本当はNG!ニキビを悪化させている間違った知識って?
わたしたちを悩ますニキビ。
皮膚の問題としてはいつでもトップを争うほどで、なかなか改善せず毎日が憂鬱ですよね。
しかしニキビが治らない原因は、もしかするとこれまでの改善法が逆にきびをひどくしていたかもしれないのです。
「今までニキビケアでこれが正解と思っていたことがNG」をまとめてご紹介します。
ビタミンEの摂り過ぎ
肌に良いものとして効果的なイメージなのがフルーツです。
加工されていないナチュラルフードとしてフルーツは人気ですが、糖質が多いのも確か。
過剰な糖質はニキビ肌のためにはNGです。
またビタミンの中には取り過ぎがマイナスになるものもあります。
その代表的なものが「ビタミンE」です。
ビタミンEといえばアンチエイジング効果が期待できる栄養素として比較的よく知られているものです。
特にサプリメントとしてのビタミンEの過剰摂取は、男性ホルモンの分泌が活発になるとみられます。
男性ホルモンの代表的な作用として皮脂の分泌も活発になるはたらきがありますが、この作用により皮脂腺が詰まりやすくなる可能性が高くなってしまうのです。
またビタミンEの過剰摂取により黄体ホルモンも分泌が活発になります。
黄体ホルモンとは生理前に分泌されるホルモンでですが、男性ホルモンと同様のはたらきがあるのが特徴です。
※もちろんビタミンEは必要な栄養素ですので、程よく摂取は心がけてくださいね。
洗顔をしすぎている
顔に浮き出てくる皮脂がひどいからと一日に何度も顔を洗ったり、ブラシなどを使ってゴシゴシ洗っていませんか?
洗っても洗ってもどんどん出てくる皮脂はもしかすると洗い過ぎが原因かもしれません。
にきびは肌に炎症が起きている状態。
また一見オイリーな肌に見えても実はインナードライと呼ばれる乾燥肌の可能性もあります。
こうなると洗い過ぎはNGでしかありませんし、敏感になっている肌に過剰な刺激は禁物です。
またクレンジング剤についても同様です。
メイク落としと同時に過剰に皮脂を取り去るクレンジング剤もNG!
敏感肌用のソフトなものがおすすめです。
ニキビ用化粧品の是非
現在さまざまなニキビ用化粧品が発売されていて、どれも試してみたくなるようなラインナップですよね。
しかしニキビ用とはいえ自分の肌にあっているかどうかは疑問です。
とりあえず試してみたくなった場合、できれば必ず目を通してほしいのが「成分表」です。
製品の状態を安定させるために添加されている化学物質が肌にとってNGかどうかなど、成分表をチェックするのは大切なことです。
例えば乳液は水と油を乳化させるために界面活性剤が使用されていることがほとんど。
この界面活性剤は肌のバリアを壊し、さらに乾燥を進ませてしまう可能性大です。
ニキビ肌&インナードライを改善するためにも成分表チェックを忘れずに。
毛穴ケアパックのやり過ぎ
最近は「やり過ぎは良くない」との情報が拡散されていますが、相変わらずの人気が毛穴ケアパック。
「ごっそりと取れる」とヤミツキになることからストレス解消の一環からやる人もいるようです。
しかし肌には自浄作用がはたらいています。
ニキビの原因となる毛穴にも自浄作用ははたらいているため、本来であれば毛穴ケアパックはほとんど必要ないのです。
もしやりたいのであれば月に一度程度で十分でしょう。
ピーリングのやり過ぎ
ピーリングにはいろいろな方法があります。
ニキビ跡をきれいにするのに効き目がありそうですよね。
クリニックや美容外科で受けられるケミカルピーリングは薬剤を肌に塗布し、不要な角質を取るものですが、肌質や肌の状況によってはNGです。
また家で行うピーリングには石鹸や洗顔料、化粧水、パックなどがあります。
いずれも角質にアプローチするものですが、早くニキビを治したい一心で使いすぎた場合、ピリピリと炎症が起きる可能性もあります。
自分の肌状態に合わせ様子を見ながら使用しましょう。
まとめ
「お!これはやってしまっていた!」ということはありましたか?」
ニキビで悩む方の肌はとても繊細なのです。
オイリーだからと皮脂を根こそぎ排除するような方法は今一度考え直した方が良さそう。
一生のお付き合いの肌がいつもごきげんな状態でいられるよう、ぜひ改善に取り組んでみてくださいね。