朝に頭痛が起こる原因と改善法
「頭が痛い・・」
1日の始まりを爽やかに迎えたいはずの朝なのに、ズキズキと頭痛が始まる。。
また同時に吐き気まで併発する人もいるくらいです。
朝からそんな状態では、1日を活発には過ごせないもの。
そんな朝の寝起きから頭痛が起こってしまう原因とそれを治すための改善法です。
朝に頭痛が起こる原因
眠りから起きた朝は体調や睡眠の質によって、体が気だるくなることもありますが、頭痛となると少し話が変わってきますよね。
代表的な原因が次のもの。
- 偏頭痛(片頭痛)を起こす
- 枕が合っていないなど、緊張型頭痛
- アルコールなどによる群発頭痛
- 二度寝の癖がある
偏頭痛は、脳の仕組みであるリラックス状態を作ろうとする副交感神経には血管を拡張しようと働く動きもあるため偏頭痛が発生しやすくなります。
血管が拡張するのは、深い眠りにつけていない、睡眠不足、ストレス過多などが考えられます。
また女性の場合は生理期間中にも起こりやすくなります。
首や肩が疲れる、こるという方は緊張型頭痛です。
デスクワークなど長時間同じ姿勢の仕事をしていたり、枕が合っていないと血液循環が悪くなり寝起きの朝に頭痛が起こります。
なんか寝ていると首や肩に負担がかかる感覚がある場合は、自分に合う枕を探してみてください。
主に男性に多いのがこのパターンです。
目の奥が痛んだり、汗や目が充血するなどを併発しやすいのが特徴。
この頭痛の原因ははっきりとは解明していませんが、飲酒するとすぐ頭が痛くなるという方はこの傾向が強いといわれています。
二度寝は神経伝達のセロトニンの分泌によって血管が拡張しやすくなります。
そのせいで神経周りが炎症を起こしたような状態になり頭痛や気だるさを引き起こします。
頭痛を起こさない改善法
では、どうずれば朝の頭痛を改善する事ができるのでしょう?
改善法もそれぞれの頭痛の種類によって多少異なってきます。
- 偏頭痛の改善法
- 枕が合っていない(緊張型頭痛)の改善法
- 群発頭痛の改善法
- 二度寝をやめる
偏頭痛は熟睡できていない、ストレスが大きな原因です。
生活リズムや食生活を改善する
運動などストレス解消を行う(寝つきもよくなります)
コーヒーなどカフェインは血管を収縮させるので、少し飲んで拡張を抑える
などの対策が効果的です。
緊張型頭痛は、まずは枕が合っているかどうかをチェックしましょう。
これは単純に肩が痛いなど自身の感覚に頼るか、枕を購入しに行くと自分に合った枕を選んでくれるお店もありますので、専門家に相談してみましょう。
そして、
長時間同じ姿勢でいないように、日中もストレッチなど体を伸ばすようにする
ストレスを解消するための発散法をみつける
はっきりと原因がわかっていない群発頭痛ですが、アルコールとタバコが要因の一つになっていると考えられています。
喫煙者の方や毎晩晩酌をするという方は、少し量を減らす努力をしてみてください。
二度寝はとても気持ち良くてなかなか止めれないものですが、健康にはあまりいいものではありません。
二度寝してしまうのは睡眠の質が悪い証拠。
睡眠の質を上げる努力をするように心がけましょう。
特に偏頭痛持ちの方は、症状を悪化させる原因にもなるので要注意ですよ!
朝の頭痛はそれだけでテンションが下がり、1日の活動力が奪われてしまいますよね。
爽やかに毎日を過ごせるよう、少しずつ改善していき「あ、なんか最近寝起きが気持ち良い」と感じれる日を迎えるまで続けてみてくださいね。