いもの」がおすすめです。
「重くなるのでは?」と思いきやグラスファイバー製のため、他の傘とそれほど変わらない重さか、むしろ軽さを感じるものも。
和傘テイストでシックな雰囲気はどんな服装にもマッチし、おしゃれです。
夜間に安全に使える傘として注目を集めているのが「光るLED傘」です。
持ち手の支柱部分が手元ボタンでライトアップできるしくみで、明りの無い暗がりの道でもとてもよく目立ちます。
傘のお手入れ方法は?
大切な1本を選んだからには、長くキレイに使いたいところですよね?
ほとんどの人が傘に対してお手入れをしていないと思いますが、少し手を加えるだけでいつまでも新品のようにキレイに保つことが可能です。
2.日なたで干すと変色の原因になるため、必ず玄関やお風呂場などの室内に干しましょう。
3.完全に乾ききったらしまっておきます。
ただし変色や折り目防止のため、基本的には留め具は使わない方が無難です。
長傘で上下2段に留め具がある場合、上部だけ止めましょう。
4.撥水加工されていても、その効果は少しづつ弱まります。
経年変化が感じられる傘の場合は撥水スプレーをまんべんなくかけ、乾いたらしまってください。
5.折りたたみ傘の場合、長期間たたんだままにしておくと生地が痛む可能性があります。
使わない時は伸ばした状態にしておくのがベストです。
「キメ傘」でワンランクアップ
各通販サイトをのぞいてみると、選ぶのに困るほどおしゃれで機能的な傘が数多く販売されています。
自分スタイルの傘を見つけたら、もうビニ傘には戻れなくなりそうです。
ぜひ愛着ある1本をぜひゲットしてみてはいかがでしょうか?