【効果がアップする】炭水化物抜きダイエットの正しい方法とは?
今、ダイエットをしたい女性の中で話題となっている炭水化物を抜く糖質制限ダイエットですが、ただ単に炭水化物を抜けばいいだけ!と思うのは間違いです。
実際に炭水化物ダイエット=炭水化物を抜けばいいという間違った考えの方は多く、体調を崩す事例も聞かれています。
炭水化物も体のエネルギーに必要な栄養素の一つですからね。
では、どうしたらよいのでしょうか。
今回は人気の炭水化物ダイエットを正しく行い、より効果がアップする方法をご紹介します。
炭水化物抜きダイエットとは?
炭水化物抜きダイエットは、アメリカのロバート.C.アトキンス博士が発案したダイエット方法で、増量の原因でもある炭水化物の摂取量を調整(セーブ)することで、
血糖値をうまくコントロールし、体重を減らし体質も改善していく人気のダイエット方法です。
必要以上に炭水化物を抜かない
人間の体は、炭水化物に含まれる糖質と呼ばれるものを分解してブドウ糖になります。
ブドウ糖は、脳のエネルギーになったり、筋肉にグリコーゲンとして蓄えられ、運動するときに使われるガソリンのようなものになります。
炭水化物をまったく抜いてしまうと、集中力がなくなったり、疲れやすくなったりと体に影響がでてきてしまいます。
今、炭水化物ではなく、糖質制限と言われるようにもなりましたが、まだまだ炭水化物を抜けばいいと思っている方も多くいらっしゃいます。
数日だけの炭水化物を抜くくらいなら、体内の中で足りない分を補うようにはなっていますが、長期的に抜くのはよくありません。
炭水化物の摂取基準は1日の摂取エネルギーの50~70%といわれています。
その摂取量をしっかりと守るように制限をかけるようにしましょう。
また、朝はしっかりとり、昼や夜などに食べる食事内容に気をつけるようにします。
朝食は、一日の脳のエネルギーとなる大切なスタートです。
朝食を抜いてしまうと、脳が上手く働かなくなってしまうこともあります。
朝はしっかり食べ、昼と夕は油物などを控えるようにしてみてください。
血糖値を急激に上げない工夫を
糖質は体に入れると吸収されやすいため、血糖値を急激に上げてしまいます。
糖類の中でもでんぷんなどの中に含まれる二糖や、オリゴ糖などに含まれる多糖は吸収されにくい糖類とされています。
そのため、体に吸収されるまでに分解される過程が必要となり、血糖が上がるのも緩やかになります。
ですから、血糖を急激に上げ下げしない糖類(二糖・多糖)をうまく摂取するようにしましょう。
ケーキやチョコレートなどの菓子類は、血糖を急激に上げてしまいます。
料理などで使う砂糖も、上白糖ではなくオリゴ糖を活用するなどしてみてください。
制限する糖類をきちんと知り、うまく、制限するものと代替で使用できるものなどを取り入れましょう。
食べ方にも気を付ける
炭水化物を摂取する際のポイントとしては、食べ方に気をつける点です。
特に注意したいのが以下の2点。
- 御飯は、必ず野菜や魚などのおかずと一緒に食べる
- 食べる種類を増やし、御飯の量を少なくしても満腹感を感じるようにする
逆に、主食がメインになってしまうような、ラーメン、パスタ、オムライス、うどんなど、その1品だけで食事が終わってしまうようなものはNGです。
これでは、逆に炭水化物のみになってしまっていますよね。
ですので、ダイエットをする期間は、主食がメインになってしまうようなものは避けてください。
特に、一番避けたいものはケーキや、ドーナッツ、チョコレートなどの菓子類です。
小腹がすいた時ちょっと甘いものが食べたくなった時には、ドライフルーツやグラノーラ、砂糖不使用のシリアルなどで小腹を満たすようにしてみてください。
ドライフルーツは栄養価も高く美肌効果も期待できますよ。
そして、夜の食事は内容に気をつけてください。
夜は一番代謝が低いときです。代謝が低いときに炭水化物を多く摂ってしまったり、油物を食べてしまうのはNG。
油を控え、炭水化物も3食の中で一番少ない量にしてください。
まったく食べない。食べてはいけない。
というプレッシャーをかけるのではなく、糖質制限をしていても、摂取してもOKなものはあります。
ダイエットをするにあたってストレスが一番リバウンドを招いてしまう原因となります。
ストレスにならないように、自分に合った糖質制限をしてみてくださいね。