胃酸過多はツボと食事で治そう!
胃が痛い、、そして何か酸っぱいものが上がってくる、、
いわゆる胃酸が多く出すぎている胃酸過多は、現代人に多い症状です。
不摂生の続く食事や、毎日の仕事やストレス、、胃は食べ物を溶かすところですので、食事はもちろん精神状態にも大きく左右されてしまいます。
今日は、そんな胃酸過多になっている皆さんに向けて、食事やツボで治す方法についてです。
胃酸過多の原因
食べた物を分解して、栄養に変える際に出されるのが消化酵素です。
ですが、この消化酵素が不足していると上手く分解できず、困った胃はもっと分解させようと胃酸を大量に分泌させます。
とても繊細で敏感な胃の粘膜に対して、通常量を超える胃酸がでることで胃に大きく負担がかかり痛みなどの症状を伴ってしまうんですね。
そして胃酸が多くでる原因の多くは、「強いストレスと食生活が悪い」という点です。
アルコールや油っぽい食事など、胃に負担を毎日かけていたり、
特にストレスで自律神経が乱れる事で胃酸過多になるパターンが非常に増えてきています。
胃酸過多の症状は?
- 胸焼け、ゲップが増える
- 胃液が逆流してこみ上げる
- 吐き気
- 下痢
胃液分泌の多さによって胸焼けやゲップが増える。
多い胃液がこみ上げてきて、口の中が酸っぱくなる。
特に空腹時に起こることが多く、胃がムカムカとすることも。
消化能力が落ちているため、消化不良になり下痢になりやすい。
胃酸過多を治すツボ
ツボを刺激する事によって、胃酸量を調整し抑えることができます。
- 胃腸点
- 中脘
- 陽陵泉と足三里
名前の通り、胃腸を整えてくれます。
またストレスにも効果があるので、一石二鳥のツボですね。
お腹の中央にあるつぼで、気持ちの良い強さで1分程度押して刺激します。
膝の外側に位置している位置の近い2つのツボ、過剰な胃酸分泌を抑えてくれ、胃腸を強くします。
食事に気を付けよう!
胃酸過多はストレスとともに、普段の食事がとても密接に関わっています。
最近食事が粗悪だな、、と感じる方はぜひ見直してみることをおすすめします。
そして、基本となるのが辛味や消化の悪い食べ物をしばらく控える事です。
いつも以上に繊細になっている胃の中に、刺激物や負担を与える食事を入れるのは胃をいじめているのと同じです。
お粥やスープなど、まずは消化に良いものから徐々に胃を慣らしていきましょう。
固形物でも、特に豆腐や白身魚などの良性たんぱく質が胃酸過多には効果的です。
ストレスから解放されよう!
ツボ押しなどは思っている以上に効果がある方法です。
ですが、胃酸過多での胃痛を繰り返していては根本的な解決にはなっていませんよね?
現代人の多くの人が「ストレス」によって胃酸過多や胃痛をおこしています。
このストレスをいかに解消するかが根本的解決の方法ともいえます。
基本的な方法としては「軽めの運動」「瞑想などノイズを抜く」という方法がおすすめです。
今は胃痛だけで済んでいても、ストレスが蓄積されると「鬱」という病気に変貌する可能性もあります。
あらゆる病気に関係する事ですが、ストレスを抜くという一見難しそうな課題に早めに取り組むことが、豊かな毎日を送る意味でも重要といえます。
今回お届けした胃酸過多は、胃をまずは正常な状態に整えてあげる必要があります。
自然治癒力の高い人間の内部ですので、優しい食事と活動を活性化させるツボ押しから改善策をはじめてみてください。
もし、痛みや胃酸の逆流が続くようでしたら一度病院での診察を受けるようにしましょうね。