シエスタ!昼寝の美容・健康効果や睡眠時間は?
スペインには”シエスタ”という時間があり、昼食後にお昼寝する時間をみんな作っています。
シエスタだから・・と本当にお店も会社員も全然働かずに、ゆったりとお昼寝したりゴロゴロと午後のひとときを過ごす姿は、ちょっと日本人からは信じられないかもしれませんね。
そんなお昼寝ですが、実は美容や健康への効果がとても高く、仕事の業務効率も上げてくれるなど人間にとって推奨すべき行為なんです。
そんなシエスタタイム(お昼寝)についてみていきたいと思います。
昼寝がなぜ良いのか?
一般的に世界中の他の国では、1日の平均睡眠時間が8時間以上と多いのに対して、日本働く女性は7時間半と短く、慢性的な寝不足に陥っている人も多いといわれています。
むしろ「昨日寝てないの」という寝不足自慢をする国は日本だけで、しっかり寝ている人は暇、頑張ってない人というレッテルを張られることさえあるおかしな状況です。
ですが睡眠時間が短いと、体内時計が狂い、食欲や集中力の低下、ストレスが蓄積されるなど何一つ良いことはありません。
そこで夜に足りない睡眠を、お昼寝することで効率良くまかなう事ができるのです。
お昼寝の美容効果
- 美肌効果
- ダイエット効果
- リラクゼーション効果
睡眠が日中に浴びた紫外線ダメージを減らし、ホルモン分泌からコラーゲンを生成してくれるため、ハリのあるきめ細かな美肌を作ってくれます。
昼寝中に分泌される成長ホルモンで筋肉量が増え、代謝もアップされるためダイエット効果に繋がります。
お昼寝をとることで心身がリラックスしリフレッシュされるため、精神的にもリラックスできます。
また同時に血液やリンパの循環もよくなります。
お昼寝の健康効果
- 高い疲労回復効果
- 集中力のアップ
- ストレス解消
- 認知症や心臓疾患予防
昼寝は夜の3倍もの疲労回復効果があるといわれ、短い時間でも夜の最も深い眠りの状態ですので効率良く疲労が解消されます。
デスクワークなどで酷使された脳や神経も回復されるため、自然と集中力が上がり、仕事の効率もアップします。
短い昼寝で脳をリフレッシュさせると、すっきりと心身が調整されストレス解消になります。
短い睡眠は認知症の予防や、心臓病予防につながるといわれています。
理想的な昼寝の睡眠時間は?
まず、昼寝はいいけど、お昼ご飯を食べて寝たら太るのでは・・?と心配な女性も多いかと思いますが、いわゆる「食べた後に寝ると牛になる」といわれるのは、2時間以上の長い睡眠の場合のみです。
ここでいう「お昼寝」とは美容や健康のため、午後からも活発的に動くためのガソリンタイムと位置付けていますので、理想的な睡眠タイムは「15分程度」です。
睡眠には脳も体も深くリラックスしている”ノンレム睡眠”と、脳が活発に動いている”レム睡眠”があります。
最初の眠りでノンレム睡眠に入りますが、30分を過ぎるとレム睡眠に切り替わり、とても起きづらい状態になりますので、15分や20分程度のノンレム睡眠時に起きるようにすることがポイントです。
お昼寝を習慣化させよう!
自宅で育児や仕事をしている方は、仕事を中断したり、お子さんが寝たら一緒にと比較的調整しやすいですが、外で働いている方は周りの目があって習慣化しずらいかもしれません。
お昼を食べたらあの公園で少しウトウト、、誰も使っていない休憩所で少し休む、、と毎日続けていると習慣化され体も自然とお昼寝を欲するようになります。
たった15分程度の事ですが、美肌や日々の健康、バリバリと活動的に仕事をこなす人を目指してお昼のシエスタタイムを取り入れてみてはいかがでしょうか?
お昼寝した時としない時の心身の違いを知ると、きっとお昼寝の重要性に気づくと思いますよ!