冷え性のデメリットと対策・改善法
あなたは「冷え性」ですか?「冷え性って良くないよね」と分かってはいても、どうしたらいいか分からないかもしれません。
冷え性の人から見ると信じられないことかもしれませんが、冷えの無い人のほとんどは、いつでも手足がポカポカとしています。
その上、ポカポカしているだけで心身共になぜかとても快適です。
それに対して冷え性はデメリットだらけ。
今回は、人生をより良く生きるためのリスク「冷え性」を改善する方法をご紹介します。
冷え症はデメリットだらけ
もしあたなが冷え性なら、体調全般に少なからず不安があるはず。
デメリットについてみていきましょう。
- 自然治癒力の減退
- 不眠症
- 内臓機能の低下
- 精神的不安
自然治癒とはその名の通り「自然に治す力」をいいます。
元々私たちに備わっている自然治癒力は、その条件によって様々に変化します。
しかし自然治癒力がはたらくための好条件は低体温ではないことは明確です。
低体温とは34度台〜35度台の体温をいいますが、現代の医学では体温が低いと発ガンのリスクが高まるといわれていることからみても、冷え性はあらゆる問題が起きる可能性が高いといえます。
冷え性の場合、ぐっすり眠れた記憶があまり無いかもしれません。
特に冬場など、あまりの寒さに手足がかじかんでなかなか寝つけないことってありますよね。
そんなとき熱いお風呂でからだを温めても、冷え性だとすぐに冷えてしまいます。
また寝床に入ってもなかなか寝付けないのは、手足が冷えているからということもあります。
熟睡できないまま朝を迎えるのは大変つらいものです。
手足の冷えは内臓の状態に影響を与えてしまう可能性大です。
「いつも胃腸の調子が良くない」とか「胃が痛いことがよくある」場合、冷え性が内臓機能を左右していることも視野に入れましょう。
近年、「腸内環境は私たちの生活に様々な影響を与えている」といわれるようになりました。
特に冷え性の場合、下痢や便秘が起きる可能性が高くなります。
朝からスッキリ理想的な排便が済んだ日はとても快適に過ごせますが、ひとたび「便秘」や「下痢」というとき、とても憂鬱になってしまいますよね。
このように冷え性から起きる腸内環境の問題は、わたしたちの生活に大きく影響を与えてしまいます。
冷えになりがちな原因
- ストレスで無意識な緊張状態に
- 多汗症の影響
- 一日ほとんど動かない生活
ストレスは私たちに様々な弊害をもたらします。
例えば血流の滞り。
サラサラとした血流が理想ですが、ストレスは私たちに緊張状態を与え血流も滞りがちになってしまいます。
手足に多量の汗をかく多汗症の人にとっても冷え性は、切っても切り離せないものです。
本来、体温を下げる目的で出る汗も多汗症の場合、かいた汗によりからだが冷えてしまうことが考えられます。
「一日中パソコンの前に座り、ランチや休憩時間中以外はほぼ動かない」という人がほとんどの現代社会。
ヒトのからだは「動く」ことや「動かす」ことで内臓、筋肉、血流など、全身の機能を維持し向上させます。
しかし、日がな一日ジッとしていれば、結果的に冷え性になるのは不思議なことではないのです。
冷え性の改善法
冷え性なのにそれが気にならない人もいます。
しかしもし体調が優れないのであれば、すぐさま改善する必要があります。
ひんぱんにお酒を飲む機会があるのなら、冷え性の改善にトライすればもっと体調に自信が持てるでしょう。
一番のおすすめは「足マッサージ」です。
週に一度程度、プロの施術を受けることで徐々に冷え性は改善されます。
からだを締め付ける衣服には「血流を滞らせる」というリスクがあります。
「血流が滞ること=冷え」につながるため衣類のチョイスはとても重要となります。
特にフォーカスすべきは「下着」。
その中でも「就寝中の下着は付けない方がベスト」です。
冷え性改善で起こる体調変化
冷え性にさよならすると、体調はメキメキ変わります。その一部をご紹介。
- 風邪にかかりにくくなる
- 肌の調子が改善
- お通じが良くなる
冷え性が改善すると平熱が少し上がりますが、その結果風邪にかかることがほとんどなくなります。
もし風邪にかかったとしても、以前なら数日寝込むことがあったとしても、もうそれほどひどくならなずにすみます。
冷え性は肌にもその調子が表れます。
シミ、シワ、その他肌のために好ましくない状態は冷え性であるがゆえさらに加速し、見るも無惨な状態になってしまうかも。
しかし冷えが改善されれば、あらゆる問題は少しづつ解決していきまよ。
冷え性とお通じはリンクしています。
腸内環境のワースト一位が便秘ですが、当然ながら冷え性であれば、お腹も冷えています。
冷え性の改善は便秘の改善にもつながり、その後は理想的な体調に。
まとめ
*冷え性を治せば体調が良くなる
*冷え性は本気出して治す必要がある