ツヤ美肌はオイルで作る!オイル別の特徴や使い方を解説
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地球に生きる私たちは、その長い歴史の中で「加工された人工的なものより自然のものがより良い」という視点に辿り着きました。
特に「肌に塗るもの」は、その良し悪しについて様々な議論が交わされています。
その中でも「オイル」は全身に使える優秀な保湿成分として注目を集めています。
今回のトピックは、ウルツヤ美肌のための「オイル」について特集してみました。
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アルガンオイル
- 由来:モロッコ地方に自生するアルガンの木の種子から採取したオイル。
- 特徴:
黄金色でナッツに似た香り。肌を柔らかくする効果、肌のサビつきを防ぐ抗酸化作用のほか、肌の潤い保護成分オメガ6が豊富に含まれています。
またニキビ跡や肌荒れによる肌のダメージを修復する作用があるといわれています。
- 使用感:べたつかない/強い浸透力/伸びが良い
- こんな風に使うのがベスト:
化粧水の浸透を良くするはたらきがあるため、洗顔後化粧水をつける前に少量伸ばすと、より一層しっとり感が増します。浸透力が高いためマッサージとして使うのには若干不向き。マッサージ向きテクスチャーのキャリアオイルに数滴足して使いましょう。
ホホバオイル
- 由来:ホホバの種子から搾ったオイル。
- 特徴:
ホホバオイルの成分「ワックスエステル」は「人体と同じ成分」です。
そのため「自然界で最も人間の皮脂に近い」とも表現されています。
黄色ブドウ球菌を消滅させる効果もあるホホバオイルは、低刺激なので乳幼児やアトピー体質などのデリケート肌にも安心です。
無色透明のものより精製していない黄金色のものがベストです。
- 使用感:皮膚となじみやすい/さらっとしている
- こんな風に使うのがベスト:
肌によくなじむワックスエステルにより毛穴でのつまりが起きにくいため、ニキビ予防やニキビ肌改善に向いています。
また毛穴の黒ずみや角栓除去にもひと役かってくれるでしょう。また乾燥肌のメイク落としにも向いています。
スイートアーモンドオイル
- 由来:アーモンドの種子から搾ったオイル。
- 特徴:
ヒトの皮脂内の脂肪酸と同じ成分のオレイン酸が一番多く含まれています。真皮でゆっくりと浸透する作用により、高いアンチエイジング効果が期待できます。
- 使用感:香りが良い/とろみ感/マイルドな質感
- こんな風に使うのがベスト:
こんな風に使うとベスト:メラノサイトまで浸透するためメラニン抑制に効果が高く、シミ対策に高い効果が望めます。また何を塗ってもすぐに吸い取ってしまう極度の乾燥肌にもおすすめです。
ローズヒップオイル
- 由来:ローズヒップの種子から採ったオイル。
- 特徴:
実の7割である種子からオイルを抽出。薄い黄色をしています。
成分に含まれる豊富なリノール酸は皮膚を再生させる効果があることから、アンチエイジングに大きな期待がもてます。
- 使用感: 粘りがあり重い/ゆっくりとした浸透力/苦味のある香り
- こんな風に使うのがベスト:
シミ、ソバカスなどの軽減にも効果が高いことから、マッサージ用や顔用クリームとして使うといいでしょう。
ただし重いテクスチャーのため、他のキャリアオイルにローズヒップオイル10%程度を配合して使うのがおすすめです。
オリーブスクワランオイル
- 由来:オリーブの果肉から抽出されたオリーブオイルの中から、さらにスクワランだけを抽出したオイル。
- 特徴:
ヒトの皮膚にも含まれるスクワランを外から補うことで、肌を乾燥から守ってくれます。
刺激が少ないので敏感肌でも安心です。
- 使用感:サラッとして軽い/強い浸透力/香りにくせがない
- こんな風に使うのがベスト:
こんな風に使うのがベスト:お風呂上がりの肌に水分がある状態で、全身くまなく伸ばすといいでしょう。
またかかとや肘のカサカサ予防にも、たっぷりと使えばしっとりです。
ヒマシ油
- 由来:トウゴマの実をコールドプレスし抽出した植物性オイル。
- 特徴:
高い抗菌作用と抗炎症作用があります。
また高濃度の脂肪酸により肌の水分をキープしてくれるはたらきがあります。
- 使用感:トロリとした質感/重い/わずかに特有の香り
- こんな風に使うのがベスト:
全身の肌ケアに使うことができますが、特にニキビなどのトラブル肌や敏感肌に向いています。
また足のむくみ解消のマッサージ用やまつ毛の保護に最適です。
グレープシードオイル
- 由来:ワインにも使われるぶどうのその種子を圧縮したオイル。
- 特徴:
ポリフェノールが含まれていることから、高い抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できます。
またビタミンEはオリーブオイルの約2倍含まれており、酸化しにくいのも特徴です。
- 使用感:サラリと軽い質感/肌に伸ばしやすい/香りはほとんどなし
- こんな風に使うのがベスト:
ベタつきが少ないのでマッサージや、低刺激性のクレンジングオイルとしても使えます。またシャンプーのあとに髪に伸ばし、ホットタオルで蒸せばしっとりサラサラに。
まとめ
ひと口に「オイル」と言ってもその内容は実に個性に富んだものであることが分かりました。
美容にも健康にも使えるオイルはいずれも肌にとって嬉しい効果が期待できそうですね。
さてあなたはどのオイルを使ってみたくなりましたか?
肌に合うオイルを見つけてますますウルツヤ美肌を目指してください!
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