ご近所付き合い上手になる5つの方法とタブーって!?
春は入社、入学、人事異動にからむ引っ越しの季節です。
よその土地へ行くのは楽しいけれど、日本人には正直なところ気づまりなのがご近所とのお付き合い。
そこで、いろいろある「近所付き合い」のコツを長かった筆者のアメリカでの生活から、アメリカ風「ご近所付き合い法」を日本的にローカライズして「ご近所付き合いが上手くなる5つのポイント」にまとめました。
まずはいいコミュニケーションを
- 上手なコツ
- 【タブー】
・気軽に挨拶/・言葉を掛け合う/・助け合い/ルールを守る
どこに住んでもその土地に慣れることが肝心です。
まず、きまったルールを守って、より良いしきたりを育てていこうという共通の姿勢が大切、それにはお互いに進んでコミュニケーションを図ることがさらに大切になります。
この辺り、アメリカ人は自然に振舞っています。
簡単にいえば、日頃から「おはよう」「こんにちは」などの挨拶を交わして、顔見知りになっておきましょう。
いざというときに助け合い、協力し合える関係が生まれるものです。
近所で出会っても知らん顏をする。
プライバシーを尊重する
- 上手なコツ
- 【タブー】
・詮索をしない/・ほどよい距離を保つ/・緊急時の連絡先を知らせ合う/必要なとき、ひと声掛ける
プライバシーは現代の常識、アメリカ社会では bottomline 基本のルールです。
言葉を交わすようになっても、無神経に入りこんではいけないのがプランバシーです。立ち入ったせんさくは禁物、おつき合いにひびが入ることがありので、ほどよい距離を保つ、これがポイントです。
ただし、何かのときのために、家族構成や、勤務先、緊急時の連絡先などは知らせ合つておくことです。
入院とか旅行なときは一声かけ合うようにしておきましょう。
学歴や収入、こどものことを聞きたがる事。
うわさ話はタブー
- 上手なコツ
- 【タブー】
・周りの噂話に乗らない/・あくまで聞き手に回る/・責任もてない話はしない
これが意外に大事です。女性たちの井戸端会議が舞台になるうわさ話は、とかく無責任な内容が多いもの。
うっかり「そうねぇ」などと相づちを打つと自分も合意したことになるので、なるべく「そうですか」程度にしておきましょう。
話に身を乗り出す、他人に話す、その場にいない人の話しをする
地域行事には参加しよう
- 上手なコツ
- 【タブー】
とりあえず顔を出して、参加する姿勢を見せる。出られないときは差し入れなど
いろいろな行事に前向きに参加することは、体の血液のようなもので、あなたのご近所付き合いが生きます。
共働きや一人暮らしで留守がちな人でも、できるだけ「参加する姿勢」を見せるようにしましょう。
参加できないときは、例えば茶菓子などを差し入れるとか、ほかの機会の協力を申し出るとか工夫をすることで、周囲の人々との摩擦は起きにくいものです。
なにも参加しない、連絡しない、まったく姿を見せない
男性も地域活動に参加を
- 上手なコツ
- 【タブー】
まず一度参加してみる
(苦手なことを押しつけられる前に)なにか役員の仕事を受け持ってみる
気さくな夜の集まりを上手に付き合いに活用する。
アメリカでは教会がらみの行事もあって、男性の参加は日常のことですが、日本でこれがうまくできれば鬼に金棒です。
ご近所の仕事を女性、とくに主婦だけに押しつけておくのは、今や時代おくれです。
自治会の役員を交代で引き受けたり、行事の企画運営にあたったり、活動の場は男性にも広く開かれています。
ふだん仕事で関わりを持ちにくい男性も、休日の共同作業や夜の集まりなら都合が付く人も多いでしょう。
われ関せず、知らん振り、お高くとまる
まとめ
さて、いかがでしょう。この5つのポイントは絞った「コツ」と「タブー」です。
樹木で云えば幹の部分ですから、これに枝葉が伸びてあなたの「ご近所付き合い」は安定します。
筆者はアメリカ人の社交性はこうして育っているんだな、と本当に実感しました。
一見、とっつきにくいかも知れませんが、Give it a try. きっとうまくいくと思います!