春掃除のメリットと窓拭きやエアコン掃除の方法
大そうじといえば「年末」です。
しかしいつも寒さに震えながら仕方なく掃除をしていませんか?
そこで誰にでも定番の年末大そうじを「もっと楽に行える」として注目なのが「春そうじ」です。
詳しくみていきましょう。
「春そうじ」とは
「春そうじ」とは、気候のいい春先に行う大そうじのことです。
一般的な大掃除は新年を迎えるために無くてはならないものですが、年末のあわただしさや凍えるような寒さの中での大そうじはかなり苦痛に感じるもの。
しかし「新年をきれいさっぱりとした環境で迎えたい」という気持ちから、年末の大そうじは必然的に私たちの習慣となっています。
年末の大そうじはハイリスク?
普段そうじする場所はたいてい決まっていますよね。
床のホコリを掃除機で吸い取ったあと、フローリングワイパーでからぶき。
元気があるときはワックスがけ。
窓そうじもしたいけれど重い腰を持ち上げることができず「年末の大そうじのときにやろう」ということも多いはず。
しかし年末は「冬真っ最中」。気候の良い春先に比べ、冬の大そうじは水も冷たく手荒れもしそう。
いかにも大変でハイリスクに感じられるのは当然のことです。
春先におすすめの窓拭き掃除
春先におすすめは何と言っても「窓ガラスのそうじ」につきます。
寒い時期に窓を開けてのそうじはとてもつらいもの。
暖かい春なら比較的楽に行うことができます。
- 濡らした古タオルで拭く
- スクイーズでなぞる
- 乾いた布で拭き取る
- レールのそうじ
濡らした古タオルをゆるく絞り、窓ガラスを拭いていきます。
排気ガスや泥、雨水などが気になる外側だけでなく、窓ガラスの内側はキッチンからの油分やホコリなどが付着し、その汚れは意外にガンコです。
古タオルを濡らす際、水の中に重曹を少量溶かすと汚れ落ちが良くなります。
次に100均でも手に入る「窓ガラスそうじ用スクイーズ」を使い、窓ガラスの上から下までなぞります。
しかし、汚れがひどいときは線となって残りやすいため、逆に汚く見えてしまいます。
何度かスクイーズを繰り返しながら、窓ガラスが透明になるまでなぞってください。
最後のこの作業により、どれだけ「窓ガラスがピカピカになるか」が決まります。
愛と情熱をこめて拭き取ってください。
窓ガラスのそうじのあと、レールも忘れずに。
300mlほどのスプレーボトルに水道水と小さじ約一杯程度の重曹を混ぜたもの入れ、レールにスプレーし、使い古した歯ブラシなどで汚れをこそげ落とします。
最後に古タオルで拭き取ります。
バスルームも春そうじ
バスタイムに必要なグッズもたまにはお手入れが必要です。
残り湯を溜めた浴槽内に重曹を1カップ溶かし、椅子、桶、フタなどを一気に投入!
そのまま半日ほど置くと、こびりついた湯垢などが落ちやすくなります。
バスタブの湯垢も同時に落とすことができるというオマケ付き。
夏を迎える前にエアコン掃除
エアコン掃除はこの時期が最適です。
春先は気候が良い日が多く、暑くも寒くもないためで、そうじ中にエアコンを使うことも滅多にありません。
エアコン内部は意外に湿気を含んでいる場所なので、カビ予防のためにもこの時期のそうじがマスト!
エアコン掃除の基本はこちら。
- フィルターを外す
- 内部のフィルターは掃除機で
エアコン内部に装着されているフィルターを外し、洗いましょう。
網のようになっているフィルターは最低2週間に一度はそうじするのが理想的。
使い古した歯ブラシなどを使い、網にこびりついたほこりをていねいに洗い流します。
日陰干しし乾いてから装着します。
取り外せないような内部のホコリは掃除機で吸い取ります。
ただし「分解そうじ」は専門の業者に任せるのが無難です。
さっそく春そうじを!
寒さが遠のき、過ごしやすい日がやってきました。
とはいえ、まごまごしているとすぐに真夏日到来!何はともあれ「今」がチャンスです。
さっそく「春そうじ」を開始して、すっきりリフレッシュしてください。