美容や便秘解消に!甘酒のすごい効果と飲み方
筆者にとって甘酒といえば、ひな祭りに出されたり、お正月近所の神社で参拝者にふるまわれたりといった、「ちょっとした祝い事の際に飲むお酒なのかなんなのかよくわからない飲み物」といったイメージでした。
ですがこの甘酒、実は美容や健康にとってとても優秀な効果を発揮してくれる「飲む点滴」とまでいわれる飲み物なのです。
今回はこの甘酒にフィーチャーしてお届けしたいと思います。
甘酒の栄養素
効果を知る前に甘酒に含まれている豊富な栄養素をまとめておきましょう。
これらは栄養ドリンクや実際打つ点滴に含まれる栄養素とほぼ同じ成分内容から「飲む点滴」とまで言われているんですね。
甘酒のすごい効果とは?
- 肌の乾燥予防
- 肌の美白効果
- アンチエイジング
- 便秘解消
- ダイエット効果
- 良質な母乳を作る
- 薄毛対策
- 疲労回復・夏バテ防止
湿度の低下などで乾燥しがちな肌ですが、9種類に及ぶアミノ酸やビタミン類が肌細胞のコラーゲン生成を促進するため、乾燥肌や加齢による潤い不足を補ってくれ、しっとりとした潤い肌を作ってくれます。
米麹から作られている甘酒にはコウジ酸成分が豊富に含まれています。
このコウジ酸がメラニン色素の生成を防いでくれるため、美白効果やシミ予防・紫外線対策として働いてくれます。
酵素がとても豊富な上にコウジ酸には強力な抗酸化作用がありますので、健康な体を維持し若さを保つアンチエイジング効果が高いです。
筆者自身、便秘解消のために甘酒を飲み始めたほど、便秘解消効果は高いといえます。
甘酒には豊富な「食物繊維」や、便秘解消サプリにもよく使われる「オリゴ糖」に加えて、100種類にも及ぶ酵素成分が含まれているため、飲み続けることで腸内環境がきれいに整い自然と便通がよくなってきます。
甘酒は100gで81kcalと意外と低カロリーのため置き換えダイエットとして用いる方が多いです。
低カロリー高栄養価のスーパードリンクな上に、少しどろっとした飲み口は腹持ちがよく十分食べ応え感があります。
朝昼晩のどこかの食事の代わりに甘酒を飲むという、スムージー感覚でダイエット効果が望めます。
甘酒の豊富なビタミンB群やアミノ酸は良質な母乳を作ってくれます。
栄養価の高い母乳を出したい、母乳が出にくいというお母さんにもおすすめです。
※後述しますが、酒粕で作られた甘酒はアルコール分が多少あるので、必ず米麹で作られたノンアルコールの甘酒を選ぶようにしてください。
甘酒の中のシステイン成分は、髪を生成するケラチンの元となる成分で抜け毛対策や育毛促進に繋がります。
消化酵素も豊富で効率よくエネルギー変換してくれるため、夏バテの際に飲まれる程疲労回復効果が高いです。
その他にも、整腸作用から「花粉症の軽減」、GABA成分から「ストレスの解消」、アスペラチンによる「抗がん効果」、乳酸菌や酵母成分から善玉菌増加による「免疫力のUP」などなど、ざっと並べただけでも美容や健康に大きな効果を発揮してくれるスーパードリンクなのです。
甘酒の飲み方
甘酒といっても種類豊富に販売されています。
そして今回紹介した甘酒は「美容」や「健康」を意識して飲むための甘酒です。
先に少し触れましたが「酒粕」から作られた甘酒にはアルコール成分があります。
当然ですが、妊婦や授乳中のお母さんは必ず避けるようにしましょう。
そして低カロリー面も考慮してノンアルコール成分である米麹を発酵させて作った甘酒を選ぶようにしましょう。
また甘酒はその名の通り甘くて飲み易いですが、この甘さは米麹がお米を分解する際に出るでんぷん質の甘さで、一切砂糖などは使っていません。
おすすめの飲み方
筆者が実践しているおすすめの飲み方が「甘酒×豆乳」です。
コップに
甘酒1:無調整豆乳1 を入れてかき混ぜます。
以上。
豆乳を混ぜることでよりマイルドになって飲み易いですし、豆乳に含まれる豊富なイソフラボンは美肌作り、脂肪燃焼効果、便秘解消、さらに女性ホルモンがアップするので更年期障害や気分の低下、不眠や薄毛予防にも繋がります。
甘酒効果をより高める意味でも、飲みやすくする意味でもおすすめの飲み方ですよ。
日本が誇る万能ドリンクである「甘酒」。
味の好みが分かれるかもしれませんが、甘酒好きな人はぜひ試してみてはいかがでしょうか?