【美容や妊婦さんに】バランスボールの効果と運動方法
日頃から運動不足を感じている方も多いかと思います。
健康のためにジョギングやウォーキングを始めようかな、と思っても、日々の生活に追われて時間が取れなかったり・・・。
ウェアやシューズを揃え、いざ運動を始めても、外での運動は天候や暑さ寒さが気になりますし、風邪気味だったりすると出かけるのがおっくうになってしまいますよね。
どんなに身体に良い運動でも、続けられなければ効果は出ません。
そこで運動が苦手な方、身体に負担をかけらない妊婦さん、高齢の方でも無理なくトライでき美容効果も高い、バランスボールを使った運動をご紹介します。
バランスボールの選び方
バランスボールは様々なものが売られていますが、次の三つの条件を満たしたものをおすすめします。
- 1.「ノーバースト、ノンバースト」などの記載がされているもの
- 2.身体に合った大きさのもの
- 3.空気がパンパンに入っていないもの
これは穴が開いたり破れたりしたときに、いきなりバーンと割れずに、ゆっくりと空気が抜けていくものです。
150~160cmくらいの身長の女性ならば、直径55cm位の物がよいでしょう。
目安は両足の裏をしっかり床につけて、ボールを転がせる大きさです。
ここでは必ず片方の足の裏が床についている状態の、安全な運動をおすすめしますので、あまり大きいと床から足が離れたりして危険な場合があります。
購入したボールにはほとんどの場合ご自分で空気を入れることになるかと思いますが、パンパンに入れるとはずみやすく転がりやすくなり、使いにくいだけでなく危険な場合があります。
座りやすい感触になるよう、調整してください。
ボールはできれば現物を見て選びたいものですが、なかなか外出できない場合には特に上記1.2をショップにメールや電話で確認することをおすすめします。
基本的な動き方
- 1.まずボールの上に座ります
- 2.そのままボールに体を預けるような形で、腰をゆっくりと回します
- 3.ボールを使った動きに慣れてきたら
両足を肩幅より広めに開き、足の裏を床につけ骨盤を立てた姿勢で座ってください。
この時足の裏全体が床につくことをご確認下さい。
この時、必ず片方の足の裏は床についている状態を保って下さい。
必要以上に早く動かしたり、上下に弾みをつけなくても大丈夫です。
また、身体を無理にねじったり、足を無理に広げる必要もありません。
ボールを使った動きに慣れてきたら、今度は足を前後に開くような形で、2.と同様にぐるぐる回してみましょう。
あくまでもご自分のペースでゆっくりと、心地よいリズムで行って下さい。
慣れてきたら、できるだけ大きく動かしてみたり、時々上下にゆすってみたり・・・
これらの動きを、『骨盤だけを』回すイメージで行います。
頭は動かさず、目線は遠くへ、がコツです。
それから痛みを伴う動きは絶対にしないでください。
楽しく気持ち良く行うことが長続きするコツです。
バランスボールで期待できる効果
バランスボールはお手軽でいつでもできるメリットがある上に、多くの心身に対する効果が期待できます。
- インナーマッスルの強化
- 血液循環アップ
- ダイエット・むくみ解消
- 腰痛の軽減
- 姿勢が良くなる
女性は特に少ないといわれるインナーマッスルを鍛えることで、体の軸ができ姿勢がよくなったり、体の歪みが矯正されます。
インナーマッスルが鍛えられると血液循環もよくなり内臓系も活発になり、代謝があがります。
内臓の動きが上がると、腸内をはじめとしてたまった老廃物の排出効果があがり、自然と痩せやすい体質がつくれます。
またむくみ解消にも効果的です。
特にぽっこりお腹や下半身太り、また猫背が気になる方には効果的だと実感しています。
体の歪みを矯正するとともに、下半身のリンパや血流をよくするため、慢性的な腰痛解消に繋がります。
バランスボールでインナーマッスルを鍛え、猫背を治し、背筋を伸ばしていくことで癖付き、徐々に普段の姿勢自体も良くなっていきます。
美しい女性は姿勢も美しいもの。
ぜひ姿勢改善の意識も持って実践されてみてはいかがでしょうか?
ボールを使って楽しく運動することで、骨盤や股関節をほぐしていくと、身体全体がゆるみ、血液やリンパ液の循環が良くなるので、脳も心地よくリラックスしてきます。
脳がリラックスすると、ストレスからくる不快な症状(肩凝り、腰痛、頭痛、便秘など)の改善も期待できます。
適度な運動で普段使わない筋肉を使うことで、夜はぐっすり眠れることでしょう。
睡眠がしっかりとれると成長ホルモンが出ますので、体内の新陳代謝が活発になります。
見た目の姿勢が良くなると同時に、体の中からも若さを保つことが可能となりますよ。