【生理中の眠気】仕事中に効く眠気覚まし方法
なぜか生理期間中になると眠い・・そう感じる女性は多いと思います。
ただでさえ、憂鬱になりがちな生理中。その上に眠くて眠くてしょうがない。
特に大事な会議中やデスクワーク中にウトウトと睡魔と闘ったり、仕事にも支障がでてしまいますよね。
睡眠は人間の欲求の一つですから、睡魔と闘うのは大変だし、生理は毎月のですから毎月悩むのも一苦労です。
今回はそんな「生理中の眠気」について効果的な目覚まし方法をご紹介していきます。
生理中の眠気の原因
生理中はホルモンバランスが崩れるため、眠れなくなる月経前不眠症や、眠くて仕方なくなる月経関連過眠症という一種の睡眠障害がおこりがちです。
人間は体温が下がると眠気が出るという自然反射があります。
いわゆる高温期と呼ばれる卵胞期が終わり生理になると、一気に体温が低下するため眠気に襲われる事が多くなるのです。
その他にも、女性ホルモンの分泌量増加に伴って、夜の睡眠が浅く熟睡できていないからという説もあります。
効果的な眠気覚ます方法「準備編」
仕事中に眠気に襲われた場合、なんとか眠気を覚ます努力が必要ですが、その前に事前に生理中でも眠くならない対策をしておく必要があります。
- 夜の快眠を心がける
- イソフラボンや鉄分を摂取する
- カフェインの摂取は控える
- ランチはあまり熱いものを食べない
- 昼休みの15分間仮眠
生理中は眠りが浅くなりがちですので、お風呂にゆっくり入ってリラックスし、寝る前の1時間はテレビなど
目や脳に刺激を与えるものは避けて、早めに就寝するようにします。
大豆や豆乳に多く含まれるイソフラボンや鉄分は、生理中の眠気軽減を助けてくれる栄養素になります。
眠気覚ましといえば、コーヒーなどのカフェイン摂取が有名ですが、生理中は別です。
カフェインがホルモンバランスを崩し、余計に症状がひどくなる場合があります。
熱い食事を摂ると、体温が一気に上がり、仕事を始める頃に体温がぐっと下がります。
満腹感にプラスして、体温低下でさらに眠気に襲われます。
机などでうつ伏せになり、10~15分程度の短い過眠は非常に効果的です。
短い過眠は脳をすっきりさせますし、目をつむって落ち着くだけでも効果アリです。
仕事中に眠くなった時の対策
事前の準備ができなかったり、準備したけど急な眠気に襲われた場合は、緊急対策が必要ですね。
- ツボを刺激する
- 軽いストレッチ
- 息止め呼吸法
- 目薬をさす
- 濡れたハンカチを用意しておく
眠気覚ましに効果的なツボを、数秒ずつ刺激するのも効きます。
合谷(ごうこく)
人差し指と親指の間にある、押すとジワーッと痛みを感じる部分。万能ツボの一つです。
百会(ひゃくえ)
頭の頭頂部にあるツボ。気の流れの中心地でもあります。
腕や背中を伸ばす、首を伸ばすなどの軽いストレッチは眠気軽減に繋がります。
苦しくなるまで出来るだけ息を止め、その後大きく空気を体内に取りいれます。
プチ酸欠状態から大量に酸素が入ると、脳を目覚めさせる事ができます。
目薬をさすと脳が覚醒させ、目覚まし効果の高い作用を働かせます。
目薬であれば特に刺激の強いものでなくても、効果はあります。
冷たく濡れたハンカチやタオルを、首などにあてるというのも効果的です。
本当は洗顔するのが最も効果的ですが、お化粧もあるので代わりに濡れタオルなどで冷やす事が
即効性もあります。
眠気+だるさが起こる場合は?
生理中に眠気に襲われるだけでなく「なんだか体がだるい。。」と毎月思う方もいるのではないでしょうか?
生理中は出血による貧血状態や、ホルモンバランスの乱れによって体に変化が起こります。
特に「体温の上昇」「むくみ」「血行不良」「精神不安定」などが重なり、体がだるいと感じがちになるのです。
精神的にしんどい、、と思う方はメンタル面で不安定になっているため、深呼吸をしたりリラックスできる状態をできるだけこまめに作ってあげましょう。
また、肩や腕、腰周り、足など部分的にだるいと感じる方は、血行不良によるところが大きいので、お風呂上りなどに意識的にストレッチをしてあげたり、だるい箇所を入念にマッサージして血行を促進してあげることで解消されますよ。
今回は主に生理中の眠気についてお届けしましたが、いくつか自分なりの目覚まし方法を見つけることや、生活習慣を見直す事での体質の変化を冷静に分析することも
眠気改善には大切だと思います。
生理中の眠気は多くの女性の悩みですから、もしあまりにもひどい場合は、婦人科で一度診察してもらったり、漢方薬での改善方法などもあります。