【病気?】爪に入った横線の原因と症状
手で物を持つときに力が加わる支えになったり、歩くときには指先まで力を伝えてくれるのが爪です。
そんな爪ですが、「爪は健康のバロメーター」といわれているのをご存じですか?
普段注目せず何気なく見ていたり、女性ならネイルアートをしていて本物の爪を見る機会が少ないと思いますが、
爪は色や形などによって、今の健康状態を教えてくれているんですよ。
そしてある日気がつくとあれ?なにこれ?と爪に変化が現れている分かりやすい現象が「爪に入った横線」です。
どこかでこすったのかな?と気にしない人も多いですが、実はこの爪の横線、健康障害を教えてくれている大切なサインなのです。
今回はこの爪に入った横線の原因と、教えてくれている症状をご紹介しますね!
爪に横線が入る原因
爪に横線が入る原因にはいくつかの要因が考えられます。
- ストレス過多
- 皮膚疾患
- 栄養不足
- 乱れた生活習慣
- 靴のサイズが合っていない
精神的ストレスによって、横線や凸凹になっている。
皮膚病によって、爪にも症状が現れている。
ダイエットや偏食からくる、栄養不足や栄養のかたよりによるもの。
特に亜鉛や鉄分不足の場合が多い。
睡眠不足や昼夜逆転の生活など、乱れた生活習慣によるもの。
窮屈で締め付けられたり、逆に大きくてこすれたりして横線が入る場合もあります。
他にも原因が考えられる場合もありますが、このように様々な原因によって横線が入る傾向があります。
指の種類別 症状の意味
爪の横線は全ての指に入るというよりは、特定の指に入る事の方が多いです。
それは指の種類によって、原因となっている体の症状が違うからなんですね。
では、具体的に指の種類別に原因となっている症状をみていきましょう。
- 親指の横線・・・
- 人差し指の横線・・・
- 中指の横線・・・
- 薬指の横線・・・
- 小指の横線・・・
精神的ストレス、過労
皮膚病や皮膚疾患
尿酸の排泄が良好でない
喉など気管系の病気、目の病気
神経痛などの病気
部位別にみるとこのような症状が疑われます。
また、髪の毛と爪は皮膚の角層が変化したものですので、密接に関係しています。
そのため、円形脱毛症の人は爪が横線のように凹むという症状がでる場合もあります。
これらはわかりやすく、その指にだけ横線が入っている場合が多いので、必ずしも当てはまるという事ではありません。
ですが、爪が教えてくれているバロメーターとして確認してみる価値はあるのではないでしょうか。
爪の横線を治す方法
爪に入った横線の原因は前述しましたが、治す方法としては逆に原因を潰していく必要性があります。
足の場合は靴のサイズを再確認する必要がありますが、手の場合(足も含め)はほとんどが「ストレス」と「栄養不足」が原因しています。
仕事や子育てなど、日常的にストレスを感じているな、、と自覚のある方は、どうすればストレスが抜けるだろうか?と実験的にストレス解除の方法を模索した方が良いよというサインかもしれません。
「ジョギングやヨガなどの軽い運動」「ほっとコーヒーブレイクの時間を増やす」「趣味に没頭できる時間を作る」など自分に合ったストレス解消法をみつけるようにしてみてください。
爪はあくまでサインだけで、後々大きな病気にも繋がりかねないのがストレスです。
自覚がない人もストレスを抱えているのか、、と気づき、自分をいたわるようにしてあげてくださいね。
またもう一つの大きな原因である「栄養不足」も気をつけなければなりません。
この飽食の時代に栄養不足!?と思われるかもしれませんが、ジャンクフードや冷凍食品が多くなりがちだったり、3.40年前の野菜と比べて今の野菜は品種改良で数分の一しか栄養素が無いとまで言われています。
気をつけているようでも人間の癖があるように、どうしても偏りがちな栄養をもう一度見直して、バランスの良い食事、場合によってはサプリでフォローしてあげるようにしてください。
また、十分な睡眠(深い睡眠)が確保できていない場合も爪に症状が現れやすいので、「安眠を作る」作業も治す方法の一つです。
爪をキレイに保つコスメの利用
爪が割れたり、凸凹になったり縦横の線が入るなど爪トラブルが起こりやすいのは、爪の栄養不足や健康状態が悪いことが多くの場合原因となります。
特に爪をきれいに保ちたい女性に対しては、スギナエキスやジメチルスルホンなど健康的で美しい爪作りをサポートする成分から生成されている爪専用コスメの利用がベストといえます。
美しい爪を作りたいという方は、爪に直接保湿や栄養補給できるコスメの利用を検討してみてもいいかもしれませんね。
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爪に横線が出来た場合は、まず精神的ストレスを疑うべきですが、その他にも様々な原因が考えられるんですね。
横線がカッコ悪いからといって、ただネイルで上からキレイにしても何の解決にもなっていません。
爪が早い段階で身体の異変を教えてくれているのですから、早めにキャッチして対応してあげることが大切ではないでしょうか。