「不倫」こんなに違う!男女の価値観や考え方の違いとは?
古来から不倫という言葉はありましたが、その意味は「人として道を外したことである」といわれていました。
現代の不倫はほぼ100%どちらかが既婚者かあるいは双方が既婚者である場合の恋愛関係のことをいいます。
男女間の不倫に対する考え方の違いは男女の差はもちろんのこと、育ってきた環境などによっても大きく違います。
それでは現代社会の不倫事情と、そのとらえ方は男女でどのような差があるのかみていきましょう。
増えている既婚者同士の不倫
芸能人のゴシップ記事でもたびたび見かける「不倫」の文字。
また街へ出れば「この2人は不倫」と確信できるような取り合わせのカップルをあちこちで見かけるなど、わたしたちを取り巻く世界に不倫は隠れたスタンダートとしてすっかり定着してきた感じがしますね。
もともと不倫している既婚者は多かったのですが、スマホやSNSの普及などより出会いややり取りが簡単になったことも増えている要因の一つでしょう。
男性にとっての不倫の定義・感覚
男性にとっての不倫の定義は「家庭とは別物」ということ。
不倫は男性側が既婚者という傾向が目立つため、当然のことながら夫という役目を果たすべく帰る家があります。
実は「その家庭がうまくいっているかいってないかはあまり関係ない」のが不倫に足を踏み入れる男性の特徴です。
しかし家庭内に居心地の良さを感じ、家にいるのが一番落ち着けるのなら仕事が終わったら迷いなく直帰ですし、不倫しているヒマなどありません。
家庭は家族が生活する場所なのに対し、不倫とは外で恋愛を楽しむもの。
既婚だからこそ誰にも言えないようなプライバシーは「家族にバレなければ大丈夫」と思っている男性が多いのも事実です。
男性にとって家庭と恋愛、この二つが交わることは永遠に無いのです。
女性にとっての不倫はデメリットが大きい
女性にとっての不倫は男性の考え方と正反対ほどに大きくギャップがあります。
それは不倫に対し「本気モード」で取り組むこと。
家庭を投げ捨てても仕方がない、また相手の家庭が壊れてほしいと考える女性も多く、いずれは不倫相手との結婚を夢見ている女性も多いのではないでしょうか。
会っているときは楽しいけれど、デートが終わって帰るころには彼の家庭のことがむしょうに気になってしまいます。
それは彼が休日で家にいる日も同じ。「あたしってもしかしてカラダだけ?」不倫関係に疑問が出始めてもその関係を終わらせる勇気はないうえ、毎日が不安でいっぱいなのではないでしょうか。
男女でこんなにも違う価値観
不倫関係にあるほとんどすべての男性は今の家庭を壊す気はさらさらありません。
むしろ不倫を始めてというもの、今まで以上に家庭を大事にするものなのです。
「わたしを好きでいてくれるのにそれは考えられない!きっと奥さんは最低な人だし絶対不幸な家庭に決まってる」と考えるのは不倫中の女性ならではの思い込みといえます。
不倫関係は男性にとって公にはできないリフレッシュタイムなのです。
リフレッシュした男性が家庭を大事にしようと思うのは当然のことで、休日は一切連絡が取れない彼にイライラしなんとかしようともがくのは、たいてい女性の方です。
不倫が終わる時
「不倫は不毛である」とよくいわれます。
しかし真剣に考えた不倫真っ只中の女性はそんな言葉に耳を傾けようとしません。
好きになった人をなんとかこの手にしたいがために一生懸命なってしまうものですが、この頃からその関係にひびが入り始めるようです。
リフレッシュが目的の男性に対し、彼を何とかしたいと思う女性との間に起きる不協和音はやがて男性が女性の存在を「重い」と感じるようになります。
そして別れがやってくるまでにそれほど時間はかかりません。
まとめ
ワクワクするような疑似恋愛と通過点として、次に不倫というマッチングが起きてしまうのが現代の不倫事情です。
おおやけにできない不倫関係を何十年も続けているカップルは山ほどいるようですが、同じ時間を共有しながらも男女間の心はマッチングしておらずそこに大きな落とし穴があるようです。
不倫は厄介な問題を引き起こしかねないリスキーな要素をたっぷり含んでいるため、もし今不倫中であれば問題が起きたときのことを予測、想定しつつ、最終的には「不倫回避」の方向性が無難かもしれません。