【質の良い睡眠のとり方】生活習慣や入浴法って?
今や国民的な病ともいわれているのが、日本の睡眠事情です。
なかなか深くそして長時間睡眠をとるのが難しいといわれています。健康的な体質を作っていくためには、どうしても睡眠は必要不可欠です。
効率的に眠っていくためには、どのような方法があるのでしょうか。
様々な生活習慣を改善していくことによって、睡眠の質をアップしていくことができます。
今回は質のより睡眠をとるための生活習慣をみていきましょう。
日常生活で意識すべきこと
日中で色々と意識しなければならないことがあります。
これらをクリアすると、着実に睡眠をとることができます。
常に意識して日常生活で取り入れていくことで、質の高い睡眠をとることができるでしょう。
- 日中は太陽の光を積極的に浴びていく
- 眠る前にテレビの視聴などを避けること
- 眠る前の読書もやめる
人間は太陽の光を浴びると健康的になっていきます。
光を浴びていくことによって、体内で睡眠を取る時に必要な物質となっているメラトニンというものが体内で生産されていきます。
日中は極力光を浴びていくことによって、体内にメラトニンをしっかりと蓄えていきましょう。
パソコンの画面であったり、テレビやスマートフォンなど明るいモニターを目に入れてしまうと睡眠の質を下げてしまうことになります。
なるべく就寝する1時間前になったら、全てのモニターを落としていきましょう。
そして照明は明るすぎず暗めにして、ゆったりとリラックスして過ごすようにしてください。
寝る前の読書は良いとされてきましたが、実は読書は脳を活性化させ深い眠りを妨げることが判明しました。
就寝の直前での読書はなるべく避けたいところです。
睡眠の質を上げる入浴法
お風呂に入ると体を綺麗にしていくだけでなく、血行の促進などに効果をもたらしていきます。
そのためお風呂にしっかりと入っていくことが重要になっていきます。
- ぬるめのお風呂へ入る
- 極力熱湯は避ける
体温が低下していくことで、人間というのは眠気を感じていきます。
ただ極端に寒くしていくのではなく、お風呂はぬるめにしていきましょう。
そしてゆっくりと浸かっていくことで体温が徐々に上がっていきます。
ここで体温を下げていくリズムを作れれば、睡眠も質の徐々に上がってきます。
よく美容のために熱湯に入っているという方もいますが、これだと交感神経を徐々に高めていってしまうため逆効果となってしまいます。
熱いシャワーも逆効果となりますので、目覚めた時に浴びてください。
睡眠をとる際に意識すること
意識して睡眠をとると、なかなか深い眠りにつくことができません。
そこで意識して別のことを考えておくといいでしょう。
こうすることでモチベーションを維持していきながら眠ることができます。
- 今日の出来事を眠る前に思い起こしながら床につく
- 睡眠用の聖域を事前に作っておく
日常生活では色々な出来事に遭遇します。そんな出来事を眠る前に思い出してみましょう。
些細なことでも眠る前に思い出すことが大切で、一日で感じた心地が良くなる事柄を色々と思い出していくといいでしょう。
心理的にも余裕が出てきますので、起きた時に再度モチベーションを上げていくことができます。
家庭の事情で許される時には、寝室を睡眠用の聖域としていくといいでしょう。
読書などは眠るための儀式であると意識し、部屋に入った時に就寝できるようにします。
他のことを一切考えないクセを毎日の中で作っていき、すぐに眠ってください。
いかがでしょうか。質のいい睡眠について色々と考えなければなりませんが、理想的な睡眠時間というのを自身の感覚で事前に決めていくようにしましょう。
一般的には7時間から8時間が理想的となっていますが、自分に合う時間で構いません。
合う状態を自分の身体で試しながら決めていきましょう。