【予兆?】秋のうろこ雲と地震との関係性

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秋になると、空によく浮かんでいる「うろこ雲(鱗雲)」をご存じですか?
そのまま魚の鱗(うろこ)のようなカタチから名付けられた雲のことですね。
 
個人的にはこの雲を見ると、あぁ秋がきたな。。と季節を感じるんですよね。
でも、一説によるとうろこ雲は地震の予兆とも、、
今回は、ちょっとマニアックに、そんなうろこ雲について調べました!

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うろこ雲が秋にでる理由

 
ウロコ雲
 
うろこ雲はとても高い空に現れる雲です。
高度にして2000m~7000mも上空にできるんですね。
うろこ雲は空気の乱れによって、まだらなカタチに作られます。
 
他の季節でもこのようなカタチの雲は作られるのですが、秋のように澄みきった空の方がよく見えるため、秋に現れる雲とされています
 
 
 

うろこ雲と天気の関係性

 
『鱗雲が出た翌日は雨風』
という言葉もあるくらい、うろこ雲が現れた後は、天気が崩れることが多いようです。
 
これはうろこ雲が低気圧のはるか前方にできやすいためで、うろこ雲が出た後には、前線や低気圧がやってくる事が多いためなんです。
 
そのため昔から魚の鱗とも重なって、水を連れてくる雲と形容されてきまたんですね。

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うろこ雲は地震雲!?

 
うろこ雲に限ったことではありませんが、地震が起こる前兆として、よく地震雲と呼ばれる雲が現れるとされています。
では、うろこ雲はどうなのでしょう?
 
巷では、うろこ雲=地震雲 と噂されているようですが、これに関しては全く根拠がないとされています。
 
もしうろこ雲が地震雲なら、秋は毎年地震の危険が高いですもんね。。
しかし、地震雲と言われるようになったのには原因があります。
 
それは、『肋骨状形地震雲』 の存在です。
地震雲には色々な種類がありますが、その中のひとつが、この『肋骨状形地震雲』↓↓
 
地震雲
 
 
なるほど、、うろこ雲にとても似ていませんか??
この『肋骨状形地震雲』がうろこ雲に似ていることから、地震雲といわれるようになったと考えれます。
 
最初に言ったように、個人的にはとても秋を感じるのがうろこ雲の存在です。
高い空に散らばった雲がいい感じなんですよね~。
そんなうろこ雲が地震雲ではないという、汚名?をはらせました。
 
女心と秋の空の言葉通り、うろこ雲の後は天気が崩れるなど雲と天気の関係性も面白いですよね。
夏の入道雲も好きですが、秋の雲にも今年は注目してみたいですね。
 
 
 

実際に地震が多かった雲

 
雲の形状と地震の発生は科学的にはまだはっきりとは解明されていませんが、大きな地震の前には変な雲を見た、、という声が多数上がっているのも事実です。
 
一例ではありますが、

  • 波紋形地震雲(はけいがたじしんぐも)
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    波形型
     
    波紋のような雲で、濃い色の波紋が現れる程、地震の揺れが大きいとされている。
     

  • レンズ雲
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    レンズ雲
     
    わかりやすい形状なので多数声がよせられがちな雲。
    レンズ雲が現れた場合、1週間以内に大きな地震があるといわれている。

 
 
このような形状の雲は一例でしかありませんが、地震前になるとペットが急にソワソワし始めたり、犬がやたらと鳴いていたという話も多数聞きます。
 
より自然力の高い動物だから気づくことがあるように、大きな自然の中で形成される雲には、磁場など地球の営みに反応して現れる形状の雲があってもおかしくありませんよね。


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