【乾燥肌】冬にも起こる脱水症状対策とは?
本格的な冬が来ました。この時期、急激な肌の乾燥を感じ、いてもたってもいられない女性が激増します。
秋から真冬にかけて「からだが冬の寒さに向け順応する」ためで、この変化は乾燥肌の女性にとってはかなり堪えます。
しかし、乾燥は肌だけではなく、実は体内にも起きているとしたら?・・・恐ろしすぎます。
今回は「冬脱水」の傾向と対策について検証します。
冬脱水とは
寒い時期は温かい飲み物が欲しくなりますよね。例えばコーヒーや紅茶、緑茶など、皆さんも大好きだと思います。
寒風の外出から帰ったとき、また出先でのブレイクタイムにはホットドリンクは無くてはならないものです。
でもちょっと待って!
これら温かい飲み物を飲むことで「体内の水分まで排出してしまう」こともあるのを知っていましたか?
低湿度が特徴
真夏ほど、水分摂取に気を配らなくても済む「冬」ですが、真夏を大きく違うところは「低湿度」ということ。
湿度が低い目安は、静電防止でない衣類などがバリバリと音を立てたり、金属に触れた手が感電し「バチッ」と青い火花が出たり。
真冬時のもっとも低い湿度は20%ほどと、真夏の1/4以上の差があります。
低気温で低湿度の場合、夏ほど何かを飲みたいと思わないはずです。
またマンションを始め、一般的な家屋は機密性がとても高く、空気の流れが確保できないと極端に乾燥している箇所と湿度が溜まりやすい箇所にはっきり別れます。
ですから乾燥しているからと加湿器をかけ続けると、湿気のたまりやすい箇所にカビが発生することにも!
肌の乾燥肌対策
乾燥肌についての対策を皮膚科医に聞いたことがあります。
「化粧水は肌が乾燥するのよ」
え~?!まさか!・・・と愕然とした、そこのあなた。
「化粧水バシャバシャ」やってもやっても、乾燥していたのでは?
そこで、乾燥肌を防ぐ上手な水分補給や湿度についてお伝えします。
- 「お水」を飲む習慣を付ける
- 部屋干しで湿度調整
- 美容液やオールインワンジェルを使う
人のからだは「水分」がほとんど。
利尿作用があるコーヒー紅茶、緑茶を飲んだときは必ず「お水」も飲みましょう。
寒い時はホットウォーター、つまり「白湯」をお勧めします。
洗濯物の一部、例えばバスタオルなどを夜洗濯し、ひと晩部屋にかけるだけで湿度の調整になります。
翌日、生乾きのバスタオルは太陽に当てて日光消毒すれば問題無しです。
また、朝晩には全ての窓を開け放ち、新鮮な風と空気の入れ替えをすることで低湿度を和らげることができます。
肌脱水、つまり乾燥が進んでしまった場合の皮膚科医のお勧めは「美容液」です。
化粧水や乳液はどんなものでもNGだそう。
美容液だけで不安であれば、オールインワンジェルなどを少量付けてみてください。
最後に
真夏の脱水症状は命にかかわるので注意して水分摂取をしますが、冬はまったく気を遣いません。
お茶やコーヒーは飲んでいても「お水」は一滴も飲んでいないことがよくあると思います。
命の危険は無いにしても「冬でも密かに脱水は起きている」のです。
まずは体内に「お水」を取り入れる工夫をしましょう。
日々の習慣にすることで、からだに溜まった老廃物が排出されやすくなります。
健康診断の結果に不満足だったり、健康に不安があるならば、まずは「お水を飲む」ことから始めてみてはいかがでしょうか。