乗り物酔いの原因と【効果的な予防法】は?
長時間車やバスに乗っていたり、乗車中ちょっと地図を見たり、スマホをいじろうと下を向いていたらすぐに乗り物酔いしてしまう・・・
そんな方も多いんじゃないでしょうか?
筆者は比較的乗り物酔いには強い方なのですが、妻が車に乗ると良く車酔いを起こします。
ですから運転中は、揺れが極力少なくなるように注意したり、「前だけを向いておくよーに!」と注意を促すよう心がけています。
船に乗るために酔い止め薬を飲むのなら分かりますが、ちょっと車でお出かけするために毎回薬に頼るというのも身体に毒ですからね。
普段の乗車時はもちろん、特に旅行時など長時間車や電車に乗る時のためにも、今回は乗り物酔いについて調査してみました。
“乗り物酔い”の原因
そもそも何故乗り物酔いするのでしょうか?
多くの場合、車や船など揺れる乗り物に乗ることによって、耳の中にある三半規管と呼ばれる器官がバランスが取れなくなり、自律神経に異変が起こるため乗り物酔いが起こります。
またそれ以外にも
- 視覚的原因
- 嗅覚的原因
- 睡眠不足、疲労
流れる景色を見ることで脳が混乱し酔う。
排気ガスや車内の独特な匂いによっておこる気持ち悪さ。
睡眠が不足していると、三半規管がいつも以上にバランスを失いがちになるので酔いやすくなります。
長時間車などに乗る前日はしっかりと睡眠をとっておきましょう。
また主な症状としては、胸やけがする、気持ちが悪くなる、あくびが増える、吐き気、嘔吐などがあげられます。
乗り物酔いに効く予防法
乗り物酔いを防ぐための予防法にはこのような方法があります。
【事前にできる予防法】
- 前日はしっかりと睡眠をとっておく。
- 少し食事をとっておき、空腹を避ける。
- 市販されている酔い止め薬を飲む
- ベルトを緩めておく
- 自分は酔わない!と暗示をかける
睡眠が不足していると、三半規管がいつも以上にバランスを失いがちになるので酔いやすくなります。
長時間車などに乗る前日はしっかりと睡眠をとっておきましょう。
空腹の場合乗り物酔いになりやすいです。
出発前に軽く食事を取っておくことで予防できます。
(出発の1時間以上前に食べるのが有効)
ただし食べすぎは逆に乗り物酔いしやすくなる場合があるため、腹8分目以下を目安にしてください。
乗り物酔いがひどい方は、長時間移動の場合は薬の使用も有効です。
ベルトや服装がきつく締め付けられると酔いやすくなります。
できればゆったりとした服装がよいとされています。
乗り物酔いする原因の一つに、絶対に酔うから・・と思い込んでいる事が原因だといわれています。
私は乗り物酔いしない!と強く心に想うことが乗り物酔いを予防するには最適です。
【乗車中にできる予防法】
- 進行方向を見ておく
- 窓を開けて空気を入れ替える
- 話す・歌う・寝る
- 乗り物酔いに効くツボを押す
車などの場合ドライバーは酔わない事が多いですよね?
これは進行方向などを理解しているためです。進行方向をなるべく見て、車の動きを把握する事で予防できます。
※下を向くことが一番乗り物酔いを引き起こします。本や携帯などは極力みないようにしましょう。
車内の空気が淀んでいると酔いやすくなります。
定期的に窓を開け換気をします。
友人と話したり、音楽に合わせて歌ったり、寝てしまうことも有効です。
内関(ないかん)と呼ばれる画像の赤点部分にあるツボを押すことで、自律神経のバランスが改善され予防できます。
このように乗り物に乗る前と、乗っている際の準備によって乗り物酔いはかなり予防できます。
また車ならドライバーの方に乗り物酔いしやすいから、少し丁寧に走ってもらえると助かる、、や
バスなら揺れが少ない後方部の座席に座るなども自身でできる予防法です。
せっかくのお出かけ時に乗り物酔いでテンションを下がるのはもったいないので、筆者も妻にもこれからは、予防法を勧めてたいと思います。