がに股になる原因と治し方
街をサクサクと背筋良く歩く女性はカッコいいですよね。
きれいな足をした女性はうらやましく思います。
そういう筆者も、もともとややがに股気味だったのがコンプレックスで、頑張って治したという経緯があります。
がに股だとやはり歩き姿が美しくないよね。。やっぱり男性は引いちゃうよね。。なんて被害妄想も手伝い、ずっと悩んでいました。
今となってはちょっと異常なカタチであると知ったのですが、当時は内股気味に歩く女の子を見て、「なんて女の子らしいの!」なんて羨ましく思ったり笑
これは女性特有の悩みだとは思いますが、同じくがに股で悩んでいる方のために、筆者も実践して実際に効果的だったものに限定して、がに股の治し方をお届けしようと思います。
がに股になる原因
がに股になる大きな原因が”筋肉”によるものです。
足の筋肉(ももとふくらはぎ)は、内側と外側の筋肉に分かれています。
そして、内側の筋肉は主に走るとき(速筋)、外側の筋肉は主に歩くとき(遅筋)に使われるのですが、
年齢と共に歩くことはあっても、日常的に走る機会は圧倒的に少なくなりますよね?
その事で内側の筋肉は細く衰えるのに対して、外側の筋肉は現状維持するため、徐々に筋肉が外へ外へと引っ張られるようになります。
そして時間をかけて引っ張られ続けると、骨も同時に外側へと変形していき、がに股になるのです。
また、若い人にがに股が増えているのは、運動不足や足を細く見せたいという願望から、筋力の衰えを気にしない傾向にあるためです。
O脚との違い
がに股とよく比べられるのが、O脚です。
がに股とO脚を一緒に考える方も多いですが、正確にはまったく違うものです。
ざっくりと違いを並べると
◆O脚・・・ひざ小僧が内向きに向いている。
もっと具体的に説明すると、がに股は足の付根の骨である大腿骨が外側にねじれているため、ひざ小僧が外側に向き、骨盤が閉じています。
逆にO脚は、大腿骨が内側にねじれているため、ひざ小僧が内側に向き骨盤が開き気味になっています。
がに股が気になる、、と思っていたら、実はO脚だったという事も多い(女性はO脚の方が多い)ので、まずはご自身がどちらなのか?を把握する事が大切ですよ。
がに股の治し方
では、具体的にがに股の治し方についてみていきましょう。
- 姿勢を正す
- ジョギング
- スクワット
- ペットボトルばさみ運動
-
がに股サンダル/インソール - 膝のストレッチ
- 整骨院に行く
がに股は猫背など姿勢の悪さによって背骨の固くなり、筋肉が弱くなる事も原因になります。
日頃から姿勢が悪いなと感じている方は、肩甲骨に意識を向けて、胸を若干張りながら正しい姿勢を保つクセをつけるようにしましょう。
内側の筋肉(速筋)を鍛えて、内と外の筋肉バランスを整える必要があります。
女性の場合筋肉をつけると足が太くなるから嫌!という方もいますが、よっぽどアスリート並に鍛えない限り足が太くなることはありません。
むしろ程よく筋肉量を増やすことで、脂肪燃焼力がアップして痩せやすい体作りにもつながるので一石二鳥ですよ。
週に1度でも、無理のないジョギングをして筋力アップを図ることをおすすめします。
足の筋肉を鍛えるのに、スクワットがとても効果的です。
1日20~30回程度でよいので、習慣的に行う事がおススメです。
またスクワットは短時間に筋肉が鍛えられるため、がに股改善はもちろん足腰のスタイルバランスを整えるのに最適です。
これは女優の釈由美子さんが、実際にがに股改善対策としてやられていた運動です。
ペットボトルがあれば簡単にできるので、1日3セットを目安に運動します。
ペットボトルばさみ運動動画↓
がに股を改善するためのグッズとして、サンダルやインソールが販売されています。
両方とも足の外側が厚く、内側に傾斜しているため、自然と内側に重心がいくので内側の筋肉が鍛えられます。
ちなみに筆者は、サンダルを自宅のスリッパとして利用していました。
がに股を治すには、足を真っ直ぐのばすクセをつけるのが効果的です。
そのためには、膝のストレッチをすることで真っ直ぐにするクセがつきますよ。
膝のストレッチ動画↓
長年のがに股生活で、骨盤や骨の位置ががに股仕様に変形している場合があります。
その場合は、整骨院で徐々に骨盤から歪みを矯正してもらうのが、一番早い方法になります。
整骨院といってもボキボキと骨を鳴らすような施術ではなく、これで矯正されているの?と思うほど優しい施術です。
ですが少しのバランスの崩れが長年にわたって大きくがに股を作るように、整骨院でのちょっとした矯正方法だけでも確実にがに股は治っていくものです。
またできれば、がに股改善を得意としている(HPなどでうたっている)整骨院に通うことをおススメします。
がに股は明日明後日ですぐに改善するものではありませんが、治らないものでもありません。
ですが人間の身体は固定されたまま、もう動かず治らないということは決してありませんので、上記の方法を取りいれて徐々に改善していってくださいね。
できれば今現在のがに股具合を動画や写真で撮っておくと、改善されていっている自分が分かってモチベーションにもなりますよ♪
何より一番大切なのは、継続は力なりです!